昔のMDからダビングしたものを聴いていると久しぶりなのがずいぶんあって楽しく、
当時の騒動を思い出す作品もあったりしてそちらも楽しい。


エロゲ原作の「SHUFFLE!」も当時は話題になったなー。
エロゲとはいえ泣きゲーの種類のものだったのが暗く陰惨(陰湿?)に改変されてしまって、
賛否両論というよりほとんど否で盛り上がってしまった(苦笑い)。
ぼくは原作はやってなかったし、暗い話は苦手なので観たり観なかったりでしたが、
やはり「空鍋」はスゴかったね(笑)。
ぼくは「古女房的世話焼き幼なじみ」はツボなので楓押しだったし、
ゴットゥーザ様との出会いの作品・キャラだったので、余計印象に残っている(笑)。
かといって一途さやその他諸々の要因からヤンデレ化してしまうのは嫌いではないので、
悪い印象ではなくインパクトが強かったというだけなんですが。


あと同じ監督のみなみけ二期「みなみけ〜おかわり〜」も不評だったな(苦笑い)。
これはぼくも苦手ではあったんですが。


ただこれは監督やらせた方もどうかなーとも思うんですけどねー。
細田直人監督はもともとこういう暗い方向の作風の人だとわかってるだろうに、
なぜ純愛押しのシャッフルや、ほのぼのなごやか系のみなみけをやらせたのか。
いや、裏の事情はわからないので細田監督が自分でやりたいと挙手したのかもしれないし、
イメージをガラっと変えて新しい作風を盛り込もうという意欲もあったのかもしれない。
それは悪いことどころかいいことなんだけど、
結果的には大多数から反感買っちゃったからなー(苦笑い)。


もっとも、監督の力量自体が劣るわけでは全然ないというのは証明されてる。
もしただのつまんない演出だったら話題に登ることもなかっただろうし、反感を買うこともなかった。
心にえぐりこんでくる演出だったからこそ、
より強くアレルギーが出て反発されちゃったんだろうからね。


だから最初から暗い系の原作とかオリジナルの話なら問題なかった、
好評を得られただろうなっていうのはあると思ってたりします。
細田監督の作品じゃないけど、「魔法少女まどか☆マギカ」は暗い内容ながら大ヒットした。
だけどもし「まどマギ」がオリジナルじゃなく原作があって、
その内容がそれこそ「ひだまりスケッチ」風のほのぼの作品だったとしたら、
あの内容にしちゃったら大反発を受けてただろうからな。


ちなみに「SHUFFLE!」は主題歌の「YOU」が大好きです。

歌詞は一途な女の子の想いを描いたものなのに、
曲調がアップテンポながらマイナーなものだからより深い悲喜が感じられて、
アニメの内容とも合ってるんだよねえ。
OPアニメもよかった。

あと「SHUFFLE! MEMORIES」の主題歌ではシアの「ぎりぎりHeartコネクション」が好き(笑)。

このくらいアイドルっぽいソングだと素直に気持ちに入れて楽しい(笑)。
これもOPアニメもよかった。


…しかし最初の頃は、「SHUFFLE!」とか「Kanon」とか「ちょびっツ」とか、
杉田さんはサワやかモテ系キャラの人という印象が強かったんだがなあ…(笑)