Jリーグはリーグ戦まっただ中ですが、ヨーロッパはシーズンも終わり、
各国で昇格プレーオフや入れ替え戦による「生か死か」の戦いが真っ盛り。
ドイツはハンブルガーが入れ替え戦に回り、初の2部降格かとギリギリの戦いをしている。
第一戦はホームだったにも関わらず1-1のドローと、ホントに後がないらしい(汗)。


で、こういうのを見てると
Jリーグの昇降格レギュレーションもまたちょっといじってほしいかなという気持ちにもなってきます。


個人的な感覚なんだけど、J1で下から3クラブ自動降格はちょっとキツい(汗)。
ヨーロッパでも3クラブとか自動降格はあるけど、
そういうところは20クラブでのリーグ戦がほとんどで、18クラブのJリーグとちょと違う。
感覚的には18位・17位の2クラブは自動降格で、
16位は入れ替え戦という時期が一番しっくりきてました。


かといって、J2の方で3位~6位のクラブで昇格プレーオフやったあと、
その勝者と入れ替え戦というのは、精神的・肉体的・日程的にJ2が厳しすぎる(汗)。
だから昇格プレーオフにJ1・16位のクラブを入れてくれるのが一番いいかなーと。
「J1・16位、J2・3位、4位、5位」で昇降格プレーオフ。
レギュレーションは今の昇格プレーオフと同じで、
J1・16位vsJ2・5位、J2・3位vs4位それぞれの勝者が一発勝負で来季J1最後の枠が決定。


J2の方は一枠チャンスが少なくなって怒られそうだけど、そこは申し訳ないとしか言えない(汗)。
ただJリーグの入れ替え枠が多いのは、
なるべくたくさんのクラブにトップリーグを経験させたいという意図もあるようで、
それはぼくも賛成なんですが、
J2も半数はJ1経験のあるクラブで占められるようになってきたし、
この部分はある程度目的も達せられたんじゃないかなと。


それに昇格プレーオフは、
プレーオフそのものより「6位以上」なら狙えるクラブを発奮させて
リーグ戦の方を盛り上げることも大きな狙いだから、
この点は「5位以上」でもそこまで影響はないんじゃないだろうかと。


そしてこのリーグを盛り上げるという点では、J1の方にも影響がある。
ぶっちぎりの最下位だとちょっと難しいけど(汗)、
今のレギュレーションだと下から2番目、17位のクラブが降格をまぬがれようとするなら
2クラブを追い抜かなければならず、これは気持ちを保つのが大変だ。
勝ち点差がどれだけあるかで変わってくるけど、
それでも追いつき追い越さなくちゃいけないクラブが1つだけなら、
そこへ向けてモチベーションは保ちやすいはず。
16位じゃまだ昇降格プレーオフがあるわけだけど、それでも希望があるなしじゃ全然違うからね。


これは別にぼくの独創じゃなくてどこかで見かけた案だけど、
個人的には最もしっくりくるかなと感じています。