ぼくは自分が完璧だとは思っていないので、他人の言うことをまず鵜呑みするようにしています。
その中で「やってみようかな」といえるもの、できそうなものは、とりあえずやってみる。
「いつもと違ういいところへ行って、自分よりレベルの高い雰囲気の中に身を置く」
というのもちょくちょく聞き、最近あまりにもパワーダウンしているため、今回やってきました。


本当は銀座の帝国ホテルのラウンジあたりに行こうと思ってたんだけど、
寒かったし雨も降りそうだったしちょっと出遅れちゃったしもあって(苦笑い)、
比較的近所のイースト21のラウンジへ。
あそこもグレードはどうかわからないけど、そんなに悪い雰囲気ではない。
少なくとも今の自分にとってはレベルは上の場所なので問題ない(笑)。
http://www.hotel-east21.co.jp/restaurant/lobby/

コーヒーよりも紅茶の方がメインのラウンジのようで、休日ということもあり、
お気楽な格好の宿泊客や家族連れもいたりして(近くには関西弁のお客さんもいた)、
ぼくもあまり気張らずにいられました。

紅茶は思ったよりたっぷりあったし(ウバを選んだ)、ゆったりとできて、
やっぱりなんだかんだでああいう場所はいいね。
ぼくは基本はのんびりマイペースの人間なので、
そういうのを自然に維持できる場所は心地いい。
ああいうところでザーッと原稿書いて、
それでその日の仕事は終わりというのが憧れなので、ぜひ実現したい(笑)。

で、今日はちょっと憧れを実践してもきました。
ポメラを出して、今やってる前に書いた小説の推敲(照)。
そしてこれがまた、はかどるはかどる(笑)。
いつもの2、3倍くらいのスピードでこなせたな。
雰囲気がいいというのもあるけど、環境を変えるのも大きいんだろうな。
ぼくは本当に何年も同じパターンで生活するタイプの男で、
それはそれでいい部分もあるんだろうけど、
今みたいにダウンしているときはやっぱりこういう変化は必要だと実感した。
雰囲気も大事と書いたのは、、ファミレスやドトールだと、やっぱりそこまでじゃないのでね(照)。


紅茶を飲みつつ高い天井を見つめ、静かな喧噪を楽しみながら、
ちょっと耳寂しくなってFMラジオもつけてみました。
なぜFMなのかはウォークマンはFMしか入らないので(笑)。
片耳イヤホンでNHK FMにあわせてみると、
「今日は一日『私の気持ちを代弁している歌』三昧」を名古屋から放送していて、
漫画家の柴門ふみさんが通しのゲスト(?)で、
さらに岡村孝子さんがゲストでやってきていました。

ぼくはオタクなので、
10代の頃から基本的に洋楽とかニューミュージックとかは避けて生活してきましたけども(笑)、
中には例外もあり、岡村孝子さんはその一人でした。
ちょいちょいアルバムも買ったりしましたが、
やはりご多分に漏れず「夢をあきらめないで」には心涼やかに、広く、癒してもらえました。
過去形ではなく今でもそうだな。
だから岡村さんがゲストの番組を偶然にピッタリ聞けたのはラッキーでした。
なにかしら運命的な意味もあるかなと感じたりするのは、
気持ちがダウンしている人間なので許してやってもらえると助かります(照)。
ダウンしちゃうのは明日からの仕事のことを考えるとどうしてもね…
今の仕事内容はぼくにとって恐怖がほとんどを占めちゃっているものですから(汗)。


だけどだとしても、やはり久しぶりに孝子さんの声やトークを聞けたのはうれしかったな。
柴門さんや司会の人とは年代も近く、それもあってかいろいろ自然に盛り上がっていて、
こちらもすんなり入れてよかった。
「東京ラブストーリー」の話とかしてたしね(笑)。


孝子さんは一時間くらいの出演だったけど昔のままで、やはりホッとできました。
今ももちろん音楽活動は続けているし、娘さんも高校生だそうで、
いろいろ当時とは違ってはいても、だけど変わらない部分は変わらない。
そういうところもホッとできて、久しぶりにまた孝子さんの歌を聴きたくなってきました。
ライブも行ってみるのもいいかもなー。