サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

2015年08月

今回長い上に内容は独自研究(思い込み)やセリフ等がうろ覚えのものもあります。
それだけ思い入れがあるということで許してやって(照)。


今、TOKYO MXで「レッツ&ゴー」の再放送をやってます。
ブルーレイが出たり、あとコロコロアニキとか、
今30代の人たちをターゲットにリバイバル(?)的な展開をしてるけど、その一環なんだと思う。
ただ、ぼくがコロコロをガチで読んでたのは、
それこそ最初期からちょっと経ったくらいまでというか
「ゲームセンターあらし」あたりから「ラジコンボーイ」くらいまでだったので、
この展開からはちょっとハズれてるんだけど(照)。

だからラジコンはやったけどミニ四駆は、
これも最初期の頃にちょっと作っただけで、
四駆郎やレッツゴーの頃はほとんど触れてないのよね(汗)。
だからといってアニメ観てないかというとそんなことはないあたりがオタクのオタクたるゆえん(笑)。
いま再放送をやってるのもほとんど観たことがある(笑)。
ただ、全部じゃなくてセレクションだからちょいちょい話が飛んでて、それが残念だ。
レッツゴーは相当長いことやってたからそれも仕方ないんだろうけど、
WGP編までやってくれるか、ちょっと微妙だよなー。
個人的にWGPに、全レッツゴーの中で一番好きな話があるもので。


72話「燃えろ藤吉! スピンコブラの逆襲」。
http://www.nicovideo.jp/watch/1343644510

タイトル通り藤吉が主役の話なんですが、実は真の主役はJなのだ(笑)。
準主役は藤吉の執事の彦佐さん(笑)。


レッツゴー観てた人には言うまでもないですが、WGP編は文字通り「ワールドグランプリ」。
世界中の代表チームとの戦いで、基本五人一組のチーム戦。
レースも毎回コースやルールが変わり、それに応じた戦略や作戦が必要になってきます。

このお話のときの対戦相手は北欧代表のチーム・オーディンズ。
コースは直線中心の高速コース。

五人一組だけどマシンの特性や性能も同じにする必要はなく、
それどころかいろいろ違いをつけないと不利になる。
いや、理想を言えばストレートもコーナーもどのコースでもメチャクチャ速いというのが一番なんですが、
そう都合のいいマシンはない。
ビクトリーズ(主人公チーム)の編成は、

高速マシン…サイクロンマグナム、ネオトライダガーZMC
コーナリングマシン…ハリケーンソニック、スピンコブラ
どちらにもバランスがいいマシン…プロトセイバーEVO.(エボリューション)

となっていて、今回はコースからいってマグナムとトライダガーを先行させ、
他のマシンは援護に回るというのが基本戦略になります。


さて、今回主役扱いの藤吉。
コースがどうこうというのに関係なく、最近自分のマシンの戦闘力に疑問を覚え始めています。
正確に言うと、マグナムやソニック、トライダガーに比べ、
スピンコブラはコースアウトやリタイアが多く結果が出せていない。

もちろん藤吉もなにもしてないわけではありません。
そうは見えないけど(笑)大企業グループ、三国コンツェルンの御曹司。
金にあかせてコンツェルン特注の最新・高性能パーツをたくさん組み込んで
スピンコブラをチューンしています。
だのに結果が出ない。

そのことを専属執事の彦佐さんに、グチともボヤキとも言えない形で漏らしたところ、彦佐さん、
「高性能パーツは全部はずしてしまいましょう。それでは重くて返って遅くなってしまいますし、
GPチップ(WGPマシンに搭載された学習チップ)の学習が追いつきません」とアドバイス。
ミニ四駆に関しては素人の彦佐さんのアドバイスだけに懐疑的な藤吉ですが、
他に方策があるわけでなく、とりあえず言うとおりいろんなパーツをはずしてみる。
さらに彦佐さん、
「それだけでは足りません。今の状態をGPチップに覚え込ませるために走り込みをしましょう」
と、もう一つアドバイス。
懐疑的な気持ちが消えるわけではないが、もっともな意見でもあるので藤吉、
スピンコブラをしっかり走り込ませる。


