サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

2016年11月

ネタバレ入ります。


もう開始早々死亡フラグ全開の展開だったが、
タカキとアストンのどっちに立つかはわからなかった。
下手すると賭けが成立するくらいじゃないかと思ったが
(どっちも死ぬ、どっちも生き残るも加えて四択)、アストンの方だったか…
ヒューマンデブリ組はCGS組以上に悲惨な状況で生きてきたから、
死なれるとよけいキツいね。


先週、前線に出てきたマッキーを見て、
何か狙いがあっての出撃かと思ったけど、意外となにもなかったな(笑)。
石動が裏で何か工作するための時間稼ぎや陽動で動いたのかとも思ってたんだけど。
でも「私も命懸けだよ」と言ってたように、
ポーカーフェイスを装いながら、
結構毎回ヒヤヒヤでギリギリで一か八かでやってるのかもな、マッキーも。

そのわりに友達の謀殺については周到だったが(苦笑い)。
まあでもあれは、長年かけて練ってきた謀(はかりごと)だったんだろうが…


ラディーチェさんも、
一朝事あらば、とっとと逃げ出す用意や準備はしているのかと思ったら、
やっぱり意外と無策だった(笑)。
もっとも鉄華団火星本部の動きがラディーチェさんの予想を大きく上回って、
逃げる余裕もなかったせいかもしれないが。


ただあの詭弁以外に理由や弁解を用意してなかったことからも、
ラディーチェさんが鉄華団の少年たちを心底舐めていたことは、あらためて証明されたか。
「地球支部を守るため」にしては人が死にすぎた。
三日月がいつ「守れてないじゃん」ってツッコむかと、観ながらずっと思ってたよ(苦笑い)。


タカキも話をする気は最初からなかったんだろう。
たぶん、単に自分の手でラディーチェを殺さないと気が済まなかったということで。
おそらくミカはそれを見抜いたんだな。
鉄華団の中で一番人を殺してるであろうミカには、わかっちゃったんじゃないかなと。

しかしまたマッキーと因縁が生まれた人ができちゃったなあ。
タカキも「真犯人」が誰かはわかっていて、
すでに仇も討ったとわかってはいても、
アストンを直接殺したのがマッキーという事実は変わらないし。
ついでに言うと、タカキ自身も殺されかかったわけだしね(苦笑い)。


じつはガランとラディーチェ、どっちかは生き残るんじゃないかと思ってたんです。
だから二人一緒に死んじゃったのはちょっと驚いた。
二期の特徴として、
主要人物になるのかなと思ったキャラが次々と退場してゆくというのもあるな。
死ぬにしてももうちょっと先…と思ってたら、
次の週あたりにあっさり死んじゃったり捕まっちゃたりね。


おそらく三日月を見てのことだろうけど、明弘はいい意味で自分の才能を見限って、
特徴と特長を最大限に活かす戦い方を確立していってるのがいいね。
モビルスーツもそっち方向にカスタマイズして、
とにかく「パワー」と「頑丈さ」を徹底して前面に出してきている。
一対複数だとちょっと不利かもだけど、今回みたいなタイマンならちょっとあなどれん。
ラフタさんたちとの師弟関係もいいね(笑)。


師弟関係といえば、三日月とハッシュは意外といい上司と部下かもしれない(笑)。
あれだけ指導も指示もしない上司じゃあ、
ハッシュくらい自主性とやる気があって、
ヘコんでも自力で復活するくらいじゃないとやってけない(笑)。
あの調子で三日月の戦い方をすぐ近くで見続けて、
盗めるところは盗み、盗めないところは捨てて、
それらを元に自分の戦い方を確立していければ、
相当速いスピードで成長するんじゃないかな。
今までバルバトスについていけるパイロットは鉄華団にいなかったけど、
ハッシュくんがそっち方面に特化して、常にバルバトスを援護できるようになったら、
ミカも「邪魔」どころか「ハッシュがいないと困る」くらいになるかもしれない。
あいつはそういうとこ、サラっと言えちゃうタイプだからな(笑)。
きっと男も落とす(笑)。やっぱすげえよミカは(笑)。


今回のサブタイトル「友よ」は、当然タカキとアストンのことがメインだったけど、
最後にラスタルとガランの間にも友情があったと表していた。
隠れテーマというかダブルミーニング的なものはあるだろうと思ってはいたけど、
てっきりマッキーとヴィダールのことかと考えてたから、これは個人的にちょっと予想外でした。

