サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

2014年11月

話を聞いただけでも昨日の惨敗(気分的)には気が滅入るところですが、
今日はぼくらよりもっと気分が滅入る人が現れてしまう試合がありました。
しかも2試合。
J1昇格プレーオフ準決勝、ジュビロ磐田vsモンテディオ山形。
J2・J3入れ替え戦第一戦、カマタマーレ讃岐vsAC長野パルセイロ。
入れ替え戦は第二戦があるから今日負けても完全に滅入ることはないだろうけど、
プレーオフの方はここで敗退したら一年の苦労がパー。
気が滅入るどころの話じゃないだろうな。

残念ながらどっちもテレビ放送がなかったんですよね(泣)。
いや、正確にはスカパー!独占だったから、加入していないぼくは観られないということで(泣)。
どっちもぼくが好きな種類の戦いだから観たかったんだが…
でもスカパー!さんのJリーグへの貢献度を考えれば、
入ってないこっちが悪いって話だから文句を言うのはどうかと自覚もしています。
ただうちはケーブル入っててJ sportsは観られるので、
間接的に貢献しているということで、こちらでは見せてほしかった(苦笑い)。
そろそろ加入も考えるべきかな…
J1はJ sportsで全部観られるので問題ないですが、J2とJ3も観たいしね。
むしろそっちがメイン(笑)。


入れ替え戦の方は長野のホームで9,000人近くを集め(8,944人)、0-0のスコアレスドロー。
精神的にも戦術的にもガッチガチにならざるを得ない戦いだから、むしろ妥当な結果だったか。
ただしアウェイゴールの関係上、長野が有利になったかもしれず、
かといって次は讃岐のホームだからそうとも言えず、
とはいえ日本の場合、そこまでホームアドバンテージがあるかというところもあり、
だからといって…と、結局どこまでもいつまでも考えても埒があかないのが勝負事(苦笑い)。
これまでだってどれだけ絶対有利という方が負けたか、数えるのもバカバカしいほどだからな。

実は今年唯一生観戦したのが長野の試合(照)。
開幕戦が味フィー西が丘だったからね。
あの時のままであるはずもないだろうし、やはり試合は観たかったな。


そして今日1チームにとって地獄がやってくる昇格プレーオフ準決勝。
開幕前から「絶対有利」の代名詞だったチームのホームゲーム。
ぶっちぎりの優勝、ぶっちぎりじゃないにしても優勝、
優勝を逃すことがあっても自動昇格は確実。
等々言われていたジュビロ磐田が、
まさかまさかのプレーオフに回り、しかも3位どころか4位。
ただ普通だったらボッコボコにされて下位低迷が当然というチーム状況でありながら、
それでもプレーオフにはいるというあたり、やはり戦力が図抜けてるのは確かだ。

山形は超J2どころかJ1のトップクラブでも中心選手くらいのディエゴがいるが、
全体的に見て、残念ながら戦力的にはジュビロには見劣りする。
するけど今の戦いぶりは明らかに山形の方がしっかりしてるからなあ。

今日も先制はディエゴ。
なんか最近リーグ戦では山形、ほとんど頭で決めてないか?(笑)
この失点、はっきりとはわからないが、ジュビロキーパー八田のミスがらみだったとか?
全体を通してもどうもキーパーの安定感がイマイチだったみたいだな。

それとは逆にというと申し訳ないが、今日のMOM、
それどころか今日の世界中のサッカー選手の中で一番の輝きだったんじゃないか、山岸?(笑)
ジュビロに攻められるシーンが続いたらしいけど、
それをセーブしまくっただけでなく、なんと後半ロスタイムに決勝点て(笑)。
試合終了間際にキーパーが上がっていくシーンはそこまで珍しくないけど、
本当に決めるシーンってJリーグでは初めて観た気がする(笑)。

動画でシーンをちょっと観たけど、コーナーでニアに流れての見事なヘッドだった(笑)。
シュートもありえないほどきれいに放物線を描いてファーのネットに吸い込まれたけど、
それ以前にあれだけフリーで打たせたらアカン。
ちゃんとマークもついていたのにあっさり離しちゃったからなあ。
その後のヘッドがあそこまで見事なコースへ飛んでったのは半ば運もあったろうけど、
それでもね。
もっとも一番責められるべきは、それまでの絶好機をはずし続けたことだろうけども。


