本日はリーグ戦。
ホーム味の素スタジアムで名古屋グランパスと対戦。
0-1で負けました…リーグ戦三連敗じゃないか…(泣)


悔しいねえ。
負けはいつも悔しいが、今日はまたやっぱり悔しい。
優勝戦線から…という言葉もちらほら聞かれますが、
個人的に浦和戦から1stステージはもう…という気持ちになっているので、
そっちの悔しさとはちょっと違います。


敗北主義と取られそうだけど、
ぼくにとって優勝するチームの条件の一つに
「ここは絶対負けてはならない、絶対に勝たなければならない」
という勝負どころの試合に何が何でも勝つっていうのがあるんですよ。
浦和戦は東京サイドから見れば、誰がどう見てもそういう試合だったのにあの惨敗。
これでこのあとなにがしかあって優勝してしまうようなら、
逆に優勝に対して幻滅してしまうんじゃないかと思います。
「なんだ、優勝ってこんなもんか」って。


もっと言えばその前の鹿島戦も、
優勝するようなチームなら勝っておかなければいけなかった。
せめて引き分け、とも思うけど、
一試合少ない状態で勝ち点が並んでいる浦和を「追走」しているのに、
しかも浦和が珍しく引き分けてくれたのに、
追い上げるどころか引き離されるようでは話にならない。


ノウハウを無視して結果からだけで言ってはいるけど、
なんというか、そういう抽象的な何かを引き寄せるモノが、
優勝する力のあるチームには必要なんじゃないかなと感じています。
どうすればそういう力を身につけられるのかはわからないけど。
「気合いだ!」「気持ちが足りない!」っていうだけじゃ、ただの精神論だからね。


だから正直すでに優勝はないと思っており、
これからは優勝するために、
底上げできるものは無理矢理でも上げ、
付加しなければならないものは是が非でも貪り付ける、という戦いだと思っています。
優勝はないってのは1stの話で、
まだまだ2ndと年間最多勝ち点は全然あきらめてないですからね。
そのために強くなる時間はまったくない。
だから必死に全精力をぶち込んで、そそぎ込んで、叩き込んでいきたい。


そのための再出発の試合だったんだが…悔しいねえ。
何が悔しいって久しぶりにサッカーの理不尽を味わわされた結果だったから…(泣)


内容から言えば今日はあきらかにうちの方が上だった。
負け惜しみと言われても仕方ないが、
持論として、結果を得るためには結局内容を極めていくしかないっていうのがあります。
「内容が悪くても勝てるけど勝ち続けることはできない」というのもある。
むしろ内容的には水曜のナビスコ甲府戦の方がダメだった(汗)。
パスミス連発で、勝つは勝ったけど、
これじゃこれから先心配だな…という気持ちの方が強かった。


それに比して今日はパスミスはほとんどなく、
球際も名古屋より強く、全員がよく走っていた。
攻撃も、新しい崩しもあと少しというところまでつながるようになってきてるし、
前田さんがここにきてようやくフィットしてきて、アーリーを主体としたクロスも効果的だ。
守備に関しても、90分間完璧にというのは難しいにしても、
決定的なシーンはほとんど作らせなかった。
途中から出てきた選手にイエロー2枚叩きつけて退場させたことからも、
うちが押してたのは明らかなんだが…それが負けちゃったからなあ。


もっとも、失点シーンは相変わらずいただけなかったから敗因はもちろんあるわけだけども。
いったい今季、何回あのパターンでやられてる?
目の前で見ただけでも、広島にやられ、水曜の甲府にやられ、そして今日またやられた。
さっき書いたように90分間完璧にというのは不可能に近いけど、
これだけ同じパターンでやられるのはさすがに見ててキツい、悲しい、腹立たしい。
相手チームにしても確実に狙ってきてるだろうし、なんとか対策してほしいよ。


