ギャルゲ、エロゲはそれなりにやってきましたが、
ちょうどこの頃の作品までがぼくの中での全盛期なので、
「To Heart」は「最新」の部類に入ります(笑)。
それが20年前か。すげえな(苦笑い)。
他にもこの作品には、個人的になぜかいろいろエピソードもあります。


To Heartへの参戦は、はちょっとだけ出遅れてのものだったな。
当時、豊嶋真千子さんがTo Heartのラジオをやってたんですよね。
それを偶然聞いて、毎週聞くようになり、To Heartの存在を知り、
そしてまずはPS版を発売日に購入(笑)。


ぼく的に「控えめ世話焼き幼なじみ」は完全にツボだったので、あかりが一押し(笑)。
ただマルチはもう、好みがどうとかの次元を越えてるでしょう、誰にとっても。
夜中にマルチシナリオのエンディングでボロ泣きしたのは、俺だけではない(笑)。
あかりと結婚してマルチを買うというのが東鳩パーフェクトモードですね、
ぼくの中では(笑)。


で、この作品で川澄綾子さんと堀江由衣さんに出逢った。
本当は「アウトロースター」や「鉄コミュニケーション」が出逢いだったんだけど、
明確に好きになったのはこのゲームだったから。


それとおもしろかったのは、まずPS版をやり(全年齢対象)、
次にPC版(18禁)をやったので、
まるで清純派アイドルがそのままAVに出演したかのような感覚を体験できました(笑)。
順番逆だったらフツーでおもしろくなかったかもしれない(笑)。


そしてアニメでしたが、
これは千羽由利子さんのキャラクターデザインに一撃でしてやられました。
特にDVD2巻のパッケージ。
芹香先輩の肩から腕にかけてのラインが自然でなめらかで、
おもわずジャケ買いしそうになってしまったよ(笑)。


ただアニメは、内容はほとんどおぼえてないんですよね(苦笑い)。
あんまり好みでなかったんだな(苦笑い)。
一つだけアニメの大きなインパクトは、
杉田智和さんとの出逢いの作品でした(笑)。
杉田さんは他にも「シャッフル!」とか「ちょびっツ」の主人公をやってて、
「ギャルゲ主人公声優」のイメージがぼくの中にありました
(ちょびっツはゲームじゃないけど本須和のイメージは同じ)。
今はそんなもん、カケラ程度しか残っていませんが(笑)。


それとねえ、このゲームはスタジオDNA(現・一迅社)のアンソロジー本を全巻買った!(笑)
おーたみのるさんのラブコメとか最高(笑)。
このアンソロの作家さんの近況マンガで「マルチにボロ泣き」がたくさんいて、
俺だけではないことを確信した(笑)。


あとこの作品で名前を知った作家さんが、
今もいろんな雑誌で連載もたれていたりして、そのあたりも感慨深い。
武梨えりさんとか、結城心一さんとか、岬下部せすなさんとか、TAGROさんとか。


これ以降のギャルゲっていうと、
結局「D.C. ~ダ・カーポ~」しかやってないかなあ。
「To Heart2」すらやってない(苦笑い)。
あの辺でこれ方面は燃え尽きちゃったところはあるんだろう。


それにしてもいつも言ってるが、
90年代なんて「つい最近」の感覚だからなあ。
20年とか言われるとやっぱり軽く愕然とするわな。
おそらく「ノストラダムスって誰?」という中高生もわんさかいるんだろう(笑)。
90年代のシメ、1999年といえばこの人だったからね(笑)。