しかしこんな時に、ゴールキーパーも普通にサッカーうまいんだよな、と思い出すよ(笑)。
ほら、自分らってキーパーのパス回ししたりシュート打ったり、
その他のフィールドプレイヤーの動きをするところってほとんど見たことないから(照)。
実はずーっと以前、FC東京のサテライトで交代選手が足りなくて、
GKの遠藤大志がフィールドプレイヤー(FW)として入ったのを観たことがあったんですよね。
勝ってもいたし、観てるぼくらもやんややんやで楽しんでたんですが、
投入前は正直「走ってプレスかけるだけでいいぞ」とか
「相手にケガさせんな」というような気分だったんですよ。
ところがプレスはもちろん、前線で無難にポストプレーはするし、
ワンタッチできれいなワンツーかますしで、
フィールドプレーも普通にうまいことに驚いてしまいました(笑)。

考えてみればキーパーだって子供の頃はフィールドプレイヤーだった選手も多いだろうし、
ボール回しの練習だってするし、
常にトップクラスの選手たちの動きをすぐ近くで、これ以上ないくらい真剣に見てるし、
なによりスポーツ選手としての才能はフツーにぼくらと比べものにならないくらいあるわけで、
そりゃうまくて当然だよなと(笑)。
だから山岸のゴールは劇的ではあり驚きでもあるけど、
もしかしたらそこまで驚くことじゃないかもしれない。
でもすごいけど(笑)。


ジュビロの方は笑ってる場合じゃないな。
ただTL見てみると、ある程度覚悟をしていた人も多かったように感じた。
今年はずーっと調子が悪くて、ここ最近もデフォルトのように不調だったからなー。
でもJ2は長いこといると染まっちゃって抜けられなくなるそうだし、あまり猶予はないだろう。
名波がどこまでやれるか未知数でもあるし…
手腕に疑問を持つ人はいても、理想を追ってる場合かという人はあまり多くなさそうだ。
上がることだけ考えるならそれもアリかもしれないけど、
上がって定着しようとするなら、
自分たちのサッカーが確立されてないと不可能というのは常識だからな。


山形もいかに珍しく劇的な勝利だったとはいえ、
まだ何もつかんでいないというのも、ものすごく自覚しているだろう。
次に千葉に負けて、来年も磐田とJ2で顔をあわせたりしたら、
なかなか気まずいところもあるかもしれない(苦笑い)。
だけど個人的には千葉も上がってほしいからなー。
なかなか微妙に困ってしまうよ。

甲府と0-0のスコアレスドロー。
試合は観られていないんだけど、今日も内容がよろしくなかったらしい。
今日は甲府がホーム最終戦だったり、
城福さんや水野のホームラストゲームだったりと、
様々に気合いの入る要素があったというのも要因だろうけど、
それにしても二週連続で「話にならん」という内容なのは、相当問題だろうな。

この場合、どこに原因や責任を問うべきか。

マッシモさんが何もしてないわけじゃないのは、今日のスタメンを見てもわかる。
いつものメンツと相当変えて、それを起爆剤にしようとしたのが裏目に出たのかもしれん。
とはいえマッシモさんは悪くなったチーム状態を立て直す力が弱いのかもしれない。
ただしこの辺りは、今年一年目の上に
日本人を指揮するのが初めてという要素も入れておかないとフェアじゃないかもしれないな。


ただ個人的には、監督よりもやはり
クラブ全体にこびりつく中位力のせいじゃないかとも思うんだよなあ。
クラブ全体というのは、選手だけに限らず、
スタッフとか、サポーターとか、そういう広さでの全体。
今年も残留は決まったから安心だ。
上位に行けないのはいつものことだし、
行けなくても特に困ることもないのはわかってるじゃないか。
そんな気分が無意識のうちに自分たちの中にあるような気がする。
そして一人一人の小さなそれが、万を越える人数が集まると、
監督やら選手個人やらがどうこうしようとしても、どうにもならない巨大なものになる。
マッシモさんに限らず誰が指揮を執っても、
だいたい同じ順位に落ち着くというのは、ついそんな風に考えたくなってしまうんですよ。


