今朝ブログを開いてみると、
PVやUUが普段ではありえない数字を表示してまして「なんだなんだ」と驚いたんですが、
ちょっと調べてすぐに明らかになった理由にはさらに驚いてしまいました。
昨日の「恋は雨上がりのように」の感想のブログが、
なんと作者の眉月じゅん先生のブログで紹介されてまして、
そこ経由で訪れてくれる人がたくさんいらっしゃったんですね(照)。
こういう経験は初めてだったから、驚き喜んでおります。
コメントまでいただきまして、眉月先生、ありがとうございます(照)。


ここからネタバレ入りますのでお気をつけください。



で、ちょっと興味もあって「恋は雨上がりのように」が終わっての感想、
他の人はどうだったのかなと検索してみたら、けっこう賛否が分かれてるようで。
個人的には少し意外な感じがしたんですが、
考えてみれば「あきらと店長がくっつく」というのを前提としたらそうなるか。
ぼくは読みながらかなり前の段階で「ああ、こりゃあくっつかないで終わるかな…」と感じていたので、
むしろ納得の結末だったものですから(照)。


理由はいくつかありますが、
一つには、途中から徐々にあきらの気持ちが店長から離れていくのを感じてたんですよね。
正確には陸上への想いが強くなり、店長一色ではなくなってきたというか。
最初の頃は店長で10染まっていたのが、
少しずつ陸上2:8店長、陸上4:6店長という風になってきて、
「最後の一日」の頃にはほぼ半々になっていたように見えました。
店長はおそらくそのことを感じ取っていたんじゃないかな。
そして(決して恋愛が大切じゃないというわけじゃないけど)、
「今」のあきらが最も欲しい、やりたいと思っているものが陸上だということも。
そしてそれをあきら本人が自覚していないことも。


だから「最後の一日」でわざと少し突き放して、
あきらに「走りたい」という気持ちを自覚させてあげた。
この瞬間、あきらの中で完全に「陸上>店長」に天秤が傾く。
この段階ではまだ「陸上5.1:4.9店長」くらいだったかもしれない。
だけどここから先はもう陸上へ大きく傾斜する以外にない。
このこともまた、あきらは自覚していないけど、店長にはわかっていた。
それは寂しくもあるけど、でも「今のあきら」が本当に輝き、幸せになるにはそちらに行くのが一番だともわかっていて、
だから笑って最後のドライブも楽しんだんじゃないかな。
なにしろ自分にとっての「文学」が、
あきらにとっての「陸上」だということもわかっていただろうからね。


ただね、ぼくだって二人がくっついてくれても全然OKだとは思ってますよ、もちろん(笑)。
だけどそれは今の二人ではない。
もしくっつくなら、それは未来の二人。
このまま二度と出逢わず、美しい思い出として心に残していくのもいいけど、
あきらにとって「名前も忘れた昔好きだったファミレスの店長」というほどになった数年後、十数年後、どこかで偶然再会した二人が、
「今」互いが互いを必要とするようになっていたら、
そのときはぜひくっついてほしいですからね(笑)。