「二度見した日本語Tシャツ」ということですが、
単にヘンな日本語が書かれているだけというなら、ニヤリとしてもさほどではありません。
むしろ、日本人が着てる英語のTシャツもこんな感じなんだろうなーと思い、
いま自分が着ているTシャツの読めない英語が恥ずかしくなってしまうことの方が多いかも(苦笑い)。


だけど二回、リアルで二度見した外国人が着ているTシャツはあった(笑)。


一度目は、地下鉄の駅で乗り遅れそうになって急いでいたとき。
一人の外国人の背中の首もとに小さな「5号」という文字が見え、
「なんだろう」と気になったため、追い越したとき少し振り返ってみたところ、
胸にパーマンバッジのプリントがありました。


「パー坊だ…」(笑)


パー坊とは藤子・F・不二雄先生の「パーマン」に出てくる赤ん坊のパーマンで、
5番目のパーマンなので5号とも呼ばれています。
だけどアニメにはまったく出てこず、一番最初の原作に出てくるのみなので、
かなりマニアックなキャラなんですよね。


外国人にもオタクはいるからマンガ・アニメ系のTシャツを着る人も少なくないだろうけど、
まさかパーマン、しかもパー坊をモチーフにしたものを着る人がいるとは(笑)。
知らずに着てたならまだしもだけど、どんなキャラかわかってて選んで着てたとしたら、
いろんな意味であなどれない(笑)。


そしてもう一人。
これは道を自転車で走ってたところ、
シンプルだけどちょっと普通と違う(ありていに言ってダサい)デザインのTシャツを着てる外国人が前から歩いてくるのが見えたんですよね。
で、ちょっと気になったからなんとはなしに目で追ってたんですが、
すれ違うときに見えた胸元の小さな縦書きの文字が「東邦」。
思わずすれ違った瞬間反射的に振り向いたところ、背中には大きな「10」の背番号。


「日向小次郎だ…」(笑)


こっちは着てる人もわかって着てたと思います(笑)。
やはり世代としては過敏に反応してしまうキャラだ(笑)。
ダサいと感じたデザインも、東邦のユニフォームを模したそれだったからですね。
東邦ユニがダサいというわけじゃなく、Tシャツ用に似せて作ると、
Tシャツとしては少し似合わないというだけで。


このネタはずいぶん昔の日記でも書きましたが、
自分にとって「二度見した外国人のTシャツ」というお題(?)にあまりにもピンポイントで合致したもので(照)。


どっちもヨーロッパ系の若い男性だったが、
どこの国の人で、どういう経緯で手に入れたのか、ちょっと気になってます(笑)。