そんな数日が過ぎ、ついにレースの日。
控え室へやってきた藤吉に、
豪は「今日はオレのサポートよろしくな!」と、いつものように挑発する。
この二人は「自分が一番じゃないと気が済まない!」をモロ前面に出すタイプなので、
普段から口喧嘩が耐えません。
が、今回は藤吉も、コースが自分のマシンに合ってないとわかってるし、
高性能パーツもはずして速くなる要素が感じられないこともあって、
「わかってるでゲス」と、特に不満も見せずにうなずきます。
拍子抜けする豪。


そしてレース開始。
が、スタート直後からオーディンズが予想外の戦法に出てくる。
なんと3台のマシンがマグナム、トライダガー、ソニックの前に出て、蓋をするようにブロック。
その間に高速マシン2台が先行、一気に独走状態にもっていってしまったんです。
オーディンズも基本は高速マシンを先行させ、
他のマシンは援護にまわるという作戦なんですが、
ここまで露骨に、しかも初っぱなからやってくるとは誰も予想していなかったんですね。
オーディンズはこれまでのレースで負けが込んでいて、
なりふり構ってられない状況だったのをビクトリーズは見落としていたわけです。


さて、いきなりオーディンズにペースを握られたビクトリーズ。
その中で最初からノーマークで飛び出せたのは、
藤吉のスピンコブラとJのプロトセイバーEVO.。
ただしこれもまたオーディンズの作戦通りです。
スピンコブラはコーナーリングマシンで、
ストレート主体のこのコースで先行した2台に追いつけるはずがない。
EVO.はバランスマシンだけど、高速マシンがストレートで遅れをとるとも思えない。
またこれまで目立った戦績を残しているわけでもないため、実力は他の4台に劣っている。
だからこの2台は自由に走らせても問題ないとの考えでした。

Jが思いのほか舐められてたのは、
コーナーリングマシンであるソニックをブロックし、
バランスマシンであるEVO.を先行させたことからもわかる。
ソニックの方が結果を出してるし、
なにより烈アニキは実質ビクトリーズの司令塔だからマークするのもわからんでもない。

余談(?)ながら、レースも中盤になり、
いくらソニックでもコーナーリングマシンである以上
先行したマシンには追いつけなくなるほど引き離されたところで、
オーディンズは烈のブロックをはずします。
これは3台で2台(マグナムとトライダガーの高速マシン)を抑え込む方が確実だからという理由で、
実際、ソニックは(マグナムとトライダガーも)このレースに最後までほとんど絡むことができず、
オーディンズの当初の作戦はほぼ完璧に遂行されていきました。


が、この作戦には、2つ誤算があった。
一つは藤吉のスピンコブラが彦佐さんのアドバイスにより、
これまでと違う特性にマイナーチェンジされていたこと。
そして最大の誤算は、Jの実力を完全に見誤っていたことなんですよね(笑)。


今回のコースはレッツゴーでありがちな一本道コースではなく、8の字型の周回コース。
コーナーすら高速コーナーだけで編成されていて、
まったくもって高速マシンのためのコースです。
一カ所S字コーナーが設定されていて、
そこだけはコーナーリングマシンであるスピンコブラに分があるけど、
それでもオーディンズの高速マシン2台に離されないようにするのが精いっぱい。
追い抜きなどほぼ不可能な展開です。


そんな中、Jはスピンコブラの走りがいつもと違うことに気づく。
「藤吉くん、今回はスピンコブラにどんなパーツをつけたの?」
「なんもつけてないでゲス。全部はずしちゃったでゲス」
それを聞いたJ、少し驚き、そして一気に笑顔になる。
「そうか、それなら勝てるよ!」
「え?」という顔の藤吉だが、Jの頭の中は逆転のための戦略をフル回転で考え始めたんですね。


表現の違いはあれ、我が強く「オレが一番!」というスタンスが基本のビクトリーズで
(冷静な烈兄ちゃんですらその傾向がある)、
唯一の外国人なのに、一番控えめで一番おとなしく、もっとも日本人らしいJ(笑)。
だけど大神博士に選ばれ、
バトルマシンとはいえ一度はレッツゴー兄弟を完膚なきまでに叩きのめした実力は折り紙付きです。
性格的に普段はみんなのフォローに回ることも多いけど、
自分がやらなきゃ勝てない状況になれば、その能力はフルに発揮されます。
しかもそれは、豪のようにただマシンを速く走らせるだけでなく、
全体を見極めた総合的な能力、「レースメイク」まで含まれてることがこのレースで証明されます。


