今季も春アニメが始まって、録画はしてもまだ観てないが増えつつありますが(笑)、
「くまみこ」の1話は観てみて、予想よりおもしろかったのでうれしいです。
内容についてネタバレが入る可能性もあるので、この先は注意です。


最近自分の中でバトル物、
特に異能バトル物、異世界バトル物が完全に魅力を失っているため、
意外と観る作品を絞りやすくなっております(笑)。
例外は「ジョジョの奇妙な冒険」や「うしおととら」だけど、これは別枠だからね(苦笑い)。

で、そうなると必然的にもう一つの潮流(?)である
「美少女ゆるふわ系」に集中してしまうわけですが(笑)、「くまみこ」もその一つになるのかな。
すでに原作は6巻くらいまで出てるようですが、
ぼくが触れたのは今回のアニメ第一話が初めてでした。


基本設定については公式サイトを見てもらうとして、http://kmmk.tv/
相変わらずこの手の作品は細かいところがしっかりしていて、まずそこに感心してしまうよ。
どこがっていうんじゃなくて全体的にね。

これははからずも長年に渡る作画厨の揚げ足取りが一因になっているんだろうけど、
あくまでも「結果的に」というのに過ぎないのは忘れないようにしたい。
たとえば、絶対安全な場所から複数で一方的にネチネチといじめてくる相手に付け入れられないよう、
スポーツやら格闘技やらをやって必死に自分を鍛えて、心身ともに強くなったところで、
当のいじめっ子から「おれたちのおかげで強くなれたんだから感謝しろよ」とか言われたら、
それこそ殴り殺してやりたくなるでしょ?
それと同じだからね。


前半部もおもしろかったけど、後半部はさらにおもしろかったな。
特に「民話のエグいところ」に翻弄される少年少女たち(笑)。
そりゃ中二で思春期まっさかりの女の子が、
あれを元にした立場(微妙に違うとはいえ)にいると思われるのはキツいわ(笑)。


熊のナツも中の人ふくめていい味を出している(笑)。
OPで最初は小熊でまちとほとんど変わらない体格なのが、
熊としては普通だろうけど
人間と比べれば急速に大きくなっていく姿を見せてくれたのもよかったな。
今のナツしか知らないと、
どうしてもまちとは大人と子供のイメージを無意識に持ってしまうけど、
実際はほとんど同い年なんだなというのをわからせてくれる。
熊の精神年齢が人間とどのくらい違うかわからないけども、
大人っぽく見えつつ、部分的にはまちとたいして変わらないというのも、
あれで納得できるからね。


ヒロイン・まちの中の人は今回が初の主役か。
ここからブレイクするか。
声はかわいいし演技も悪くないけど、ブレイクには運も必要だからなあ。


とりあえず毎週観よう、おもしろそうだから(笑)。
一概に「ゆるふわ萌え系」でも、微妙に合う合わないっていうのはあるんだよね。
観てみて「そうでもない」っていうのも結構あるから、
こうやって「合う」のが出てきてくれるのはなかなかうれしいのだ(笑)。

後で「ばくおん」も観るか(笑)。