サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

物書き志望です。
第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過
suntu501@excite.co.jp

リアルの古代中国史を参考にした架空興亡記です。
よかったらクリックして読んでやってくださいね。
「庸滅亡」http://ncode.syosetu.com/n7549cw/
「四層時代」https://ncode.syosetu.com/n1196eh/

昨日今日となにもせずに過ごしてしまった(照)。
朝起きて、ケーブルテレビをつけっぱなしにして、PCを起動して動画なんかを見たりなんかして、気がつくと寝落ちして図らずも「昼寝」なんかして、動き始めるのは夕方とか、そういう休日が多いです(苦笑い)。
まあこれはこれで悪くない過ごし方ではあるんですが、軽くなにかしようかなーと思いつつも腰が重いままで、結局そっちはできずじまいということも多く、それはそれでなんとなく物足りないような。
来週はちょっと動いてみようかなあ。

ようやく塩野七生さん著「ギリシア人の物語」全三巻を読み終えました。
そしたら巻末に、歴史エッセイはもうおしまいということが書かれていて、「そうかあ」という納得とともに感謝や寂しさも湧いてきています。


塩野七生さんは1960年代後半から、「ローマ人の物語」「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」等、主に古代からルネサンスにかけてのイタリアを中心としたヨーロッパ・地中海地方の歴史を題材に著作を重ねてこられた作家さんです。
ぼくは歴史好きではあっても、基本的に中国史に集中していたんですが、ヨーロッパに興味がいったとき、ちょっとしたきっかけがあって塩野さんの著書と出逢い、それ以来かなり読み倒しております(笑)。


ご自身で「歴史エッセイ」とおっしゃってるように、歴史書でもなければ歴史小説でもありません。
実際に起こったことを、ご自分の言葉でわかりやすく著述して、ご自身の考えや感想を加えて文章を連ねてらっしゃいます。


塩野さんは学者ではないので、考察も考証による事実だけではなく、ご本人の感想を思いつくままに書かれているところもあり、そのことで批判する人もちょいちょい見かけますが、そこはすでに「私は学者ではなく作家なのでかなり好き勝手書いてます」というようなことをご自身が最初からおっしゃっており(だから著書名も「ローマ人の物語」「十字軍物語」等「物語」とつけてらっしゃるものも多い)、そこをしたり顔でツッコむのは「ネタバレしてます」と断ってる感想ブログに「ネタバレはいけないと思います」とツッコむのと同様の恥ずかしさがあるとぼくは感じています(苦笑い)。


そして塩野さんの偉大さは、その部分にこそあるともぼくは思っています。
ぶっちゃけていうと、学者さんの書く歴史書は、きっちりと事実と考証を重ねてのものであり、正確性や誠実さは信頼をおけるものですが、いかんせんそれだけに読みにくいものが多い(苦笑い)。
また文章も読みやすさより正確性を重視するため、くどくなる傾向もあり、専門家でもなければかなり気合いを入れないと読みこなせない。
ぼくも学者さんが書く本を読むときは、気合いを入れて読んでます(苦笑い)。


そのあたり、塩野さんの文章はすっきりしているし、盛り上げにも配慮をしてくれていて、いち読者としてすごく読みやすくておもしろい。
それでいて「この人がどうしてこういうことをしたか」など内面や裏面に関する考察はともかく、「何が起こったか」という歴史上の事実を改ざんするようなことはない。


これだと歴史書のように難解で頭に入ってこなかったり、教科書や年表をただ眺めてるだけでは記憶に残りにくいような歴史的事実や事件が、すっと自分の中に落とし込めるんですよね。
もちろん全部を完全に記憶するなんて無理ですが、流れはわかるし、あとで思い出しやすくもなる。


要するにその国や地域の歴史への導入作としてはもってこいってことなんです。
塩野さんの作品を読んでだいたいの流れをつかんでから、他の本を読んだり調べたりして、自分なりの歴史観や考察を作っていける。
たぶん日本におけるイタリア・地中海地方の歴史への導入部としては、中国史における吉川英治さんの小説「三国志」や横山光輝さんのマンガ「三国志」に匹敵するくらいの貢献度があるんじゃないかな。


その塩野七生さんが、ご自身のライフワークに近いところがあったであろう歴史エッセイを終わらせるという。
イタリアどころか古代ギリシアまで書ききって、もう書くこともないというのもあるでしょうし(苦笑い)、またこれだけのものを書き続けるには年齢的に難しいというのもあるでしょう。
だからぼくも寂しさは感じつつも納得しているし、なにより感謝をしています。
本当にありがとうございます。


とはいえ歴史エッセイを終わらせるだけで、まだまだ作家活動は続けられるでしょうし、ぼくもこれまで発表された作品をこれからも何度も読み返すでしょうから、まだまだよろしくお願いしますというところですが(笑)。