レースも終盤に入り、後方では相変わらずマグナムとトライダガーはブロックされ続け、
解放されたソニックも追いつく気配はない。
スピンコブラとEVO.もオーディンズの高速マシン2台に、
ストレートで離されそうになるのをS字で追い上げ、なんとか食らいついているだけの状態。
藤吉は絶望感を覚え始めるが、Jはここまでの展開で、
味方のマシン、敵のマシン、コース特性の観察を続けてきて、突破口を見つけ出していた。

J「S字で勝負だ、藤吉くん」
藤吉「そりゃなんとか勝負できるのはS字だけでゲスが、サンダードリフト(スピンコブラ最速コーナリング技)でも追いつくのが精いっぱい…」
J「追いつくんじゃない、追い抜くんだ!」
藤吉「そんなスピードでS字に入ったらコースアウトしてしまうでゲスよ!」
J「今のスピンコブラなら大丈夫。いくらコーナーリングマシンだからって、彼ら(オーディンズ)はぼくたちを馬鹿にしすぎてるよ。S字までEVO.が引っ張るから、藤吉くんが1位になって!」
藤吉「ショエー!!」

いつになく強気なJと彼の作戦に仰天の藤吉ですが、このあたり、Jの負けん気も出てて好きです。
いくらコーナーリングマシン(オーディンズからはEVO.もそう見られている)だからといって、
ここまで「こいつらは放っておいても大丈夫」と無視されたら、いくら温厚なJでもプライドに障る。
そもそもそうじゃなければレースなんてやってないですしね。
その怒りも込めて「絶対勝ってやる」という意志のもと、
JのEVO.が藤吉のスピンコブラを全力で引っ張ります。


「引っ張る」というのはレース関係ではよく聞くスリップストリームというやつです。
前を走るマシンのすぐ後ろにつき、空気抵抗を減らすことで、
パワーを温存したまま同じスピードで走る技術。
これが敵マシンの後ろについた場合、その余剰パワーを使ってぶち抜くことができますし、
味方マシンの場合はパワーを温存させたまま、前を走る敵を追うことができます。
この場合、JはスピンコブラにEVO.の後ろに入ってもらい、
S字で勝負をかけるパワーを温存してもらうことを目的に「引っ張って」います。


ここでもう一つオーディンズの誤算があり、
JだけでなくEVO.の性能も見誤っていたことがあげられます。
本編では土屋博士がドヤ顔で解説してましたが(笑)、
EVO.はストレートもコーナーもバランスよく走れるマシンです。
だけど最も重要なのがどちらの特性も「高いレベルで兼備」していること。
ストレートでは高速マシンに勝てないまでも互角のスピードで走ることができ、
コーナーではコーナーリングマシンを追い抜くことはできなくとも
同じくらいの速さで曲がることができる。
そんなEVO.だけに、勝負をかけられる程度の差をキープしたまま、
スピンコブラをS字コーナーまで引っ張ることができるわけです。
特に今回はコースが事前にわかっていたこともあり、
EVO.を高速寄りにセッティングしていたはずですしね。
Jは当然、EVO.とオーディンズの高速マシンとを比較して、
それが可能だと判断したからこそ、この「作戦」を選択したわけです。


またもう一つ書き忘れてましたが、このレースはポイント制で、
上位5位までにポイントが与えられ、その合計で勝敗が決まるルールになっています。
ポイントの内訳は、1位…5P、2位…4P、3位…3P、4位…2P、5位…1P。
上位になればなるほどポイントは有利になり、
現在の順位ではオーディンズのワンツーフィニッシュで合計9ポイント。
3位から5位までをビクトリーズが取っても6ポイントにしかならず完敗です。
そしてJは、当然このポイントも計算して作戦を考え出しています。


ゴールまであと2周。ここでJが勝負に出る。
S字まで引っ張った藤吉にゴーサインを出す。
「行って、藤吉くん!」
「ショエー!」
半信半疑もここまで来たら止まれない。
藤吉も覚悟を決めてEVO.の背後から飛び出し、
温存した余剰パワーをすべてつぎ込んで、これまで以上のスピードでS字コーナーへ突っ込む!
「オーバースピードでゲス!」
「コースアウトだ!」
オーディンズのニエミネン(高速マシンの一人)も嬉々として叫ぶ。
しかし走り込みと、
ここまでのレースでスピンコブラのすべてを学習したGPチップは適正・的確に反応、
サンダードリフトを上回るコーナーリングスピードで一気にオーディンズの二台を抜き去り、
そのままトップに躍り出る!
驚く敵、味方、そしてスピンコブラの所有者(笑)。

