http://ddnavi.com/news/201349/?t=summary
1位・2位は鉄板だろうからある意味ノーカウントでいいくらいかもしれない(苦笑い)。
だけど3位に「Moon Revenge」が入ってきたのは、
意外でもあり当然とも感じ、自分も結構みんなと同じだったんだなと感じています(笑)。

セーラームーンのラストバトルは個人的に「1期」と「S」が好きです。
特にSは聖杯を無くして変身出来ないのに、
ほたるを救うためだけに必死でスーパーセーラームーンに変わろうとするところ。
はるかになじられてることすら耳に入らず、
「変わってよおっ!!」と泣き叫びながら地面を拳で思い切り叩くシーンには、
恐怖に近い戦慄が背筋に走ったのを覚えています。
あの演技が「三石琴乃マジで凄ぇ…」と全身で真に実感した瞬間でしたね。

そして映画のR、「Moon Revenge」をBGMにしたクライマックスシーン。
あれもよかった…
というかあのシーンのBGMだからいいっていうのもあるな(笑)。
もちろんシーンにバッチリガッチリハマッてるってのも大きいけど。
四人の回想で、なんだかんだでやっぱりうさぎが中心だというのを強く実感したのと、
セーラームーン=うさぎが本当に全力、全生命力を懸けるのは、
誰かを倒そうとする時より、
救おうとする時、守ろうとする時なんだなと、
Sの時とあわせて強く感じたし、一番感動しています。

このあたりは少年向けの主人公がやると、
ぼくとしてはちょっと感覚がズレるところがあるんですよね(苦笑い)。
やっぱり男は誰かを守るためと言いつつ、
戦ってるときはそんなのどっかへ吹っ飛ぶ。
少なくとも全神経を研ぎ澄まし、
目の前の敵にすべてを集中している瞬間は消えるし、
そうじゃないと感情移入できない。
Gガンダム4話でレインが言ってたように、男ってバカだから(笑)。

でも女の子が主人公の場合は、こっちの方がいい。
セーラームーンは戦う女の子の作品だけど、
最終局面では「守るため」「救うため」を前面に出してくれるシリーズが一番気持ちが入ります。

Sのラスト。
ボロボロになり、意識すら失ったスーパーセーラームーンが、
それでも赤ん坊になったほたるを抱いて守って立ち尽くす姿は、
もしかしたらシリーズの中で一番うさぎの真価を表していたシーンかもしれない。
あれがあるから普段どんだけアーパーでもみんなの中心なんだよな、うさぎは(笑)。