サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

2016年04月

「はいふり」こと「ハイスクール・フリート」。
1話が放送されて正式名称もそのときに発表されましたが、
なんだか「まどマギ」や「がっこうぐらし」のように
「ゆるふわ日常系と見せかけて鬱展開」になりそうな気がすると話題になってるようです。
確かに言われてみるとそんな不穏さはあったなー。
だとするとぼくもちょっと敬遠気味の作品になりますが、
1話観たあと自分としては少し違う理由で敬遠気味になっております。
作品の内容がどうこうじゃなくて、自分に理由があるんだけどね(苦笑い)。


そろそろ「少年少女が世界の命運をになう」って設定は飽きたかなーと(苦笑い)。


これは自分が結構年齢を重ねてしまったのと、あとはスレてしまったのが理由なので、
作品自体に責任はありません(苦笑い)。

まず年齢の方ですが、リアル(現実)で考えた場合、
世界の命運がかかるような大問題が起こったら、
とてもじゃないですが10代の少年少女にすべてを託す度胸は
ほとんどの人にはないんじゃないかな(苦笑い)。
10代どころか20代、30代でも役者不足だし、40代でも尚早、
せいぜい50代以降がメインになるかなあ。

これがたとえば、魔法少女モノみたいに彼女たちに特殊な力が与えられたとか、
「テッカマンブレード」みたいに無理矢理状況と能力を押しつけられたとか、
「レイズナー(1部)」みたいな絶望的状況で彼らしか対抗する力がないとか、
そういう設定ならまだしもなんですが、
他に戦える大人がいるのに「なぜ彼ら彼女らが?」という話だと、ちょっとね(苦笑い)。


ただ「はいふり」もこれから「彼女たちしか戦えない」という設定になっていくのかもしれないし、
なによりフィクションにそんなことを言うなんて無粋だというのもある。
だけどもう一つ、今度はメタい理由がありまして。
少年少女が世界の命運をになって戦う話って、
それこそ日本アニメ史、あるいは日本マンガ史の初期からのお約束設定だから、
もうそれだけで食傷気味な気分なのです(苦笑い)。

なんせぼくらの世代で最初期のものから考えても「マジンガーZ」にしてからがそうだし、
ガンダムシリーズもそうだし。
この辺は、もともとマンガやアニメは子供の観るものとされてたから、
読者や視聴者が感情移入しやすいようにキャラ設定されてたのが理由なんだろう
(小学生が主役の話もザラだし)。

今は視聴者の年齢層も全体的に底上げされてるし、ぼくらみたいなのも観てるけど(笑)、
でも中心層はなんだかんだで10代20代だろうから基本は変わらないだろう。
それにビジュアル的には40代50代のおっさんより、
10代20代のイケメンの方がいいっていうのは世代関係ないしな(苦笑い)。


だからこの点で「はいふり」にイチャモンつけるのは筋違いって自覚はあるんだよなー。
それこそ40年以上かけてつちかってきた、自分の「飽き」が理由なんだからね(苦笑い)。
最近は「銀英伝」でも作品の世界観に比べて
キャラの年齢若いなと感じるようになっちゃってるくらいだからな(苦笑い)。
本当は田中先生自身ももうちょっと高い年齢設定をしたかっただろうけど、
読者層を考えるとそうはいかなかったんだろうなあ。
ぼくも高校生時分であれより年齢層高いキャラ設定だったら、
ついていけたかどうか自信はない(苦笑い)。

今日はアウェイ柏レイソル戦。
試合は観られてないんですがPKで1点取られ、0-1で負けか。


まあ失点はしないに越したことはないけど、
アクシデントなり相手の力量なりでどうしようもない場合もある。
今日はモリゲ(森重)が出場停止でそこは危ぶまれたけど、
守備も含めた内容は別に悪いものではなかったらしい。
モリゲいても点は取られてるし。
だとするとやっぱり最大の問題は攻撃陣だよなあ。


攻撃についてもまったくどうにもならなかったわけではなく、チャンスも作っていたらしい。
それでもサッカーでは決められないこともままあるが、今日がJ1第6節。
6試合を通して攻撃陣が取った点はわずか3点。
しかもスタメンで出てる出場時間の長い選手の得点は2点。
一人でこれしか取れてないのでも何か言われかねないのに、
「攻撃陣」となれば3人4人、交代枠まで含めれば5人6人はいてこれはさすがにねえ…

特に今年は攻撃陣の補強に力を入れて、
「誰かが取れなくても誰かが取れる」と言えるほどの陣容なのに、
こうまで「全員が取れない」状況だとどうにも厳しい(汗)。
しかもサッカーそのものがにっちもさっちもいかなくて、
攻撃に割ける時間がほとんどないというのならまだしもだけど、
チャンスの数は少なくはないんだから。


とはいえだ。
サッカーで得点、それも最後のシュート・ゴールの部分はあまりに水物、抽象的で、
具体的に「こうすればいい」なんて特効薬はどこにもないからな。
「シュートの時は落ち着け」とか「練習しろ」は、真っ当なことを言ってるようで、
ただの抽象論・精神論だからね(苦笑い)。


逆にこれだけ全員が決められない状況なら、
それこそいずれケチャップの蓋が開き、
誰も彼もがドバドバ決められるようになるかもしれんか(苦笑い)。
もっとも、一試合に4点も5点も取るよりも、
毎試合1点~3点くらい取ってくれる方がありがたいんだけどね、勝ち点的には(苦笑い)。

「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」みたいに完全娯楽作品としての時代劇は別にして、
歴史ドラマは、どれだけ史実を損なわずに「ねつ造」するかにかかってるところはありますが、
歴史好きにも関わらず個人的にその手の作品(ドラマに限らず小説やマンガその他の媒体でも)
を観る気が失せてきています。