その中で、驚かない二人がいた。
一人は彦佐さん。観客席で歓声をあげる。
「サンダーを越えるコーナーリング、ライトニングでございます!」
命名・ライトニングドリフト(笑)。

そして驚かなかったもう一人は当然J。
だけどJにはまだやることがある。
この段階での順位とポイントは、
ビクトリーズが1位・4位、オーディンズが2位・3位で、どちらも7ポイント。
5位はおそらくソニックだろうけど、それもどうなるかわからない。
確実に勝つには、Jは少なくともオーディンズを一台抜かなければならない。


ゴールまで2周の段階でJが藤吉を飛び出させたと書きましたが、
実は本編で明確な表現はありませんでした。
ただオーディンズを抜いたあと、
もう一度ライトニングドリフトでS字を曲がるシーンがあったので、
残り2周で勝負に出たんだろうなと。
これはもし最後の一周で勝負に出て失敗した場合、
その場で負けが決まってしまうため保険をかけていたというのもあると思いますが、
Jにはもう一つ狙いがあったと考えます。

スピンコブラがトップに立ったことで、
おそらく、まず確実に、レーススピードが落ちる展開になったでしょう。
いくらライトニングドリフトを手に入れたとはいえ、
ストレートのトップスピードではスピンコブラはオーディンズの高速マシンには太刀打ちできない。
だけど前に出た以上、今度は藤吉が彼らをブロックすることができる。
完全にブロックすることはできないにしても、
ストレートで抜きに来ようとするのを抑えることはできる。
本物のレースでは進路妨害の反則になりかねませんが、
そこはそれ、オーディンズなんてすでに三台でコースをふさぐようにして
マグナムとトライダガーをブロックしているんだから問題はないはず(笑)。
加えてオーディンズの二人は、今回藤吉とJをザコと認定していただろうだけに、
そいつに抜かれたことへのショックも大きい。
ましてこの二人(ニエミネン、ジャネット)は、
お調子者で勢いに乗るとメッチャ速いけど、不測の事態には弱い感がある。
立ち直るのに時間がかかったことでしょう。

その間、Jはスピンコブラを引っ張って疲弊したEVO.を休ませることができる。
なにしろストレートもコーナーも、
ほとんど前に出てスピンコブラを空気抵抗から守って長い時間走ってたはずだからね、
EVO.もいっぱいいっっぱいだったでしょう。
そのいっぱいいっぱいのEVO.でも、
スピンコブラが頭を抑えてスピードの落ちたオーディンズ相手なら、
回復をはかりながらついていくことができる。
さっきも書いたようにお調子者のオーディンズ二人なら、
スピンコブラを抜くことにやっきになって、後ろにいるJのことはほとんど忘れているはず。


そしてスピンコブラトップのままファイナルラップへ。
ストレートで後ろからつつかれつつ、S字ではライトニングドリフトで突き放す。
あとはそのままゴールへ突っ走るだけ。
しかしストレートでは当然オーディンズが速い。
「まだ終わってない!」とシャカリキにスピンコブラを追うニエミネンの叫びに、
意外にも答えがあった。
J「その通りさ!」
ラストラップでわずかながら回復させたEVO.を、
3位・ジャネットのスリップストリームへ滑り込ませる。
前ばかり見て後ろを忘れていたジャネットはあっさりそれを許し、
そのまま4台がゴールラインへ突入してゆく。
トップでゴールを抜けたのはスピンコブラ。
スピンコブラの横に並び、あと少しまで追い上げたニエミネンは鼻の差で2位。
そして最後の最後、ギリギリでスリップから飛び出したEVO.は、
残ったパワーを使い切り、ジャネットのマシンを抜き去って3位でゴール!
これにより、ビクトリーズ1位・3位で8ポイント、オーディンズ2位・4位で6ポイント。
仮に5位がオーディンズでも7ポイントまでしか届かず、
この時点でビクトリーズの勝利が確定!
(5位はおそらくソニックなので、たぶん最終的にはビクトリーズ9ポイント、オーディンズ6ポイントだと思う)


