今夏コミケも全日程終了。
明日から非公式の「四日目」が秋葉原等でおこなわれるでしょうが(笑)、
三日間合計来場者数は延べ50万人で、
前回冬55万、前々回夏53万に比べると減少傾向にあるようです。
理由はいろいろあるでしょうし、
今回だけ特別な事情もあったかもしれないけど、
ネットでの通販や同人販売ショップなどが常態化してきた現状では、
少しずつ減っていく傾向にはなるんだろうな。


ぼくはコミケは、毎回一日だけ行って場の空気を楽しめればそれで充分という、
裏事情も知らない、マジメに参加してるとも言い難いスタンスです(汗)。
それに現在のコミケはすでにただの同人誌即売会の域を越えて、
一つの巨大経済効果になっているだろうからあまり軽々なことも言えないかもしれない。


でもやはり、転売とか徹夜とか、
諸々のルール違反や迷惑行為が湧いて出るのもやはりおかしな話で、
それも関わる人が多いがゆえの弊害。
またルールを遵守するためとはいえ、
始発ダッシュもやはり危ないし、
炎天下や寒空の中何時間も並ばないといけないとなれば、
参加する人も大変だ(汗)。
そういうのがまた楽しいというのもあるでしょうが(苦笑い)、
人が減るというのは、それらの弊害が自然に解消してゆく契機にもなる。


人が減っていくのはやめていく人が増える以外に、
参加する人が減ることも原因ですが、
なんとなくそれも心配ないかなという気はします。
ぼくは同人活動という点では、
もう15年以上やってると言っていいかもしれないけど、
それも全部ネット上の話で、今回はじめて同人誌を作り、販売させてもらいました。
そしてこれはなかなかに刺激的でした(笑)。
自分で原稿を印刷し本にまとめる行為もだけど、
やはり目の前で自分の書いたものをお金を出して買ってもらえる経験は、
ネットで読んでもらい、感想や「いいね」をもらえるのと違う快感や喜びがある。
クセになってハマる人がいるのもうなずけるね(笑)。


だから一度でも買う側としてだけでなく、作る側、売る側として参加した人が、
新たな人材として一定数以上確保されていくのも確実なんじゃないかと思います。
もちろん買う側、その他のスタッフもね。


それにコミケへの参加人数が減ると言っても、
同人活動・創作活動が減るわけではない。
ネットを主戦場にする人はこれからも増え続けるだろうし、
同人誌もコミケ以外の即売会やネットで売り買いする人も増える。


また人数が減っていくにしても急激に減ることはありえず、
徐々にであれば変化への対応も負担は少ない。
体質が少しずつ変わっていくようなもので、
それにあわせて無理をせずにすむようになる。
だいたい50万人が半数になっても25万人で、
それだけでもエラい人数なんだから(笑)。


これから先、何十年かが経てば、さすがにコミケも今の形ではないでしょう。
ビッグサイトのような巨大コンベンションセンターで開催されることもなくなってるかもしれない。
だけど人間の創作意欲と、自分で本を作り、直に買いに行くことが楽しく、
買ってくれる人との触れ合いに喜びを感じる人がある限り、
コミックマーケットが消えることはないでしょう。