サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

物書き志望です。
第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過
suntu501@excite.co.jp

リアルの古代中国史を参考にした架空興亡記です。
よかったらクリックして読んでやってくださいね。
「庸滅亡」http://ncode.syosetu.com/n7549cw/

ぼくに大相撲のことを語る資格は実はありません。
なにしろこの20年以上、まったくと言っていいほど観てないから(苦笑い)。
とはいえ、それだからこそ耳に入ってくるのは角界でも主要ニュースばかり。
最近は稀勢の里の話題ばかりを聞くな。
どうやら久しぶりの日本人横綱ということで大盛り上がりらしい。
ただそう聞くと、個人的にはちょっと眉をひそめたくなる気分にもなります。
稀勢の里個人に対してではなく、
「それって外国人力士たちにすごく失礼じゃないだろうか?」という不快さです。


感情としてわからないわけでもない。
べつに日本人だけじゃなく、他の国の人たちでも自国の国技やそれに類するスポーツで、
他国の人間ばかりが優勝していたら、久々の自国民の活躍に盛り上がることでしょう。


でもなあ、とやはり思う。
だったら外国人力士を呼んでくるなよと思ってしまう。
彼らは自分の国からまったく知らない国へやってきて、
そこで寂しい思いやつらい思いをしながら必死に稽古して、
強くなって成果を出している。
彼らには彼らなりの事情があって(金銭とか)やってきたというのがあるにしても、
その意志と意気と努力には、より敬意を持つべきじゃないでしょうか。


また「やはり相撲の真髄は日本人にしかわからない」的な考えがあるとしたら、
これもまた眉をしかめたくなる。
相撲やその真髄って、国籍も人種も越えて伝えられる、
本当にすばらしいものじゃないんだろうか。
もし日本人にしかわからないような、せせこましくて小さいものだとしたら、
ぼくにはその方がガッカリです。


視点を変えて考えてみるとわかりやすいかもしれない。
西洋のバレエや音楽などを日本人が修得しようとしているのを見た西洋人に
「西洋文化を日本人が本当に理解できるはずがないだろう」と言われたら、
どう感じるか。


相撲に限らないけど将来的な理想としては、
あらゆる国の、あらゆる人種の人たちが同じように土俵に上がり
(極端な話、一人も日本人力士がいなくても)、
応援する人たちも同じように歓声と賞賛と敬意を贈る。
そうなったとき、相撲の真の価値が、さらにもう一つ証明されるんじゃないでしょうか。
そんな風にも感じています。

2008年のガンバ大阪以来優勝がなく、
Jリーグ勢の低迷が続いてるとされるACLことAFCチャンピオンズリーグ。
ぼく個人の感覚としては、優勝はなくても毎年ベスト16には2クラブ以上入っているし(2013年をのぞく)、
全体的にそこまで低迷している感はなかったんですが、
今年は久々に3クラブがベスト16へ、しかもすべて1位抜けと、
近年では最もいい成績でグループリーグを突破できたんじゃないでしょうか。
ガンバも第5節にギリで追いつかれなければ最終節で充分突破の可能性は残っていたし。


これまでACLでJリーグ勢が今一つ結果を出せなかったのは複数の理由が連なってのことで、
韓国・中国をはじめ他国の事情も関わってくるだけに、一慨に「これだけが原因」とは言えない。
ただ、国内だけを対象に一サポーターの感覚・印象だけで言うと、
ここ数年でようやくJリーグ全体でACLを戦う体制が整ってきたのが大きいかなと感じています。
それも物心両面で。


ぼくの中で10年くらい前までのACLの立ち位置は「ついでの大会」というところでした(苦笑い)。
まだ体制もレギュレーションも確立されておらず、
Kリーグ以外の国と戦う場合は、内容も結果も大差がつく楽勝も多かった。
負ければそりゃあ悔しいが(苦笑い)、出たからといってさほどの喜びもなくて、
存在自体にたいして「重み」やステータスがなかったんですよね。


また当時の日本は「国内」の次は直接「世界(欧州)」を意識していて、
アジアをそれほど重視していなかった。
今もその傾向はあるけど、当時はそれ以上だったと感じます。
韓国や中東の強豪以外には「勝って当たり前」的なところもあったからね。


だけど浦和やガンバがACLで優勝して、
中東の視界にJリーグクラブが入ってきたあたりから雲行きが怪しくなってきた(苦笑い)。
Jリーグで活躍する外国人選手をバンバカ引き抜かれ、クラブのチーム力が低下する。


さらに中国の「爆買い」がほとんどブームになり(苦笑い)、
中国のクラブチームの実力がこれまでと比べものにならないくらい強大になってしまった。
もともとトーナメント向きの戦い方が得意な韓国も今まで通り強力。
加えて中韓の二国は、日本より外面を気にする性質だから、
ACLにはより力を入れてくる(苦笑い)。


もう一つ、まだ顕著とは言えないけど、アジア各国、
特に東南アジアの各国が徐々に力を付けてきて「ボーナスステージ」とは言えなくなってきた。


それやこれやでこれまでは、
言い方は悪いがJリーグの「片手間」で勝てていたACLが、そうもいかなくなってしまった。


だけどここ10年で、ようやく様々なものが変わってきたような印象があります。
「カネをかけて強い選手をたくさん集め、
JリーグとACL両方を戦えるようにした」なんて単純な話ではないですよ。
もちろんそういう要素もありますが、それだけでなく、
クラブがACLを戦う前提でチーム編成を考え、そのための予算を組んだり、
リーグも全体でACLに出場するクラブの負担を軽減する方法や支援する方法を考えたり、
また選手も「ACLに出たい」という意識が強まったり、
サポーターの中でもACLの存在を相応の重みを持って受け入れられるようになったり。