ここから本編では、優勝した藤吉が躍り上がり、
やってきた豪やお父さん、妹、彦佐さんがあきれるほど調子に乗って終わり、という形になりますが
(ちなみに豪は最下位(笑))、
もうここまで書いて、このレース、この話の真の主役がJじゃないってのはありえないでしょう(笑)。
少なくともぼくはこの話でJにベタ惚れしてしまいました(笑)。
この話のあらすじとか感想とか検索もしてみましたが、あんましJには触れられていない。
どっちかといえば彦佐さんの方が評価されてる(笑)。
Jについてはせいぜい「藤吉にアドバイスして」くらいの感じかな。
でもぼくの中では、あれだけ圧倒的不利の状況を逆転するには、
ここまで総合的に、大胆に、緻密に作戦を組み立て直さないと不可能なんですよね。
「ちょっとアドバイス」程度では無理。


予期せぬ敵の作戦により当初の戦略が木っ端微塵になる。
思考停止になってもおかしくないこの状況で、
心折れず、強い意志をもって臨機応変に現実的な戦略をあらたに構築し、実行し、
逆転で勝利してみせる。
しかもそれが外側にいる監督じゃなく、実際に走っている選手、レーサーがやってるってんだから、いくらフィクションとはいえ惚れるなって方がムリです(笑)。
ライトニングドリフトという切り札があったからこそとはいえ、
それを活かすために自分も駒にし、
自分が1位ではなく3位に入ってポイントで勝つところまで考えてレースをデザインしていったJは、
現実でもなかなか存在しない本物の名将ですわ。
しかもプレイングマネージャーで考えたら、ほとんど唯一なんじゃないか?(笑)


実際は監督や脚本家もここまで考えて作ってたかはわからないけど、
こんな風に解釈する余地がこれほどある作品っていうことだけでもたまらんものがあります、
自分には(笑)。


ちなみに藤吉がただの引き立て役かというと、そんなこともありません。
将来父親を継いで企業のリーダーになるだろう藤吉は、
人を使い、人に使われることも覚えていかないといけない。
いい意見は素直に聞き入れ、素直に実行することで、
最良の結果を得ることができるというのを今回体験し、
藤吉自身にリーダーとしての資質があることも証明した…
と思ってるんですけどね、どうだろうね(笑)。


マグナムトルネードみたいな必殺技で勝つのも嫌いじゃないですが、
こんな風に戦略で勝つ話は大好物なので、ぼくはこの話がイチオシなのです(笑)。
だけどこの話を録画したのってビデオテープで、
現在我が家のビデオデッキは壊れてしまっている(爆)。
だからってこのご時世、新しいビデオデッキを買うのはどうかというのもあるし、
動画はお金払わないと観られないし、
レンタルしてくるのも今更っていうのもあるので、ぜひ再放送で観たいと思っているのですよ(笑)。
なんとかお願いします、TOKYO MXさん!(笑)

これで名古屋、清水とアウェイ二連戦で二引き分け。
日本ではアウェイは外国ほど影響は強くはないけど、それでも負けるよりはいいか。
特に2ndシーズン好調な名古屋、
監督交代があって勝ててはいないが状態はよくなってきていた清水相手だしね。
もっとも、本気で優勝狙おうというのなら、
無理矢理にでも勝てる力を示さないといけないのかもしれないが…
残念ながらそこまでのメンタルや力量はまだないか。選手も、おれたちも。
しかし最後にフルバーストかけて、広島も浦和も一気にぶち抜いて、
年間勝ち点一位をブン捕れる位置にはつけておかないとな。


宏介が得点したらしい。
ケガは平気だったかそれも心配だが、出てすぐに結果出すあたりがすごいわな(笑)。
古巣に対して痛い一撃だったけど、
そこはそれ、勝負の世界の常だから勘弁してもらわないと(苦笑い)。

そして平山相太、一年ぶりに出場!
いやー、しばらく榎本の13番が慣れなくてさぁー(苦笑い)。
これで味スタでも9番たくさん見せてくれれば、こっちもきっちり上書きできるよ(笑)。
頼むよー、怪物化してくれよー。

