携帯電話を誰もが持つようになって10数年経ちますが、
考えてみるとこのケータイってのはスゴい。
何がすごいって、どの媒体の「未来SF作品」で見た記憶がないこと。


数十年前の未来を描くSF作品では、
エアカーとか、「過去から見て未来」である現代でも実現できていないものがたくさん出てきます。
だけどそれらの中で、一人一人が電話を携帯してるって描写は見たことがない。
登場人物が電話をしようと思ったら、ほぼ確実に公衆電話を使っていた。
つまり想像力豊かな作家や映画監督でも、
「電話を個人が所有する」未来は想像ができなかったってことなんですよね。
だからケータイは、想像力を現実が越えた、希有な例だと思っています。


ぼくはSFはあんまりというかまったく詳しくないので、
実際はどこかの作品で描かれてたかもしれないけど、少なくともぼくは見たことないのですよ。


ただ、ケータイからスマホに移り、
この点については逆に取り込まれちゃったかなとも思っています(笑)。
だってスマホって言ってみれば「小型携帯コンピューター端末」で、
それはけっこういろんな作品で見かけた気がするから(笑)。