久しぶりに故・みず谷なおき先生の「人類ネコ科」を読みました。
増刊少年サンデーで1985年~86年に連載されていたラブコメですが、
あらためて感じましたね。
なにこの完成度の高さ!


ぼくは絵の上手い下手は全然わかりませんが、
おそらくこの人は「上手い」と言い切っていいんじゃないでしょうか。
絵柄は萌え系ではあるけれど、なんというか、
「上手く見せる描き方」というのと一線を画す、
圧倒的な基礎力の高さが素人にも伝わってくる。


最近で言うと「To LOVEる -とらぶる-」かな。
矢吹健太朗先生の絵は、
ただエッチというだけじゃなく基礎の画力の高さが、
ただエッチな絵を描くだけの人とまったく違う。
普通にデッサンを見せてもらったら、たぶんよりハッキリする。
そしてそれはみず谷先生にも言える。


ストーリーや展開は王道で新鮮味はないかもしれないが、
古さはほとんど感じられない。
舞奈も、それこそ圧倒的にかわいく(3巻では少々ぶっ飛んでたが(笑))、
今の10代20代も撃沈されてしまうんじゃないかな(笑)。
ちょいちょい言い回しとか、
社会常識とか考え方とかが今とズレるところはあるかもしれないが、
そこはさすがに仕方がない。
あとゲームなどの小道具もちょっとね(笑)。
ファミコンのディスクシステムですよ、スーファミ以前ですよ、
任天堂が世界帝国を築いてた頃ですよ(笑)。


そんなわけでこれほどの作品、今でも通用するのを確認したい気持ちもあるため、
ニコニコ静画あたりで「連載」として、
1話ずつ一週間や一ヶ月ごとにアップしてくれないかなあ。
いろんな意味で衝撃を受ける若い衆が続出すると思うんだが(笑)。
そこで人気が出れば単行本再販までいけて、小学館も儲けられるし(笑)。
それにぼくらとしては、みず谷なおきというマンガ家を、
若い衆に認知してもらえてうれしいし。


あわよくば「ブラッディエンジェルズ」もいってほしいし、
なにより「ジェミニストリート」を読みたい。
でもこれは、先生に許可が得られないから難しいかなあ。
「単行本化はしない」ということだけど
「ネットにアップはしない」とは言われていない。
というのは、少々詭弁がすぎるだろうか(苦笑い)。