今回は何も考えずに書いてたら取りとめもまとまりもなくなっちゃいました(照)。

今シーズン、FC東京の観客動員数は上がっている。
去年の平均観客数が25,187人で、今年は8/16までで一試合平均が28,171人。
特に去年2回だった4万人越えの試合が、今年はすでに3回もある。
この要因で「武藤効果」を上げられることが多い。
ただ個人的に、まったく効果がないとは言わないけど、
そこまでよっち人気だけが理由とは思えないんだよね。
それだったらほぼ確実によっちが出場する(した)、
つまり7月までのほぼ全試合の観客数が上がってるべきだけど、
例年通り2万人台前半の試合も多いし、時には2万を切ることもあって、そんなこともない。
明らかによっち効果といえるのは、1st最終節、よっちのラストゲームくらいじゃないかな(41,363人)。
それじゃ何が観客動員数を増やしているのかといえば、
2ステージ制と、なにより勝利による高順位のためなんじゃないかなと感じています。


今年4万を越えたのは、よっちラストゲームの他は、
川崎フロンターレとの多摩川クラシコ(42,604人)、そして鹿島アントラーズ戦(42,070人)。
タマシコは両クラブとも根づかせるために力を入れているから例年観客数は多いけど、
今年はいつも以上だった。
理由を考えると、やはり両クラブとも上位進出を狙える位置にいて、
「直接対決」の意味合いが強かったんじゃないかと思う。

フロンターレに勝利した次の試合がホーム鹿島戦で、
鹿島はこの時期調子悪かったけど、
鹿島戦の次が首位を独走中の浦和レッズとのアウェイ戦というのが大きかった。
鹿島に勝って勝ち点差を広げさせず(できれば縮めて)、
さらに浦和に勝てば、優勝が現実味を帯びてくる。
それだけに落とせない試合という意識、
優勝のためにものすごく大切な試合という意識がみんなにあったからこそ、
鹿島戦にこれだけの人が集まったんだと思う。
残念ながら負けてしまい、そのせいもあったか次の浦和戦は惨敗だったけども(汗)。


で、ここまで「上位」とか「優勝」とか書いてますが、
この場合、年間順位を考えてというよりは、
みんな(ぼくも)「1stステージの上位・優勝」を考えていたと思います。
「年間最多勝ち点(実質優勝)のために」とももちろん考えてはいたけど、
自覚・無自覚に関わらず「1stステージ優勝」を一つのゴールとして意識せざるを得なかった。
少なくともぼくの中では、そういう意識がありました。

そしてそれは、FC東京の応援はしているけど、
普段それほど味スタまでは行かない、行けない人たちも同様で、
彼らのサポーター魂を喚起し、「これは応援に行かないと!」と味スタまで足を運ばせたんじゃないかなと。
この場合「1ステージ制の前半の1試合」では、
たぶん「味スタに行こう」とまではならなかったんじゃないかと思います。


この辺はぼくの「印象」であって、明確なデータがあるわけじゃないです。
データも最低でも今シーズン終了時点くらいまでの分は必要だろうし、
本当に効果があったかどうかを確かめるには、数年分のものがいるでしょう。
そして確実に効果があったとの結論が出た場合、
1ステージ制に固執していた人たちは、それなりの自戒はしなければならないかもしれない。


いや、なんだかんだでぼくも1ステージ制の方がいいです(苦笑い)。
2ステージ制の導入が言われ始めた頃は「おいおい、ちょい待てや」という気持ちがほとんどだった。
が、いろいろ話を聞いて(読んで)いけば、
一方的に反対するわけにもいかないなという考えにもなってきます。


ぶっちゃけ「カネがない」の一言が理由になるわけだが(苦笑い)、
決して軽視していい理由でも、蔑視していい理由でもない。
カネがなくてもできることはあるけど、
なければ効果的に、広範囲におこなえないこともたくさんある。
「カネカネ言うのは汚い。人間的に劣悪だ」というのは、
「私は現実を見てません。見る能力がありません」と声高に宣伝しているところもあるでしょう。