といって、無闇にブーイングしたり、
ちょっと勝てないからと解任要求したりするようにはなりたくない。
他の人がどう考えるかはわからないけど、
ぼくの中ではそれは「お客さん」のすべきことで、
自称だろうと「一緒に戦ってる」とする者がすることじゃないと思っています。
勝ってる時はおれたちのおかげ、負け始めたらお前たちのせい、には死んでも戻りたくない。
欧州がこうだから、南米がこうだから、というところでとどまるのはうれしくないし、
またあっちのやり方は、
取り締まっても取り締まっても収まらないスタジアムでの違反行為が示すような
あっちの人の性情だからこそ、より効果があると思う。
あれは日本人には出来ないし、またすべきじゃないとも思ってます。


ピッチ上も日本オリジナルの戦い方を模索し始めているんだから、
スタンドも同様、オリジナルの戦い方、厳しさを追求したい。
そしてきっとその方が、欧州や南米が対応出来ない日本独自の強さになる。
お行儀がよくては勝てないというより、お行儀がよくても勝てるの方がいいに決まっている。
よく二兎を追うものは一兎をも得られないというけど、
実は最終的にたくさんの物を得てる人や組織は、
二兎も三兎も同時に得られる方法を考えて、それを辛抱強く実行しているんですよね。
サッカーに関してだけでも、攻撃と守備、二兎を追わなければ絶対に勝てない。

新しい物を探すのは常に未知の領域で、
もしかしたら結局見つけられないものかもしれないけど、
それでも暗闇に勇気をもって踏み出し、
自分たちで試行錯誤していく価値があるものだと思っています。
他のクラブもそうだろうけど、FC東京もその一角として見つけだしていこう。

「コロコロアニキ」の重版が決まったようだけど、
作品のラインナップを見ると、やはりぼくが読んでた時代より後の作品がメインなんだよな。
だから「アニキ」がピッタリで、
ぼくら世代のを出すとすれば「コロコロオヤジ」って名前になりそうだけど、
それだとなんか売れなさそうだ(苦笑い)。
かといって「コロコロミドル」とかつけると、
それはそれでなんかわざとらしいような気もするしなー(苦笑い)。


コロコロは、とりあえず創刊号も読んだ記憶があるから、
それこそぼくら世代、ぼくらよりちょっと上の世代が第一世代ってことになるのかな。
だからと頭が高くなるとただのイヤなOBでしかないからしないように(苦笑い)。
で、コロコロオヤジが出るとして読みたい作品、覚えている作品となると…

ゲームセンターあらし、ラジコンボーイ、とどろけ!一番、燃えろ!クロパン、
あばれ隼、ゼロヨンQ太、あまいぞ!団吾、リトル巨人くん、ムツゴロウが往く

メジャー、マイナー問わずに思いつくまま列挙するとこんな感じかな。
調べるとさらに思い出すことだろう(笑)。
どれを見ても影響、受けたねえ…(笑)

ゲーセンでは攻略法を試した(笑)。コマで炎のコマの練習をしてみた(笑)。
ワイルドウイリス、買った(笑)。バッファロー仕様にした(笑)。
二枚返し、やってみたことがある(笑)。
スクランブルエッグ、投げてみようとした(笑)。
ハヤブサパイルボール、ダブルハリケーン、ダブルハリケーン・オズマ、ミラクルZ、
全部やろうとした(笑)。
コイン曲げてチョロQにつけようとした(笑)。

今のお子さんたちも、いろいろやってるんだろうなあ。
アニキ世代の後輩たちも、いろいろやったんだろう(笑)。


「ドラえもん」をはじめ、藤子不二雄先生の作品は当然すぎるので別腹ということで(苦笑い)。
あ、「いなかっぺ大将」も入れておくかな(笑)。


追加
調べた後、思い出した作品。

おじゃまユーレイくん、ハムサラダくん、ザ・ゴリラ、エスパー太郎、
プラコン大作、ドラゴン拳、仮面ライダーBLACK

一つ一ついろいろ語れるね(笑)。
小林たつよし先生の仮面ライダーBLACKは意外とというと失礼だけど、おもしろかったんだよ。

藤田和日郎先生の新連載がモーニングで始まった。
たぶん今、個人的に一番読んでる作品が多いのはモーニングだな(笑)。
「GIANT KILLING」「グラゼニ~東京ドーム編~」
「ジパング 深蒼海流」「宇宙兄弟」そして「黒博物館」。
木曜は他にもチャンピオンで「刃牙道」とか読んでるし、結構楽しい(笑)。

