ぼくは東京育ちですが、
両親とも広島出身なのでルーツは完全にあちらです。
そのため生まれたときから
野球はカープを応援することになっていましたし、今もそうです(笑)。
ただ「リトル巨人くん」ってマンガが好きになって、
一時期ジャイアンツが好きだったことは、
人生最大の汚点の一つとして自分の中で黒歴史になっていますが(笑)。
「リトル巨人くん」が好きっていうのは全然そんなことなく、
今でも大好きなマンガの一つですけどね(笑)。
マンガの影響力ってすげー、と今さらながら思う(苦笑い)。


それはともかく、1975年、ぼくは生まれていましたが、まだ4歳。
野球のルールもよくわからず、記憶すら曖昧なので
(唯一覚えているのは弟が生まれた時の病院でのこと)、
カープがリーグ初優勝した点についての思い出はまったくありません。

ぼくが覚えているのはその次、江夏の21球で有名な、初の日本一の時からですね。
そこからカープは黄金時代に入っていくので、
ぼくの原体験は「強いカープ」になっており、
実は今の強さを驚きも少なく、普通に受け入れられております(笑)。
最初の刷り込みってすげー(苦笑い)。


ただ「カープの初優勝」っていうと、
どちらかといえば日本一になった1979年より、
リーグ優勝の1975年の方がメインになることが多い気がする。
ぼくもカープの歴史を綴(つづ)ったドキュメンタリーを読んだりしたことがありますが、
やはり1975年をメインに扱っていた。
やはりリーグ優勝って特別なんだよな。


そして我が家、というよりうちの親戚筋からも、このときの優勝にまつわる話を、
一つ二つ聞いたことはあります(笑)。
といっても他愛のない断片みたいなものですが、
広島ならではの話ではあるからね(笑)。


広島県民は大人も子供もカープを応援していますが、
やはり大人は子供に対して少々イジワル(苦笑い)。
「ちびまる子ちゃん」のヒロシのように、
今だったら問題なるんじゃねえか? と感じるほど、
子供が必死になってることをバカにしたりけなしたりすることもある。

ぼくは会ったことがないし、名前も忘れちゃったんですが、
当時子供だった親戚の男性もカープが大好き。
いずれ優勝すると信じて疑わないわけですが、
「カープが優勝するなんて天地がひっくり返ってもありゃせんわ」
と大人たちにからかわれて、本気でくやしがって泣いてたそうです。
天地がひっくり返って、そりゃあ喜んでたそうですよ(笑)。


あともっと身近な話としては、じつは1975年は、
母方の祖母が亡くなった年になります。
この年に祖母にとって最後の孫であるぼくの弟が生まれ、
死ぬ前に抱かせてあげられたことが母としてはうれしかったようでしたが、
もう一つ、カープの優勝を見てから死ねたことも、
よかったことだったようです(笑)。


今のプロ野球では、前身まで含めると優勝してないチームはないですよね。
楽天も意外な早さで優勝しちゃったし(笑)。
ただ楽天の場合、親会社の資金力が豊富だっただけに、
やり方さえ間違えなければ(そして親会社が事業に失敗さえしなければ(苦笑い))、
いつか優勝するというひそかな確信みたいなものは、みんなあったと思う。

その意味では樽募金までやらないと生き残れなかったカープの優勝は、
それこそ天地がひっくり返らないとありえないと、
カープを応援している人たちでさえ感じていたんでしょう。
だからこそ、1975年は特別だったんだろうな。