もちろんJリーグ関係者が集めたカネを横領・着服して不当に私腹を肥やしたり酒池肉林をしてるというなら、
それは言語道断、徹底的に糾弾して罰するべきだけど、そういう事実はあるんだろうか?
また「これこれこういうことをするためにお金を使っています」という公式発表が実際にはおこなわれていない、
という証拠があるんだろうか?
ぼくにはそういう捜査能力・調査能力はないし、
まして発表された収支決算書の数字を見て「これはおかしい」と見極める能力もありません。
「~に違いない」「~に決まってる」は証拠ではなく思い込みにすぎない。

おこなわれている事業が功を奏するかを確認するには数年、十数年を待たなければならないものもある。
育成なんかその最たるものだけど、その他の事柄だってその要素が多いものもあるでしょう。
「Jリーグがやってることは害悪ばかりだ」と言わんばかりに非難する人たちは、
そのあたりの「未来予測」ができる能力があるんだろうか。


Jリーグに限らないけどサッカーの大きな収入源の一つは放映権料だそうだ。
日本においては、やはり地上波が最も重要な場所になる。
民放キー局のスポーツ中継については、ぼくも言いたいことはいくらでもありますが(苦笑い)、
腐っても鯛というのもまた事実。
サッカーに興味がない人が、
最もサッカーに触れやすい機会は民放キー局のサッカー中継だろうからね、
そこを無視していいわけがない。


だけど今のJリーグだと、
民放キー局に売りやすい「この試合を放送すれば視聴率が取れますよ」という「セット商品」が乏しい。
この場合、対象にしてるのはあくまで「サッカーに興味がない人」なので、
ぼくらサッカーにどっぷり浸かって生きている人間を基準に考えないこと。
そうすっとやっぱり一番売れそうなのは「優勝決定戦」になるだろうな。
でも1ステージ制の場合、どの試合でどのクラブが優勝するかがわかりにくい。
特にJリーグは実力が拮抗しているだけに、2元中継、3元中継までしないといけなくなることも珍しくない。

ぼくらはこの「最終節のタイムアップまでどこが優勝するかわからない」というのがおもしろいわけですが、
興味ない人にとっては煩雑なだけだし、テレビ局も負担が大きいわりに視聴率が取りにくくてうまみが少ない。
とすれば「チャンピオンシップ」というセット商品がテレビ局にとっても、
視聴者にとってもわかりやすくて便利なんですよね。


「1ステージ制の方が実力が公正に測れる」という最大の理由は置いておいて、
2004年までおこなわれてたチャンピオンシップのもう一つの大きな不満は、
一年通してもっとも勝ち点を稼いでるのに
ステージ優勝できなかったばかりに「日本一」になれない場合があることでした。
ただ今回のチャンピオンシップ出場条件は、
年間最多勝ち点獲得(実質リーグ優勝)クラブに最も有利な点がいい。
他の条件はいろいろ煩雑ですが、
それは2ndステージまで終わった段階でリーグなりメディアなりが計算してトーナメント表にまとめてくれるから、
最終的にはあまり気にならないでしょう。


FC東京が好調で、今のところ年間順位も上位にいることも大きいだろうけど、
個人的に今回の2ステージ制は「1ステージ制+2ボーナスステージ」という感覚で受け入れています。
1.「年間最多勝ち点」、2.「年間3位以内」、3.「ステージ優勝」という優先順位。
ステージ優勝の方がチャンピオンシップでは有利になるみたいだから、2と3は逆かもしれないけど、
どちらにせよ第一に目指すのは年間最多勝ち点=実質リーグ優勝だから、
基本感覚は1ステージ制と同じです。


それでももちろん、
ここからチャンピオンシップで「日本一」を決めることに違和感や不公正感はやはりあります。
ありますが、そこは1ステージ制で有効な人気回復策を思いつけなかったぼくらの負けとも思っています。
正直、ぼくには思いつけなかった。
さらに言えば、1ステージ制でやっていけるだけのサッカー文化を
この10年で造り上げきれなかったところが敗因でしょう。
以前の2ステージ制も、もともとサッカーに興味のない人を引きつけるための方策で、
日本国内のサッカー成熟度が高まった段階で1ステージ制へ移行した。はずだった。
確かにそういう人たちはたくさんできたけど、
徐々に目減りする観客数にあらがえるほどではなかった。


だからこうなった以上、2ステージ制で新しいファンを増やし、
一度去ったサポーターをもう一度引き戻し、
1ステージ制でやっていけるくらい彼らを定着させてしまおうと考える方が建設的だと、
自分としては思っています。
少なくとも1ステージ制堅持をかたくなに主張するのであれば、
1ステージ制のままで観客数を必ず増やすことができる、
現実的で具体的な方策を提示する必要はあるでしょう。