ただちょっと申し訳ないなと思うのは、塩野さん、「ギリシア人の物語」三巻末で、「これまで歴史エッセイを出版し続けてこられたのは、読者が購入してくれたからです、感謝します」というようなことを書かれていたんですが、ぼくは「ローマ人の物語」の文庫本全巻だけしか買ってないので、そう言われると赤面しつつ「すいません」と謝ることしかできないのですが(苦笑い)。


何にせよ、もう一度感謝を。
どうもありがとうございました。

カードゲームは一切やらないわりには観ている「遊☆戯☆王VRAINS」(笑)。
しかしあれはアニメ観てるだけでも、本気でやろうとしたら「このカードを出したらこの効果があって、そうなるとこっちを使えて、そしたらそのモンスターでさらにこっちを…」と、相当頭使わないといけないみたいだな(汗)。
極めようとしたら将棋や囲碁くらいの水準になるかもしれないが、いかんせん、それらと違ってカードはどんどん増えるし、新しいルールにマイナーチェンジもされるようで、金も思考もキリがなさそうだ(苦笑い)。


それはそれとしてこのあとは「遊☆戯☆王VRAINS」のネタバレ入ります。


「遊☆戯☆王VRAINS」では主人公のプレイメーカー=遊作をはじめ、六人の「ロスト事件」の被害者がいます。
この「ロスト事件の被害者」っていうのが、ぼく的にはなかなか絶妙ないい設定だなと感じております。
「黒子のバスケ」の「キセキの世代」もいい設定だと思ってますが、それと似たところがあるかな。
http://suntu500.blog.jp/archives/1062650877.html


ロスト事件とは、十年前、意思を持ったAIを創ろうと考えた科学者が六人の子供を誘拐、監禁し、彼らのデータを取るためデュエルを強要した事件です。
主人公の遊作は当時六歳。


トレーラーのコンテナのような細長い、他に何もない密室に監禁された彼らは、毎日毎日強制的にデュエルをやらされます。
負ければ体に電撃が走り、食事も貧弱になっていきます。
つまり比喩的な表現ではなく、命懸けでデュエルをこなさなければならない。
それが密室から出されることもなく、他の誰ともコミュニケーションも取れない状況で、しかもいつ終わるかわからない中で続くわけです。
小学校低学年や幼稚園に通うような子供にこんな無茶をやらせるんだから、彼らがどうにかならない方がおかしい。


結局は半年後、ある人物からのタレコミで彼らの居場所が知れ、全員が救出・保護されて彼らの悪夢は終わります。
が、前述したように、彼らの心には、日常生活に戻ることもままならないほど深い傷がえぐりこまれました。


六人のうちの一人、草薙仁はいまだに廃人同様で、病院のベッドに寝たきりのまま。
遊作もカウンセリング等を受け、表面的には日常生活を送れるようになってますが、心の奥底には常に事件の影があり、事あるごとに彼を怯えさせます。
そしてこの悪夢のような過去は、忘れようにも絶対忘れられないことを確信した遊作は、恐怖を根本からえぐり出すため、ロスト事件の首謀者を探し出し、事件の真相を解明することを決意し、草薙仁の兄・草薙翔一の協力を得て、プレイメーカーとしてロスト事件と関係があるらしい「ハノイの騎士」という謎の組織と対峙してゆく――


というのが「遊☆戯☆王VRAINS」のおおまかなあらすじ。
ヒドい話のロスト事件ですが、ただこの設定のおかげでプレイメーカーの強さの理由が引き立つのも確か。
生きるか死ぬかというほどの狂気じみた実戦を何度も経験してきたんだから、強くならない方がおかしい。
しかも他のデュエリストでここまで無茶な練習や特訓をしてきた者がいないのも明らかで、視聴者にも「ロスト事件の被害者」が驚異的なデュエリストだというのは自然に納得できるんですよね。


ロスト事件の被害者はここまで六人中四人が登場しています。
その中の一人、スペクターはもともとかなりヒネた人格だったため、ロスト事件を喜んで甘受しさらにヒネた人間になり、ハノイの騎士に荷担して、プレイメーカーの前に立ちふさがります。
性格的にホントにヤバい奴だったが、プレイメーカーに負けたとはいえ死んだわけではなし、また出てくる可能性はあるな。


そして新シリーズになってでてきたソウルバーナーこと穂村尊(ほむら たける)。
彼も事件の影響で、つい最近まで不登校で引きこもっていましたが、自分の人生をメチャメチャにしたハノイの騎士を打倒した者たちがいると知り発奮、遊作に接触、共闘を誓います。
まだ出てきたばかりだけど、OPアニメでの描かれ方や、ロスト事件の被害者という立場的に、「プレイメーカーと同等の力を持つ真の相棒」という役どころになるみたいだ。
遊作も相当気難しいところがあるけど、相手が「ロスト事件の被害者」となればさすがに心を開いてもおかしくない。
実際、観てるこっちもロスト事件の被害者というだけで、その実力も厚遇も「さもありなん」と納得してしまっております(笑)。


事件の被害者はあと二人。
まだ被害者だと明かされていないだけですでに登場してる可能性もありますが、どんな奴が出てくるか、今から楽しみです。

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