で、個人的に藤田先生といえば、やはり「うしおととら」が一番好きなんだなー。
「からくりサーカス」や「月光条例」ももちろん好きだけどね、
やはりあれだけ何回もボロ泣きさせてもらうと(照)。

そして自分としては、どうもうしとらは正当に評価されていないように感じる。
もちろんうしとら大好きっていう人はたくさんいるし、誰も彼も評価は軒並み高い。
だけどぼくの感覚でいうと、それこそ「ワンピース」とか「スラムダンク」とか、
あれくらい誰もが知っていて、誰もが崇めるというレベルの評価を得てないとおかしいんですよ。
サンデーでいえば「コナン」や「タッチ」や「うる星やつら」や、そのあたりと並んで評価されないと。


やっぱりテレビアニメ化されていないっていうのが大きいんかなー。
OVAにはなったけど、そこまでだったからなー。
あれはやっぱり、ところどころグロい描写があったから、それで無理だったのかな(苦笑い)。
そこがまた一つの魅力ではあるんだが…
今あえて、ジョジョみたいにテレビアニメ化もいいかもしれないが、
それでもやっぱりゴールデンタイムは無理だろうから、一般受けにはならないかな(汗)。


ジョジョも大人気ではあるけど、
ワンピースやドラゴンボールに比べると一般的な認知度は及んでいないだろう。
ジョジョの場合はメジャーでありながらマイナー感があり、
そこがいいというのがあるから構わないんだけど、
うしとらは内容がメッチャ本格派少年誌だから、
それで惜しいと思ってしまってる節が自分の中にあるんだろうな。
ワンピースは一時期「少年マンガのど真ん中」という表現をされていたようだけど、
うしとらも本当に「ど真ん中」なんだよ。
だからこそワンピと同程度の評価が得られないのが悔しいというか歯がゆいというか、
そういう気分があるんだな、きっと。

前々からどうにも腑に落ちないというか、慢性的に腹が立っていることがあります。
 雑誌とか新聞とかその他諸々の媒体で、
 監督の戦術がどうとか、この采配では駄目だとか、選手のこういうプレーが敗因だとか、
いろいろ書いたり意見したりしている記者やライターをよく見かける。
それはその人がこれまでつちかってきたサッカー観や考えから来るもので、
それなりに的を射てるものなんだろうと思う。
また批判や批評というのものは、物事を健全に保つために必要だと言われている。
それは正しいんだろうけど、でも批判や批評をする方の批判能力、批評能力を査定するものが
 まったくと言っていいほどないというのが引っかかるんですよね。


そんなわけでここから先は個人的な意見が多々入るんで、
 「こういう考えもあるんだな」くらいでスルーしてもらえる方だけお願いしますね(照)。


サッカーに限らないけどマスコミの意義や役割はなにかを考えたとき、ぼくは二つを思いつきます。
 一つは純粋に物事を正確に、できるだけ速く伝えること。
サッカーでいえば試合の結果とかそういうことになるかな。
だけど最近はネットの普及がものすごく、代表戦やJリーグの試合なら、
ツイッターを見てればほぼリアルタイムでそれらを知ることができる。
 速報性に関して言えば秒単位なんじゃないかな。
プロの試合だけじゃなく、試合会場にいる人がその気になってくれれば、
 県リーグや学生の試合だってすぐにわかる。

 正確性についても複数の人が同時に同じことをつぶやいていれば、ほぼ確実だと言っていいでしょう。
 加えてそれぞれのクラブや協会サイトの公式発表もあるから、
 実は最近は結果報道についてはマスコミはほとんど利用してないんですよね、ぼくは。
それでもツイッターはあくまで責任のない個人の書き込みだし、
クラブや協会は当事者だけに「公的に近い第三者的な立場」ということから考えれば
 マスコミの結果報道もあればありがたいけど、
 一昔前の「スポーツニュースを待つしかない」という状態に比べれば、
 今はあくまで二次的な価値しかなくなっていると感じます。


で、もう一つの役割が、冒頭に書いたような、
 試合の内容に関する専門的な解釈や解説を読み手や視聴者に伝え、
 同時に協会やクラブ、監督、選手のやってることやプレーを査定するという仕事。
これは厳密に言えばマスコミの仕事ではないとは思うんですが、
だけど結果を見ただけではなにがどうなっているのかわからない素人に、
これはこういうことだからいいんですよ、だめなんですよ、というのを伝えることは確かに必要だと思う。
 実際にプレーしてる人は実践からも学ぶだろうけど、
ぼくらのようなど素人がサッカーについていろいろ知るのって、なんだかんだでこういうところからですからね。