しかし世界を支配するセブンスターズの当主の一人と、
傭兵でしかないガランが対等の友人というのも違和感がある。
きっと裏設定はかなり細かく決められてるんだろうな。
たとえば実は、ガランももともと上流階級かそれに関わる人間で、
ラスタルとはその頃に対等の友人関係を結び、
だけどそのあとガランが没落したり、
あるいはラスタルの陰の汚れ仕事をこなすため、自ら名を捨てたのかもしれない。
だとすると、あれだけ対等な関係でいられるのもわかる。


ジュリエッタちゃん皆勤賞継続中(たぶん)(笑)。
ラスタルとガランとジュリエッタちゃんの関係って、
「ガンスリンガーガール」のクリスティアーノ、ジョン・ドゥ、ピノッキオの間柄を思い出すよ。
もしかしたらスタッフもファンで、意識してそうしたのかもしれないな(笑)。


マッキーと鉄華団はいずれ決裂するだろうけど、
その中で今は微妙な友好関係を築き続けている。
マッキーと三日月の間も、なんとなく微妙な雰囲気はあったな。
けっして交わることもないし、重なる部分もほとんどない二人だけど、
いずれ「殺しあう」ことを感覚的に察していて、
その「奇妙な深い仲」を感じ取っているのかもしれない。
この二人もある意味「友」だという演出と見て取るのは、
さすがにうがちすぎかな(苦笑い)。


ザックの「出世してえ~!」は、一つのお約束ギャグになりつつあるね(笑)。

今日は久しぶりにJ2をハシゴ観戦。
テレビでだけど(照)。


第41節。
チバテレ(千葉テレビ)でジェフ千葉vsコンサドーレ札幌、ケーブルで清水vs岡山。
どちらもホーム最終節だった(来週が42節、本当の最終節)。


千葉はすでにJ1昇格もJ3降格も関係ない状況だが、札幌はJ2優勝がかかっている首位。
だけどここんとこ不調で、前節ついに2位松本山雅に勝ち点で並ばれ(81ポイント)、
3位清水にも3ポイント差まで詰め寄られてしまい、
下手すると優勝どころか自動昇格すら危うい苦境に陥ってしまった。

その状況を象徴するように、前半で千葉の町田に先制を許す苦しい戦いになったけど、
後半、エース都倉のヘッドで追いつく。
そして後半終了間際、内村が劇的ゴールを決め、2-1で逆転勝利。
内村半端ないわー。昨日の大迫に負けないくらい半端ないわー(笑)。

あのゴールは観ながらこっちも絶叫してしまったよ(笑)。
あれはコンサドーレサポーターじゃなくてもサッカーファンなら誰でもそーなる、おれだってそーなる(笑)。
唯一の例外は千葉サポーターだけだろう(苦笑い)。
中継は試合終了までだったけど、今日はシーズン終了セレモニーもあったはずだし、
かなり微妙な空気になってしまったかな、フクアリは(苦笑い)。


しかしこれでさすがに札幌の優勝は決まりだろうなあ。
少なくとも自動昇格はまず間違いない。
今日松本が負けて勝ち点差が開いたからという表面的なことだけでなく、
昇格や優勝するようなチームはこういう勝ち方をするものだから。
このあたりはサッカーファンになら通じるところがあるはず(笑)。
逆にこれで自動昇格逃すようだと、いろいろ厳しいわ(苦笑い)。


そういえば今日フクアリにミスター(鈴井貴之)がきてたって噂も聞いたけど、本当?(笑)
だとしたらすげえなミスター、いいとき行ったな(笑)。


千葉vs札幌が13:00から約2時間で終了し、
清水vs岡山はその直後の15:00から開始でハシゴ(笑)。

おそらく今J2で一番強いのは清水だろうな。
今日勝てば怒濤の8連勝で、この実力はいわゆる「J2無双」状態だ。
ただ言っても詮ないが話だが、無双になるのがちょっと遅かったな(苦笑い)。
三ヶ月早ければとうの昔に一人旅で、すでに自動昇格は決めていただろう。
遅くとも一ヶ月早ければ札幌もまくって優勝&昇格だったろうけどなあ。


今の清水はとにかくチョン・テセ&大前元気の2トップが異次元で、
特にチョン・テセが圧巻だけど、今日の試合を見たところそれだけじゃなく、
チームそのものがJ2より上のカテゴリー状態なんだな。
とにかく全体のプレースピードが速い。
パスもプレスも判断も、普通にJ1で見慣れたスピードだった。
たぶん今J1に参加しても、フツーに中位争いしてるレベルだろう。
上位争いとまで言えるほど、自分の目には分析力がないよ(苦笑い)。


対するファジアーノ岡山は6位と、プレーオフ圏内にとどまってはいるが、
6戦勝ちなしで札幌以上に不調が続いてる。
細かい事情や状況はわからないが、やっぱりプレッシャーからくる悪循環なのかなあ。
今日もオウンゴールに絡んじゃったり、
あと判断が今一つのところも見えたりと、岩政がピリっとしないのも気になる。


