サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

物書き志望です。
第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過
suntu500@yahoo.co.jp

古代中国・後漢初代皇帝・光武帝の兄、劉縯の短編小説。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/139306536/810627221

一般にピンバイスといえば模型工具で、プラモデルに穴を開ける小さなドリルのことですが、この場合はプラモデルショップの名前になります。


創業46年。ぼくらが住んでいた地区では有名なお店で、ぼくも小中学生の頃、本当にお世話になりました。
ガンプラブームのときも朝から並んでここで買ったし、そうじゃないときも暇さえあれば顔を出して棚に並ぶプラモを眺めて楽しい気分を味わっていたものです。
プラモデルだけでなく、バンダイが発売していた「模型情報」という小冊子や、タミヤRCカタログなんかも買ってたなあ。


店長さんは禿頭のやさしい感じのおじさんで、ピンバイスに通っていた人たちはみんなよく覚えているはず。
その店長さんが、七月に亡くなっていたそうで…


それを知ったのはX(ツイッター)だったんですが、発信はピンバイス関係者ではなく、「MODEL ART」というプラモデル専門誌のツイートで、さらにそこから声優の関智一さんのリポスト(リツイート)で知りました。
あの小さなお店が専門誌にも知られているほどだったんだな。
そして関さんはぼくとほぼ同世代の同郷で、やはりピンバイスに通っていたそうで…


ものすごく狭い地域での話ではありますが、あの近辺に住んでいて、プラモデルに少しでも興味がある人にとっては、大きな訃報だと思います。
ぼくもお店には本当に何年も行ってなかったですが、それでもやはり、悼む心は自然に湧いてきます。


小林店長さん、本当にありがとうございました。
お店がどうなるかはわかりませんが、でもぼくらはきっとピンバイスというプラモ屋さんのことは一生忘れません。
もう一度、ありがとうございました。




BSフジでは毎週金曜日の昼12時から、二時間サスペンス「浅見光彦シリーズ」を再放送してるんですよね。
ただ先々週までは中村俊介さん主演のシリーズだったんですが、それがすべて放送し終えたか、先週からは榎木孝明さん主演のシリーズに戻っています。


「戻っています」というのは、フジテレビの浅見光彦シリーズはもともと榎木孝明さんが主演だったのが、途中から中村俊介さん主演に移ったという経緯があるからなんですね。
聞くところによるとこれは榎木さんが「浅見光彦はいつまでも若くないといけない」と自ら降板したためだそうで、実際、最初に榎木さんが浅見光彦を演じられた映画「天河伝説殺人事件」(1991年)のときにすでに35歳。
フジテレビのシリーズが始まった1995年で39歳。最終的に46歳まで演じられたようですが、「永遠の33歳」である浅見さん(最終巻前に34歳になったけど(笑))を演じるのは、いかに若く見える榎木さんでも無理が出てきたのかもしれない。
ただ榎木さんはシリーズから降りることはなく、中村浅見シリーズでは警察庁長官の兄・陽一郎さんに昇格(?)していて、「永遠の47歳」である陽一郎兄さんにバッチリの年齢になっております(笑)。


浅見光彦シリーズは、いろんなテレビ局でいろんな役者さんが演じられていますが、個人的には榎木孝明さんがベストだと感じています。
これは最初に出逢った浅見光彦が、榎木さんが主演なさった映画「天河伝説殺人事件」だったためというのもあるんですが、そこから原作に手を出して何冊も読み進めていくうちに、浅見光彦のイメージとすごく重なっていったからっていうのが大きいんですよね。


浅見さんは、フリーのルポライターという社会的に不安定な立場だけでなく、高級官僚家系という家庭でもピースに当てはまらない、公私ともに浮草的で異端な存在であり、自身もそのことに肩身の狭い思いをしながらも、根本の部分ではそのことをさほど重視せず、飄々と生きている。
これはおそらく感性や感覚の一部がどこか他の人とズレているためとも感じるんですが、これが榎木さんご自身のキャラクターとすごく重なるんですよね。
榎木さんもご本人のいろんなエピソードを聞くと、普通の役者さん、普通の人と違うところがずいぶんあると感じるものですから。
だからたぶん、他の浅見さんを演じてきた役者さんより、本質的に浅見光彦に最も近いのが榎木さんじゃないかと思っているんです。


先週の金曜日に放送されたのが浅見光彦シリーズ・1「伊香保殺人事件」(1995年)。
この事件を皮切りに、榎木さんは「14」まで浅見さんを演じられているそうです。
中村さんが「15」から引き継いだシリーズは、なんと「53」まで作られているので、大部分は中村浅見になるわけですが、それでも榎木浅見の魅力が落ちるわけではない。
そんなわけでこれからしばらく、久しぶりに榎木さんの浅見さんをあらためて楽しませてもらおうと思っています。



本当に日記がごぶさたになってしまった。
この前終わった「水星の魔女」とか、最近読んでる本のこととか、書きたいことは結構あるんだけど、書き始めると長くなるし、一気に書き上げられる自信もあまりないため、「今日はいいか…」となっちゃって、結局このていたらくなんですよね(苦笑い)。
ツイッターで一言書く分くらいはまったく負担にはならないけど、140字程度ではまったく足りないという、いろんな意味で中途半端な状態で。


でもまあ水星ちゃんはおもしろかったな。
ぼくはアナザーガンダム肯定派ではあるんですが、実はあまりちゃんと観た作品は多くなくて。
SEEDをはじめ、いろんなアナザーは新しいガンダムファンを取り込んでくれるために必要で、ガンダムというコンテンツが大好きな自分としては「作ってくれるならいくらでも作って!」というのが真情というかスタンスです。
新規ファンが入ってこなければ、エンタメに限らずどんなジャンルでも衰退するのは必至ですから。


ただそういう要素と、自分がその作品を好きになれるかどうかは別問題でして(苦笑い)。
これまで観た、観なかったアナザーは


G(何度も観た。大絶賛(笑))
W(観た。再放送やってればちょいちょい観る)
X(途中離脱(;^_^A))
SEED(10話くらいまで観て途中離脱)
SEED DESTINY(SEEDの流れで未視聴)
00(1st・2Nd共に未視聴)
AGE(フリット編途中で離脱)


とまあ、結構な未視聴ぶりで(;^_^A
ただ00以外は一応ちょっとは観てからのことなので勘弁していただけると。


だけどここ二作品(鉄血のオルフェンズ・水星の魔女)は最初から最後まで観てるんですよね。
それも毎週リアルタイム視聴するほど楽しみにして。
この辺は、作り手の波長とこちらの波長が合ってきているっていうのもあるのかな、と感じています。



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