つまりマスコミはサッカー界全体の「軍師」や「参謀」の立場をになっていると言えると思っています。


が、最初に書いたように、
この軍師や参謀を査定する法がどこにも見当たらないというのがぼくとしては納得いかない。
ライター個人にしろ、記名のない記事にしろ、
たいていマスコミは「これこれこういう理由でこのままではいけない」という風に
監督たちのやり方を非難します。
だけど「ではどうすればいいか」を書いてる物はほとんど見かけない。
あったにしても、そのやり方が本当に有効であるかどうかを証明する責任がない。
さらにその人が「このやり方じゃ駄目だ」と非難した方法で監督やチームやらが成功したときも、
 特に責任や能力を問われることはない。
そしてそんなことはなかったかのように、また同じように監督やらなにやらを批判し続ける。
これはおかしい。

ぼくは「軍師」や「参謀」の能力は突き詰めれば、
 「現在の状況や情報から未来の結果を予測する」に尽きると思っています。
その能力が低いのに、あるいはまったくないのに、軍師や参謀の役目が果たせるわけがない。
それどころか間違った判断と意見で全体を惑わせ、駄目な結果を招来してしまうことだって充分ありえる。
サッカーマガジンだかダイジェストだか忘れちゃって申し訳ないけど、
 南アフリカワールドカップ直前、韓国に負けた後、岡ちゃんの続投が決まったとき、
どちらかの表紙の見出しが「それでも岡田監督を更迭すべき」みたいなものだったのを、
 結構な数の人が覚えていると思う。
その「勧告」に従って協会が岡ちゃんを更迭していたらどうなっていたか。
あるいはもっといい結果が出たかもしれないけど、3戦全敗だった可能性も充分にある。
 少なくともあの見出しをつけた雑誌は、代表のあの躍進はまったく見抜けてなかったってことで、
それだけでも軍師としては低能と言われても文句は言えないだろうな。
 何度も言うけど現状から未来をどれだけ予測できるかが「批評の専門家」としての力量のすべてなんだから、
 結果を受けて「サッカーはなにが起こるかわからない」で逃げるのは卑怯でしょう。
 少なくともプロのサッカーマスコミを自認して、プロである監督たちを非難するのなら。


そんなわけでプロとしてプロを批評するのなら、同じ土俵に立ってほしいと思うんですよ。
 監督やら選手やらクラブやら協会やらは、
 失敗したり成果が出なければ「その能力足らず」ということでクビになってしまう。
それは厳しくはあるけど、そういう人たちだからこそぼくらは尊敬や信頼をしているわけでもあります。
そして現状ではサッカーマスコミやライターに対して、そういう信頼を持つのが難しいんですよね。
なにしろその批評が正しいものかがあやふやなものですから。
マスコミの世界も大変なことは多いかとは思います。
ぼくらの知らない厳しさもあるでしょう。
だけどぶっちゃけ、「そういうのはどうでもいい。プロは結果だけだ」という意気と能力のある人の意見のみが聞きたいんですよね。


とはいえその「結果」をはっきりさせるのが難しいのも確かなんですよねえ。
たとえば、一人のライターが一つの試合について
「これこれこういう理由でこれじゃ駄目だ」と批評を書くとする。
その批評が正しいかどうかは、それこそ数週間後、数ヶ月後にしかわからない。
しかも試合は毎週何試合もあって、そのたびに批評はなされ、数はいくらでも増えてゆく。
それらをすべてフォローしていくのはとてつもない手間がかかる。
しかもライターや記者は一人ではなく、何十人も、あるいはもっといる。
さらに選手の批評、クラブの批評なんてことになると、年単位で評価しないといけなくなる。
サッカー界全体ともなれば数十年単位だ。
それが全ライター、全記者、全雑誌、新聞、サイトについて査定しなくてはならないとなれば、
もうどれだけの手間や時間がかかることやら(苦笑い)。
 仮にこれらを全部おこなったとしても、すべての評価が出るのはそれこそ数年後、数十年後で、
そのときにはそのライターさんは現役をやめていたり死んでいたりする可能性もある。
それだとまったく意味がない(苦笑い)。


