東京育ちっていうのもあるだろうけど、確かに人混みは気にならないなあ。
逆に人混みの方が落ち着くところがある(笑)。

「都会は人はたくさんいるけど他人に無関心で冷たい」みたいに言われることも多いが、
個人的には人混みの中は、
「自分だけの世界に入っていながら他人が干渉してこず、それでいてたくさんの人が感じられて孤独ではない」
という絶妙な空間でもあるんですよね(笑)。

人混みで他人に無関心といっても、
道を尋ねようと声をかければたいていの人は親切に教えてくれるし
(わからないならわからないとちゃんと答えてくれる)、
明らかな酔っぱらいなんかは放っておくところはあるけど(苦笑い)、
誰か倒れてたらさすがに声をかける人もいる。
東京がこの世の天国というつもりはないですが、
言われるほど冷たいだけじゃないとは思っています。
だから都会にやってきた中で、自分に合わないと帰郷する人が
「こんなところ人間の住むところじゃない」と捨て台詞を残して帰られると
「こっちが呼んだわけじゃねえや。勝手に憧れて、勝手にやってきといて、好きなこと言うな」
という気分にはなる(苦笑い)。
まあ三代続いてるわけではないから、厳密にはぼくも江戸っ子ではないんですが(苦笑い)。


そんなわけで人混みは苦ではないですが、同じ人混みでも好みの場所はあるかな。
銀座の人混みは結構好きです(笑)。
別にセレブというわけではなくて、
住んでる場所から一番近い(チャリで行ける)著名な繁華街なものだから、
ちょくちょく行ってて空気に慣れているというのがあるのかな。
ぼくが子供の頃には、ここにしかマクドナルドがなかったから
しょっちゅう親にねだって連れてってもらってたというのもある(笑)。


で、ぼくはリア充を見ても「しあわせそうでいいなー」くらいな感じなので、
ぼっちでクリスマスの街を歩くのもなんてことありません(笑)。
むしろ幸福空間ですからね、居心地がよかったので、20歳前後の頃は、
わざわざ自分でクリスマスイブの夜、銀座に出かけていってたほどで(笑)。
それで何をするかというと、今はなき「森永LOVE」で買った紅茶を飲みながら、
四丁目交差点の三愛の前に立って、道行く人たちをながめていた(笑)。


当時はバブルが弾ける前だったので、そりゃあきらびやかでしたよ。
新宿や渋谷に比べると銀座は落ち着いていただろうけど、
それでも空気にパワーがあったな(笑)。
そのことはバブルが弾けた後のイブの夜、同じ場所に立ってながめていたとき、
同じようにきらびやかなのに、どこか力弱さを感じて初めて気づいたんですが。
やはり空気というのは人間が作るところはある。


バブルと言っても働いていない人間にとって金銭的にはまったく関係ない時間でしたが、
こういう変則的な関わり方だとしても、やはりまったく無関係ではなかったみたいです。


当時はウォークマンもカセットテープの時代だ。
ボケーっと立ちつつBGMもイヤホンから流していましたよ。
山下達郎の「クリスマス・イブ」とかWham!の「ラスト・クリスマス」とかではありませんよ。
楽天使の「天使たちのシンフォニー」とか七つ星の「リボン結びのWAKUWAKU」とかですよ(笑)。
中山忍さんのファンでしたからね、自分(笑)。
今でも好きですが(笑)。


ヤマタツの「クリスマス・イブ」といえば、
当時はJRシンデレラエクスプレスのCMが全盛期だったかねえ。
牧瀬里穂のが一番印象に残っています(笑)。