あと気になったのは、攻めるとき河野の位置はなぜあそこなんだろう?
あそこっていうのは左サイドに流れてくることなんだけど、
あそこから中にドリブルで切れ込んでいっても河野の利き足と逆になってしまうから、
シュートもパスも出せなくてちっとも怖くない。
左へ流れるのがマッシモさんの指示なら、
たぶんクロスを第一に考えろってことなんじゃないかと思うけど、
だったらだったでもうちょっと徹底させてほしい。


途中から出てきたタマ(三田)は同じように左に流れてきたけど、
うまくタテに深く入っていって、
そこから低くて速いクロスを入れて決定機を演出してたしね。
あれは惜しかった、林がもうちょっと早く動き出して
ちょっと触ってたら完全に1点ものだったからね(泣)。


そうはいっても個人的に河野には右に流れていってくれた方がありがたいけども。
その方が河野の特徴が活きてワクワクするし(笑)、
上がってきた徳さん(徳永)へパスするにしても出しやすいしね。
今日は久々に河野らしいアグレッシブな守備が見られたし、実にもったいなかった。


ただし今日の河野にはもう一つ注文がある。
前田さんがボール持ってドリブルで上がっていったカウンターのチャンス時。
よっち(武藤)は全速力で左に流れて前田さんを追い抜いて、
相手のDFを引きつける動きをしてたのに、
河野は上がりが遅くて結局前田さんは囲まれて、無理矢理シュートにいくしかなかった。
それでもシュートまで持ってって、しかも枠に入れてくるあたり前田さんもすごいんだが。
河野もキャラじゃないのはわかっているが(苦笑い)、
ああいうときは無理してくれるとありがたいよ。
守備でアグレッシブなのも元々キャラじゃないわけだし(笑)。


よっちは今日もお疲れさまでした。
本当にそうとしか言えない(汗)。
もちろん他の選手も大変なわけだけど、
今のよっちはピッチ内では押されるわ潰されるわ削られるわな上、
ピッチ外でもこれでもかってほど追いかけ回されて、
心底ゆっくりできる時間なんてあるのかどうか。
休ませてあげたいんだけどねえ、ほんとに…


でも今日のあのシュートはちゃんと決めようね(苦笑い)。
いやー、たぶん今日の最大のチャンスだったと思うからなあ、あれ。
よっちは意外とあの当たりそこねが多いイメージがあるな。
左から来たボールを左足で蹴るから難しいってのはわかるんだけどね。


それとラサッド選手初登場。
時間短かったからそこまでどんな選手かわからなかったけど、
意外と動き回る人だったのね(笑)。
まだコンディションが上がりきってないのか体が重そうだったけど、
走るのをいとわないタイプのようで、そこはよかった。
それからけっこうパス回しが好きそう。
普通に参加してたからな(笑)。
あとはあのデカい体でヘッドがどれだけできるのか。
足のシュートがどの程度のものなのか。
シュート練習見てるとそんなに巧そうではなかったけど(苦笑い)、
コンディション上がってきてからの真価を見てみたいね。
プレー見る限りでは真面目そうだったし、
ありがちな外国人選手のように
「なかなかコンディション上がってきませんよ」ということはなさそうだから、
そこは心配してないけどね。


しかしなんかなあ。
たしか去年のホームでの名古屋戦もこんな感じだったから、それも腹立つんだよなあ。
最後の国立での試合で、こちらが一方的に支配してたのに、
コーナーからポコンと失点してそれで負けてしまった。
内容もボロボロで惨敗するのもキツいが、こういう負けも腹が立つ。
「This is Football!」ってのもわかるんだけどね!
二年連続ってのがまたね!
あんまり腹立つからアウェイでは絶対勝たんとアカンな。


それにしてもあれだ、もしかしたら今季、
TOKYO MXさんが中継してくれてる試合は一つも勝ってないんじゃないか(苦笑い)。
もっともMXさんには死ぬほど世話になってるから、
これをジンクスにするつもりはまったくない。
そういう気持ちが少しでも出てきたら無理矢理にでも踏みにじって消し潰すべし!
そして次のMXさん中継試合では絶対勝つ!
これもある意味、絶対負けられない試合だからな、ほんと。