で、ぼくなりにいろいろと査定方法を一つ考えてみたんですよ。
ただ正直に言うと、「これで完璧!」だっていうのは考えつけなかったと思う(汗)。
だからこれから挙げるのは、ぼくが考える全力全開の案ということでお願いします。


リーグ戦の順位予想。
これをポイント制にして各ライターや記者にやってもらい、
その結果を記録に残し、発表していくというのはどうだろう。
 雑誌や新聞、サイトならそこに所属する記者たちに予想してもらい、その平均ポイントを発表するという形で。
 予想するリーグは自分が担当しているリーグ、あるいは最も注目しているリーグで、プロアマ問わず。
 Jリーグはもちろん、セリエAでもブンデスリーガでも、JFLでも地域リーグでも、
あるいは大学リーグやユースのリーグでもなんでも。

これは今でもシーズン前、各雑誌やサイトなんかがお遊びや参考程度でやっているけど、
 「現在の状況や情報から未来を予測する」という軍師の能力に合致するいい企画なんですよね。


 実はこれについて個人的にちょっと「ええー?」と眉をしかめることがありまして。
 何年か前、モンテディオ山形が初めてJ1昇格を決めた時のことなんですが、
このシーズン前順位予想でライターや記者の全員が
「戦力も資金も足りない山形が降格する」としたらしいんですよね。
これはぼくははっきり覚えてはいないんですけど、
 J1初年度のホーム最終戦での挨拶で山形の社長が挨拶で叫んでいたそうだし、
 他のところでも読んだりしたことがあるので、
 全員がはともかく、ほとんどのライターがそう予測したのは確かでしょう。

だけどこの時のぼくの予想は「山形残留」だったんですよね。
 理由ももちろんあります。
まず第一に、この時の山形は守備の強いチームを作る達人である小林監督の戦い方が
完全にチームに染みいっていて、ちょっとやそっとじゃ崩れない強固さがあった。
 攻撃力は足りなかったかもしれないけど、あの時の山形の守備力は、
 J1のチームでも簡単に崩すのはちょっと難しいレベルにあったと思います。
そういうチームは勝ちきるのは難しいかもしれないけど、負けない戦いで勝ち点を細かく稼いでくるし、
また負けるにしても大量失点で負ける試合は多くないはず。
とすると最後の最後、得失点差で有利な立場に立ち、残留を決める可能性は高い。

 第二に山形全体の意思が「残留」で統一されていること。
 戦力的にも資金的にも自分たちが厳しいというのは選手や監督、スタッフだけじゃなく、
クラブ全体もサポーターも、山形に関わるすべての人がわかっていたはずで、
 「今年の目標は全力で残留」で統一されていたと思う。
それがわかってるから目の前の試合に一喜一憂せず、一年全体を通して耐えるべき時に耐えて戦い抜ける。
こういうのは本当にデカイ。
 逆に戦力があって「今年は優勝」という目標を立てたチームが、
なかなかうまくいかなくて残留ラインあたりをウロウロしているのは、
そのあたりの目標と現実がカイリしていて、結構危ないのよね。
 1年ちょっと前を思い出すけども(苦笑い)。

それともう一つ。
これは開幕前じゃなくて開幕後のことなんで予測とは言えないかもなんですが、
シーズン開始してできるだけ早く、可能なら開幕戦で勝利すること。
これができると「J1でも勝てる、戦っていける!」と自信を持つことができるんですよね。
これがなかなか勝てないと自分たちに対して疑心暗鬼になってしまって、
たとえ勝っても自信がつきにくくなってしまう。
 自信がないと自分たちの力を出し切ることは難しく、
 元々足りない戦力をさらに小さくしてしまい、ますます負け続けるようになってしまう。
そんなわけで山形の開幕戦は注目してたんですが、
 6点も取っての勝利と、これ以上ないスタートを切ってくれまして(笑)。
これで「おれたちは勝てる!」どころか「点も取れる!」という自信がついたはずで、
 自分たちの力を出し切れる土台はしっかりした。


それでも山形は、やっぱり残留争いに巻き込まれてしまうかもしれない。
だけどリーグ戦ってのはシーズン通してもう一つ二つ普通にヤバいチームがあり、
さらに「どうしてここが?」というチームが残留争いに加わってくるのもお約束(他人事ではないが(苦笑い))。
そういうチームをまくって山形が残留を決める可能性は充分あると思ってたんですよ。