「新選組」は観てないですけど、
坂本龍馬と近藤勇がもともと仲良かったという「因縁」が、
将来敵対してゆく両者の立場や悲劇性がドラマを盛り上げてゆくというのはあります。
が、この手の作品では、
どの作品でもほぼ確実にこの手の盛り上げを意図した「インネン」がねつ造されているため、
最近では返って見飽きて辟易しているのです(苦笑い)。
特に敵対する国の最高指導者同士が、
実は一人の女を奪い合って戦いを起こしているなんて話はゲンナリの極地のため、
最初から完全に観る気がなくなってしまいます(苦笑い)。

とはいえぼくのようにスレた奴はともかく、
歴史モノにまったく興味ない人を引き寄せるには恋愛とか因縁とかを題材にするのは有効なので、
それはそれで全然問題ないです。
が、たまにでいいのでぼくみたいなのも楽しめるような作品があるといいなーというのも本音(照)。


そんなわけで歴史関係の番組その他で近頃一番好きなのは、
演出の少ないドキュメンタリーになってしまっております(笑)。

160406サクラ
桜が咲いてしばらく経ちますが、そろそろ満開の時期も過ぎ、
明日も雨ということなので、ちょっと花見に行ってきました。
ぼくの場合、花見といっても、
桜がたくさんある公園でベンチに座ってぼーっと見上げたり軽く居眠りするくらいなんですが。
BGMは「D.C. ~ダ・カーポ~」の主題歌集でね(笑)。
でも「D.C. ~ダ・カーポ~」もゲームやったのは1だけで、2と3はやってないからなー。
2はネタバレサイトでだいたいの内容は知ってるけど、3はまったくノータッチだ(苦笑い)。
でも桜といえば「D.C. ~ダ・カーポ~」なのは10年前から変わらない。
たとえサーカス商法と揶揄されていても(苦笑い)。


今日はまた、あったかかったからね、
桜の木の下のベンチでボケーっと上を見上げ、目をつぶってうとうとするには最適でした(笑)。
そしてしばらくして目を覚ましたら、太股あたりに桜の花が落ちていた(笑)。
なかなか幸運な気分だったので、写メに撮ってから仲間のところに置いてきてあげました。
自分で持ってても押し花とかコーティングとかしないで、腐らせるだけになってしまうからね(苦笑い)。


花粉症でないこともあり、ぼくは春が一番好きで、
それもあって常春の国マリネラに移住したいと思ってるんですが、
かなわない望みである以上、日本のこの季節を満喫しようと思っています(笑)。

今季も春アニメが始まって、録画はしてもまだ観てないが増えつつありますが(笑)、
「くまみこ」の1話は観てみて、予想よりおもしろかったのでうれしいです。
内容についてネタバレが入る可能性もあるので、この先は注意です。


最近自分の中でバトル物、
特に異能バトル物、異世界バトル物が完全に魅力を失っているため、
意外と観る作品を絞りやすくなっております(笑)。
例外は「ジョジョの奇妙な冒険」や「うしおととら」だけど、これは別枠だからね(苦笑い)。

で、そうなると必然的にもう一つの潮流(?)である
「美少女ゆるふわ系」に集中してしまうわけですが(笑)、「くまみこ」もその一つになるのかな。
すでに原作は6巻くらいまで出てるようですが、
ぼくが触れたのは今回のアニメ第一話が初めてでした。


基本設定については公式サイトを見てもらうとして、http://kmmk.tv/
相変わらずこの手の作品は細かいところがしっかりしていて、まずそこに感心してしまうよ。
どこがっていうんじゃなくて全体的にね。

これははからずも長年に渡る作画厨の揚げ足取りが一因になっているんだろうけど、
あくまでも「結果的に」というのに過ぎないのは忘れないようにしたい。
たとえば、絶対安全な場所から複数で一方的にネチネチといじめてくる相手に付け入れられないよう、
スポーツやら格闘技やらをやって必死に自分を鍛えて、心身ともに強くなったところで、
当のいじめっ子から「おれたちのおかげで強くなれたんだから感謝しろよ」とか言われたら、
それこそ殴り殺してやりたくなるでしょ?
それと同じだからね。


前半部もおもしろかったけど、後半部はさらにおもしろかったな。
特に「民話のエグいところ」に翻弄される少年少女たち(笑)。
そりゃ中二で思春期まっさかりの女の子が、
あれを元にした立場(微妙に違うとはいえ)にいると思われるのはキツいわ(笑)。


熊のナツも中の人ふくめていい味を出している(笑)。
OPで最初は小熊でまちとほとんど変わらない体格なのが、
熊としては普通だろうけど
人間と比べれば急速に大きくなっていく姿を見せてくれたのもよかったな。
今のナツしか知らないと、
どうしてもまちとは大人と子供のイメージを無意識に持ってしまうけど、
実際はほとんど同い年なんだなというのをわからせてくれる。
熊の精神年齢が人間とどのくらい違うかわからないけども、
大人っぽく見えつつ、部分的にはまちとたいして変わらないというのも、
あれで納得できるからね。


ヒロイン・まちの中の人は今回が初の主役か。
ここからブレイクするか。
声はかわいいし演技も悪くないけど、ブレイクには運も必要だからなあ。


とりあえず毎週観よう、おもしろそうだから(笑)。
一概に「ゆるふわ萌え系」でも、微妙に合う合わないっていうのはあるんだよね。
観てみて「そうでもない」っていうのも結構あるから、
こうやって「合う」のが出てきてくれるのはなかなかうれしいのだ(笑)。

後で「ばくおん」も観るか(笑)。

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