そういういろんな要素が絡み合い、またACL経験も蓄積され、
リーグ全体の「ACL仕様への肉体改造」が実を結び始めたような、そんな感覚があります。


また、他国の状況を見てみても、徐々に状況は変わってきている。
中国の爆買いは、ビッグネームから断られることも増えてきたようで、
ようやく終息に向かいつつある。
韓国は経済の低迷もあり、企業チームの多いKリーグはその影響をもろに受け、
強化もままならないようです。
今年に限って言えば、K最強の全北現代が八百長問題でACLに出場できなかったりと、
サッカー界そのものにも問題があるらしい。
この辺、最近はJリーグも妙に問題が増えてきたから気をつけないといけないが(汗)。


それとACLの出場規定が今年から大幅に変わることも、
タイミングよくJリーグ勢の発憤材料になった面もあるか。
これまでは過去三年の、クラブ+代表の成績で各国リーグのACL出場枠を決めていたのが、
2020年からは過去三年の「クラブ成績のみ」に変更されたらしく、
つまり「今年から三年の成績」で2020年の出場枠が決まっちゃうんですよね、たしか。
日本は代表の成績はアジアトップクラスだけど、
そのアドバンテージが使えなくなるのは痛いからね。


今年もまだグループリーグが終わったばかりで予断は許されないけど、
今は追い風が吹いてきてるのは確かだと思います。
これで結果=優勝ができれば、さらに勢いに乗れるからね。
東京以外のクラブというのが気にくわないが(苦笑い)、
とにかくがんばってほしいもんだ。

ネタバレ入ります。


久しぶりにいい読み切りマンガを読んだ…


アビの日」は今週のモーニングに掲載されていた第4回THE GATE編集部賞受賞作品で、
フィンランドへ留学した日本の大学生を主人公に描かれています。
http://morning.moae.jp/magazine/morning

青年誌だし心の嫌な部分をえぐられるような話かと思ったんですが(そういう面もありましたが(苦笑い))、
予想以上に読後がさわやかな作品で、最近ではちょっと珍しいかもしれません。


というよりこういうのが受賞して掲載されるということは、
人の心の暗部をえぐるようなドギツい内容が当たり前の青年誌に少々うんざりしはじめた人が、
読者にも編集者にも出てきたのかもしれない。
じつはぼくもちょっとね(苦笑い)。


青年誌は少年誌では描けない、そういう部分こそが魅力で、
存在価値と言ってもいいくらいかもしれない。
だけど最近は、青年誌と少年誌の中間のような雑誌も普通に存在し
(ぼくの中ではガンガンやアニマルや別冊マガジンがそんな感じ)、
それらのドギツさと差別化を測ろうとすると、
より強烈な内容や描写にしないといけなくなる。
ぼくの好みからすると、ちょっとそこは辟易するところがあり、
人気作でも敬遠することが多いんですよね。


それはともかく「アビの日」ですが、フィンランドの高校の雰囲気とか、
国自体の教育方針とか、日本との差違とか、
そういう部分が描かれていてとてもよかったです。
作者さんが取材したのか、それとも本当に留学経験があるのかもしれないが、
後者ならなおのこと作品に価値や重みが増すね。


この作品が目に入ったのは、ぼくが最近、北欧の各国に関心があるというのも理由です。
北欧は、国土は狭いわけではないけど人口は多くなく、巨大産業があるわけでもない。
だけど「幸福度の高い国」ランキングの上位に必ず入ってくる。
そのあたりに惹かれて、いろいろ調べたり本を読んだりしてるものですから。


このマンガでも書かれていたけど、
フィンランドの教育は「1人の100歩より100人の1歩」を方針にしているそうです。
早々に単位を取って2年くらいで卒業してしまう子もいれば、
三年、四年と時間をかけてじっくり理解してから卒業する子もいる。
それぞれのペースで、一人も脱落させずということ。


ぬるいと見る人もいるだろうし、それはそれで間違いではないとも思う。
競り合うことで伸びる力も、発揮される才能もあるからね。
ただ個人的には、許されるならこういう学校で学びたかったなあというのはあります。
ぼくは最近になってようやく自覚したんですが、競争とか苦手っぽいので(苦笑い)。
いや、戦いや勝負事は好きですが(じゃなきゃサッカーファンもやってない)、
自分自身がそういう世界に入って生き残れるほどのものは持っていないというか。
だから勝負の世界で戦い、生き残っている人たちは心から尊敬です。
と同時に、だからって自分が存在として劣っているとは思わない。
のんびりのんびりやっていくのが合っているというだけでね。


そんなわけで「アビの日」で描かれていたフィンランドの学校は、すごくあこがれます。
しかもこれで成果が出ているんだからなあ。
フィンランドの学力は世界トップクラスだそうです。


なんにせよ作者の小森江莉さん、これから注目だな。


…しかしなんというか、今回の「アビの日」だけじゃなく、
最近は本当に思いもかけず北欧関係のものが目に入ってくることが多いです。
意識しているから目につきやすいというのもあるかもしれませんが、
でもそれだけとは言い切れない偶然もよくあるんですよ。
これは北欧へ行けってことなのかなあ(苦笑い)。

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