これは特に誰かに言ったり何かに書き残したりはしてないので、
ぼくが本当にその時に考えていたのかの証明はできないんですが、ぼくにとっては真実です。
そしてぼくは自他ともに認めるド素人です。
だからプロであるライターや記者が誰一人として山形残留を挙げなかったと聞いて、
 「え~? ド素人が考える程度のことも考えつかない人たちがプロ~?」という不信感を覚えたんですよね。
もちろんただ単に局地的、それもほんの一事についての話ではあるけど、
もしプロである選手がサッカーを好きなだけのど素人に局地的にですら負けたとしたら、
マスコミとかはそりゃあ叩くんじゃないでしょうか。
それが一人や二人じゃなく全員だとしたらなおのこと。

あるいはぼくが考える程度のことは考えついていたのかもしれない。
だけどそれを選択しなかった。
 選択しなかった理由もちゃんとあるかもしれない。
だけどプロは、すべてではないとしても結果が第一。
 監督の采配が裏目に出て負けた時。
 監督は複数の選択肢からそれを選んで失敗したことでしょう。
だけどマスコミは実際におこなわれた采配と、それが現した結果のみで評価し、批評し、批判する。
それは正しいことかもしれないけど、だったらマスコミの方も結果のみで評価されないと。

ましてなにも考えずにいるのなら話にならない。
 山形の残留降格についてだって
「戦力が足りない。資金が足りない。だから降格」だけでいいならぼくでもできる。


わき道にそれっぱなしになってしまいましたが(汗)、
とにかく順位予想って意外とライターや記者の能力を測るのに使えるんじゃないかと思うんですよ。
なにしろ順位を本気で考えようと思ったら、
 自分が担当していたり注目しているチームを知っているだけじゃ不可能だ。
 他のチームの戦力、監督、コーチ、クラブ全体の資産やスタッフの能力・ビジョン。
そういったものやそれ以外のものも、できるだけ詳しく知っておかないといけない。
しかもそれだけじゃなく、
 「これらの力が一年通してどれだけ成長するか、あるいは停滞・後退するか」ということを見極め、
それらを全チームと対比させ、結果を予測しないといけない。

これはもう、データを集めるだけでも膨大な時間と努力が必要になるだろうし、
 予測の範囲も深度もありえないほど広く深く、しかも不確定なものになる。
 労力だけでもいったいどれだけのものが必要になるか、わかったもんじゃない。
 正直、過労死しかねないほどかもしれないな(汗)。

だけど厳しく言えば、たぶんそれだけやるのが本当のプロなんじゃないかとも思う。
たとえば監督は、自分たちのチームだけじゃなく、対戦するすべてのチームのデータを知り、
そこから対策を考えないといけない。
その監督を批評する立場にいる者は、
それ上に知り、それ以上に深く広く知っていないといけないのは、自明なんじゃないだろうか。
もちろん監督はスタッフなんかがいて、その人たちがデータを集めてくれてはいるだろうけど、
ジャーナリストの方もいろいろと工夫して同じことはできるだろうと思う。
フリーで個人だとしても、横の連携も使ったりしてね。


またわき道にそれましたが(笑)、とにかくポイント算出方法も考えたりしました。
が、ぼくは数字に弱いので、
そのあたりは得意な人にあらためて細かく考えてもらえるとありがたいなと思うんですが(照)、
たとえば


1.シーズン前に予想。
 2.シーズン折り返し地点で再度予想。
 3.残り5試合くらいでさらに予想。


シーズン前に一回だけというのは、さすがに無理がある(苦笑い)。
 全部はずれっていう人がほとんどだろうし、算定もできなくなってしまう。
そんなわけでシーズン途中、ある程度その年の戦力や勢力がわかってきたところでもう一度予想し、
さらにほとんど順位が決まっているところでもう一度予想。
これならまったくポイントが得られないという人もいなくなるだろうと思います。