「負けても応援するのが真のサポーター」なんてことを言うのもいるが、
ちょっと過激な言葉を使えば、
そんな選民意識を持つ連中の存在が
どれだけサポーターを増やすのを阻害してるか知れたもんじゃない。
誰が「にわかにわか」言われてまで観に行く気になるかっていう話ですよ。

だいたい「にわか」から入らない人間なんて存在せんですよ。
ドーハやらJリーグ開幕やらで初めてサッカーに興味を持ったぼくらなんて、
日本サッカー史上最大級のにわか集団だし、
2002年W杯から入った人もたくさんいるでしょう。
また子供の頃に、カズ、ヒデ、あるいはジダン、メッシなんかのスーパースター、スーパープレイヤーに憧れてサッカーファンになったという人もたくさんいるだろうけど
「人気選手に惹きつけられて」という点では充分にわかだ。
おれは違う、生まれたときからこのクラブのサポーターだ、サッカーファンだ、というのもいるだろうけど、
それだって単に親やそれに類する人がサッカー好きで、
赤ん坊にクラブのユニフォームを着せたりサッカーファンになるように教育したりしてきただけのことで、
その人の意思があるわけじゃない。
ただの環境に過ぎず、
見方によっては「サッカーを観に行こう」と自分の意思で決めた「にわか」以下とすら言えるかもしれない。

誰も彼も、まず「にわか」から入って、そこからのめりこんでいくんだ。
その程度のこともわからんで「にわか」とかそれに類する言葉を簡単に使って
「おれはサッカーわかってんだぞ。お前らと一緒にすんな」
と無自覚にご新規さんの「排斥活動」をおこなってる連中は、
それだけで観客動員数について何か言える資格のない、
クラブの足を引っ張っている存在だと個人的には思っています。
だいたいサッカーを究めた人間なんてこの世に一人もいないってのに、
「おれはわかってる」ってツラをしていること自体、
おれに言わせればものすごくみっともない、こっ恥ずかしい話だと思うんだが。


また「にわかは迷惑をかける奴が多いのが許せない」というのもいるかもだけど、これは問題が別だ。
「興味があって初めて見に来た人全員」と
「(社会人として)常識をわきまえてない人」をイコールにするべきじゃない。
そもそもこのイコールが成り立つなら
「サポーター全員」=「暴力を振るう人、暴れる人、人種差別する人」
だって充分成り立つ。
さらにこっちの方が実例は多く、実害も大きい。
ダメなにわかがかける迷惑なんて、
選手に非常識にまとわりついて声をかけまくるとか、
ルールを破って立ち入り区域に入ろうとするとかそのくらいだろうけど(それだって当然よくないが)、
サポーターで迷惑をかけるヤツのやることと言ったら、
警察沙汰になるだけじゃなく、
クラブに罰金という形で何百万も払わせるようなとんでもないものだ。
無観客試合なんてやらせようもんなら、億単位で損害を与えてしまう。
最近はわきまえてきているけど、
東京だって、灰皿投げたり、ペンキぶちまけたり、スタンドで花火上げたりする連中はいた。
その連中と、迷惑かけるにわかと、どっちが罪が大きいか。
「おれたちをそんな連中と一緒にするな」というのなら、にわか全員を一緒にしない。
当たり前のことだな。

あれだけ一方的に試合を支配していたのに、
オウンゴールの失点だけで負けてしまい、
個人的に今年ここまでで最も納得できない敗戦だったのが1stのホーム名古屋戦でした。
まあ言うほど支配して1点も取れない方が悪いから盗んだは言い過ぎだし、
逆恨みだと自覚してはいるんですが、
とりあえずやり返しとかんとスッキリせんというのが本音でしたんですが、
スッキリできんかったか(苦笑い)。


もっとも試合は観られていないから、
この結果が妥当なのか、ラッキーといえる内容だったのかでまた感想も変わってくるかな。
なんにせよ、モリゲ(森重)のいない状態で無失点に抑えたのはよかった。
今日は無失点は難しいだろうなーと思ってたものだから(照)。
ごめんね、吉本、丸山(苦笑い)。

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