“売れっ子”になっても全くモテない…“一発屋”髭男爵が抱いた嫉妬
http://withnews.jp/article/f0170421001qq000000000000000W03110501qq000015018A

ぼくはここ十数年、民放キー局の番組はほとんど観ていないので、
髭男爵の「本業」についてはほとんど知りません。
そういう芸人さんがいるというのは知っていたけど、
ネタはちゃんと見たことがなく、どこかのCMか何かでちょっと見るくらい。
だから知っているのは「天体戦士サンレッド」のヴァンプ将軍だけですが、
いやあ、あれが(おそらく)声優としては素人の人の演技とは、すごく驚きました。


ぼくだってアニメファンというだけでまったくの素人ですが、
それこそこれまでの人生、ほぼ毎日アニメを観てきた身(笑)。
だから素人なりに「声がいい」だけでいい演技ができるわけじゃない程度のことはわかります。
もしかしたら髭男爵は演技の経験も豊富で、声優としての勉強もしてきたのかもしれない。
だけどそうじゃなく、「サンレッド」がアフレコ初体験だとしたら、
これはもう「天才」の域なんじゃないか、
そこまでじゃないにしても声優としてピカイチの才能を持っているのは確かだというのは心から感じました。
個人的には「ぷちこ(デ・ジ・キャラット)」と「ミント(ギャラクシーエンジェル)」の演技の落差とその上手さに衝撃を受けた、
沢城みゆきさん(当時14歳)と同じくらいのインパクトだったな。


だからそのまま声優業もやってくれればいいのにとは思いましたが、
そこはやはり本業がやりたいというのも当然だからね。
向いてるからといって無理矢理はちょっと。


ただヴァンプ将軍の演技を聞いてるだけで、頭の良さは感じたように思います。
演技について細かいことなんて何もわからないけど、
おそらく「考えること」と「感じること」が高いレベルで融合していないと、
あの水準の演技はできないんじゃないだろうか。
「感じる」のは演じるキャラクターの本質を感性で知り、
「考える」のはその本質がどこから来ているのかを頭で理論立てて堅固なものにする。
それをふまえて表現するからこそ、あそこまでの演技ができるんじゃないかと。


今回の髭さんのこういう文章を読むと、ぼくの持論もあながち間違ってないように思います。
感じる力もあり、それを言語化する頭の良さもあり、表現する文章力もある。
正直、一発屋という表面的なものしか見抜けなかったディレクター陣の方の能力が不足してんじゃないの? というのが実感です。
これからだって遅くなく、誰かブレーンになって桃園の誓いをやれば。
もっともこれまでこれだけ放っといた以上、
髭男爵を劉備とするならば、
関羽や張飛に匹敵するような実力をもったディレクターがいるか疑問で、
それこそ三顧の礼で、髭さんを孔明として迎え入れるくらいしないといかんかもしれないけど。