清水はJ1でも屈指のスタジアムとサポーターに加え、
今日はホーム最終節だっただけに、画面を通してもスタンドの圧がすごかった。
前半は清水が圧倒して、オウンゴールの先制点に続き、
チョン・テセのJ2タイ記録に並ぶ7試合連続ゴールで2-0とリード。

チョン・テセは圧巻と貫禄のヘッドだったね。
J1でも今のやつを止めるのは簡単じゃないぞ。


前半を観てた限りでは、このまま清水のワンサイドゲームになり、
最終的には4点も5点も入っちゃうような展開になるんじゃないかと心配したけど、
そうは問屋が卸さなかった。
後半は岡山が徐々に押し返してきて、65分の豊川のゴールに勢いづくと、
怒濤の攻撃を繰り返す。
特に後半ATに入ってからの猛攻は、
普通だったら2点くらい入っててもおかしくないほどのものだったよ(苦笑い)。
あれが入らない、入れさせないのが今の清水の強さなんだろうな、とも思った。
単に2トップが強力というだけでなくチーム全体の力量、大きさ・太さ。
そういったものの強さがね。


岡山は全体的にプレーの判断が遅く、
せっかくの好機を自分たちで潰している印象があった。
あれが勝ててないチームの特徴なんだろう。
けど今日の後半はまったく違うチームに見えたし、
来週の最終節で最初からあれをやれれば普通に勝てるだろうし、
プレーオフにいい状態でなだれ込める。
相手が松本になるか清水になるか、はたまた札幌になるかはわからないけど、
清水になったりしたらいきなり因縁の対決になってしまうな(苦笑い)。


他は今日は、昇格争い関係でいえば町田が松本に2-1で勝ったのが大きかった。
松本も16試合負けなしだったのが、ここに来て勝ち星を逃したのは厳しい。
16試合も負けてなくて、
直近3試合は3連勝もしていながら一つ負けただけで厳しくなるのが上位争いの残酷さだけど、
これで清水に勝ち点で並ばれただけでなく、得失点差で抜かれて3位に後退。
当然札幌には引き離された。
上位3チームの中、順位・勝ち点は札幌が有利で、チーム状態は清水が一番。
全体で最も苦しいのは松本になってしまうか。
3位でもプレーオフには参加できるが、自動昇格とプレーオフでは、
ほとんど比喩ではなく天国と地獄ほどに違うからなあ(汗)。


町田は来期も相馬(直樹)監督が続投することに決まったそうだけど、
今日はヤザー(谷澤)がすごかったみたいだな。
やつがすごいのは今に始まったことじゃないが、また東京に来んかね?(笑)


そしてなんだかんだで町田は7位キープ。6位岡山との勝ち点差は2。
最終節、順位逆転の可能性がある。
もっとも町田はスタジアムの規格などJ1昇格の条件がそろってないから、
たとえ6位になってもプレーオフに参加はできないんだが、
それでもクラブにとって大きな自信になるだろうし、
スタジアム改修についても町田市その他に強いことが言えるだろう(笑)。
なにより3位になってしまいそうな松本への罪滅ぼし(?)ができる。
なにしろ町田が6位になれば、プレーオフ準決勝は4位vs5位のみで、
3位は決勝の一試合だけを戦って勝てばいいわけだからね。
まあ松本はまだ自動昇格をちっともあきらめていないだろうし、
岡山は順位を譲る気はないだろうから、あまり先走ってもアカンわな(苦笑い)。


セレッソは順当にヴェルディに勝って4位を確定。
最終節勝とうが負けようが、京都か岡山のどっちかとプレーオフで対戦が決定だ。
逆に言うと最終節をプレーオフのための調節に使えることになったわけだが、
そのあたり熊さん(大熊監督)はどうするのかな。


ヴェルディはおそらく試合前に残留が確定したのを知ったんだろう。
そうなるとセレッソとの実力差もさることながら、
モチベーションにも大きな差ができてしまい、敗北もやむなしというところかな。
でも永井の引退もあるし、その方向でのモチベーションは高かったかもしれん。
残留が決まってたことで、その永井が出場する余裕もあったようだしね(苦笑い)。
後半38分から出てきて最後までピッチに立ってたみたいだ。
試合終了後もセレモニーがあったりして、いい引退になったんじゃないかな。
なんにせよ、敵とはいえこれだけは言わせてもらおう。
お疲れさまでした。