もちろん得られる正解ポイントは1が最も高く、3が最も低い。
 1の時は12ポイント、2の時は6、3の時は2と、そういう感じだといいんじゃないでしょうか。
 J1(18チーム)を例とすると、1で全順位を正解したら、12×18=216になる。
 2だと6×18=108、3は2×18=36か。
だから年間最大ポイントは216+108+36=360になりますか。
まあこれはまずあり得ないだろうけど(笑)、とにかくこんな風に「予測能力」を数値化してみる。
 1で3チーム、2で6チーム、3で13チーム当てたとすると、12×3+6×6+2×13=98。
こういう感じになります。


また順位の「前後賞」もあってもいいかも。
 「2位ガンバ」と予測して、実際は優勝や3位だったら正解の半分の点数がもらえるとか。
 1なら12ポイントの半分の6、2なら6の半分の3、3なら1ポイントという感じで。


これを元にしたシステムやサイトを作り、そこにシーズン前、途中、シーズン終了直前に
 それぞれ順位予想を登録してもらい、その人の獲得ポイントを出す。
さらにそれを何年も積み重ねてゆき、
その人の去年の獲得ポイント、過去三年の平均獲得ポイント、そして総合平均獲得ポイントを出し、
その結果を発表する。
そうすることによってその人の力量が数字ではっきり見ることができるんじゃないかな。
 例えば総合獲得ポイントは高いけど、ここ三年のポイント数はふるわず、去年のポイントがさらにふるわなかったら、
 「この人は元々の能力は高かったけど、最近は力が落ちてるんだな」と見ることができるし、
 逆に総合ポイントはイマイチでもここ最近のポイントが高ければ「この人はいま信用できる力があるな」という評価になる。


また、登録してくれる人が増え、年数が重なってくれば、
どれだけの獲得ポイントを取っていればどれだけの力があるのか、
パッと見である程度わかるようになるんじゃなかろうか。
 例えば野球のバッターは3割打ってれば相当すごい選手だということがプレーを見なくてもすぐにわかるけど、
これも長年の野球界全体のデータと常識があればこそだからね。


このシステムが実現したとしても、登録の義務化は特に必要ないと思っています。
むしろしない方がいい。
 登録する人が増えてきたら、
しない人は自分の能力に自信がない、プロとして同じ土俵に上がる度胸も覚悟もないということで、
 自然と失笑され、評価も下がっていくことになるでしょうから。
もっとも、それぞれに考え方や信念みたいなものがあるから、
 未登録者はチキンと言い切ってしまうのもあれだけど…


そしてこれは、別にプロにだけ適用されるわけでもない。
 素人でも自由に登録することができる。
それによりプロと同じ土俵に上がり、プロ以上の力量を示すことだってできるようになる。
そしてその結果を自分のブログなりツイッターのプロフィールなりに貼り付けておけば、
それだけで「この人の力はこのくらいか」という目安になって、
それによって意見や文章の軽重を示すこともできるようになるんじゃないでしょうか。
あるいはプロ以上に評価の高いアマチュアが生まれてくる可能性もあるな(笑)。

これはプロも同じで、自分のブログに結果を貼ることによってアピールになり、
 仕事に差も出てくるかもしれないな。


こういうシステムで、サッカージャーナリストの能力もかなり透明になったり、
 質も保たれるんじゃないかとは思うんだけど、
さっき書いたように、これも完璧じゃないというのはあるんだよなあ。
 査定方法として不完全というだけじゃなく、
すべてのサッカーマスコミにとって必要なシステムではないということでもあるんですよ。
たとえば日本全国や世界各地をめぐって、
その土地その土地のサッカー事情を取材し、発表することを主活動としているライターさんがいるとすれば、
その人にとってこのシステムはまったく必要ない。
そしてこういう活動はとても有意義で大切なものだ。
だけど仮にこのシステムが世間に受け入れられたとして、
 登録していないジャーナリストは価値がないという「常識」になってしまったとしたら、
こういう人たちの活動にとても大きな害になってしまう。
 皮算用だとわかっちゃいるんだけど(苦笑い)、
このあたりはこのシステムの不備だなと思ったりはしています。


でもまあ、それはそれとして、こういうシステムがあったらいいなあとかなり本気で思っています。
 実は作れるものなら自分で作りたいと思ってもいるんですが、
 残念ながらぼくにはその知識も技術もないんですよね(泣)。
 誰かこのアイデア、買ってくれないかなあ。
うまくいったらこのシステム、相当利益を生み出すと思うんだけど(笑)。
その場合、アイデア料と一定のロイヤリティがいただければ、ぼくは充分ですので(笑)。


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