「聖戦士ダンバイン」のネタバレ入りますよ。


ぼくらの世代で「ジャパニーズファンタジー」「異世界転生(転移)」というと、個人差はあるにしても「聖戦士ダンバイン」を思いつく人もいるのかな。
特にぼくの場合、ドラクエに代表されるジャパニーズファンタジーにほとんど触れることなく生きてきたので(笑)。


で、もはや様式美? 「異世界転生もの」テンプレートまとめ トラックにひかれる、チート能力に目覚めるetc…のパターンだけど、意外とダンバインも当てはまるというか「かする」くらいはしているような気はする(笑)。
1.トラックに轢かれる
轢かれてはいないけど、トラックをバイクで飛び越えたところでバイストン・ウェルに召還された(笑)。


2.チート能力に目覚める
地上人は総じてコモン(バイストン・ウェル人)より「オーラ力」が強いようだけど、中でもショウ(たち)は特にそれが強いからこそ「聖戦士」として召還されたわけだし、バイストン・ウェルではチートに近い能力があるってことかもしれない。


特にショウは高性能試作機であるダンバインの力もあって、ドラムロなどの旧量産機相手には無双だったし、「オーラ増幅器」を装備した高性能新型オーラバトラーと互角以上に戦ってみせた。
増幅器をつけててもコモンが乗ったビランビーあたりじゃ相手にならなかったしな。


乗り換えたビルバインも増幅器はついていない上に「必要オーラ力」も高いという、かなり乗り手を選ぶ機体だったのに、完全に乗りこなして最後まで主力で戦いつづけた。


ショウたちの次に地上から召還された三人は最初からオーラ増幅器がついた機体に乗ってたけど、それでもショウもなんとか戦ってたし(アレンに至ってはビルバイン初登場の引き立て役でやられた(笑))、「主人公はチート能力の持ち主」は当たってるかも。
主人公補正があるにしてもね(笑)。


3.主人公がヒロインにたくさん称賛される
称賛はされてたかな、男からも女からも(笑)。
少なくともオーラバトラーのパイロットとしては。
その他のことについてはいろいろ怒られるというかケンカすることも多かったが(笑)。
特に攻略対象の女性と出会った頃は、いろいろ言われてた気がする(笑)。


4.ノーストレスでどこまでも高みに上り詰める
これは違うかな。
殺し合い全開の実戦というストレスだらけの中にいたからこそ、勝手にどんどんオーラ力が強くなって高みに上り詰めちゃった感じだし(笑)。


5.タイトルが長く、それだけでストーリーが伝わる
これもないな(笑)。


しかしダンバインってOVAまで含めると「転生」もフォローしてるな、すごいな(笑)。
だけど異世界は抜いて「チート」と「転生」なら、どっちかといえばイデオンの方がバッチリ当てはまるな(笑)。