残留争いの方は、これで岐阜、北九州、金沢に絞られたか。
この前のJ1もそうだけど、残留争いの場合、どこが有利って単純には言えないからなあ。
いや、それなりの理屈は言えないこともないけど、
申し訳ないが最終節、おそらく3クラブのうち大半は負けて終わるだろう(汗)。
その中で一つでも勝つクラブがあったら、そこが残留するわけだ。
こうなるともう一発勝負のトーナメントと変わらない。
その日たまたまチームの調子や対戦相手との噛み合わせがよくて勝つクラブがあるかもしれないし、
それを予想するのはほとんど不可能だからね(苦笑い)。


J2は外から見られる分気楽だけど、
そうであっても伝わってくる緊張感はたまらないものがある。
これだからこれからも落ちずに外から楽しみたいと思うので、
どうぞ強くなってください、FC東京さん(笑)。

野球どっぷり世代の一人ですが、
自分も父親から本格的に投げ方を教わったのは小学校低学年くらいだった気がするなあ。
将来プロになる宮本の周囲の環境は、もっとレベルが上だったかもしれないが(笑)。
もっとも全国の幼稚園児の野球レベルを知ってるわけじゃないから、
ぼくの環境がとりわけ遅かっただけかもしれないけど(苦笑い)。


あと野球人気が落ちた印象がどうしてもあるかもだけど、
個人的にはそんな気はほとんどしないなあ。
そりゃあね、ぼくらが子供時代の
「野球一党独裁状態」「野球しかない」「とりあえず男子は野球」
という頃を基準に考えたら落ちたと言えるだろうが、あれを比較の基礎にしてはいけない。
あれは異常(苦笑い)。
むしろJリーグ開幕以降の、いろんなスポーツに目が行く状態の方が健全なんだから。


そしてそれでいてなお、日本国内ではやはり野球が一番人気だと思う。
ちゃんと調べてないんで申し訳ないが(汗)、
競技人口も昔に比べれば減っただろうけど、
おそらくほとんどのスポーツ(特に団体球技)の人数を上回ってるはずだ。


プロ野球だって、
なんだかんだで毎試合一万人以上を集めるのも珍しくない(平日まで含めてほぼ毎日!)プロスポーツなんて、
日本じゃ野球しかないですよ。
仮にタダ券配ってたとしても他のスポーツじゃ無理(苦笑い)。
それに優勝が近くなれば超満員がほとんどで、テレビ中継もある。
日本シリーズに至っては全試合満員が当たり前、地上波での生中継も当然のようにおこなわれる。
Jもチャンピオンシップはそうだけど、他のスポーツだとそれすら難しいものなあ。
来年はチャンピオンシップも無くなるから、Jもそっちの仲間入りだけど(苦笑い)。


まあ地上波中継が必ずしもありがたいかどうかは、
野球ファンにしろサッカーファンにしろ言いたいことは山ほどあるでしょうが(苦笑い)、
地上波の影響力がいまだに「腐っても鯛」なのもまた事実だからね。


それに幼稚園児はわからないけど、小学生から大学生くらいまで、
町中ではキャッチボールするのも、サッカーボール蹴ってるのも、同じくらい見かけるよ。
バスケはさすがにゴールがあるところでしか見かけないけど、
逆に言うとゴールさえあれば必ず誰かいる。
バレーやラグビーはまた特殊で難しいところはあるが。
団体球技以外もまた。


さっきも書いたように、「一党独裁」時代を基準に考えちゃダメだ(苦笑い)。
あの時代には戻らないし、戻してもいけない。
あれは結局野球関係者しかうれしくない状況だし、あの状態に戻したいというのなら、
野球界が衰退しようが滅亡しようがどうでもいいってところです。


なんだかんだで一世紀近くの積み重ね、
主にテレビを中心とした宣伝力を最大限に活かした浸透力の歴史が他のスポーツとは段違いだ。
今は確かにその「余光」の段階に入ってしまっているのかもしれない。
でも全盛期を日中の太陽で、今を「夕日」だとしても、
他のスポーツは「月」くらいの明るさでしかないでしょう。
サッカーはなんとか「夜明け」くらいの勢力でしょうか。
空一面を赤く染める「夕日」に比べればまだ弱い。
ただ他のスポーツは「月」としても、
「星」くらいの明るさしかなかった時代に比べれば、ずっと注目されてると思います。


じつはぼく、1993年にJリーグが開幕したとき、
当時の野球独裁、巨人一辺倒のスポーツ界が大嫌いだったのもあり、
20年、30年経ったら野球は激しく衰退して、
サッカーが日本を制覇しているだろうと思ってたんですが、現状はかくのごとし(苦笑い)。
野球の底力、浸透度を舐めてましたね。
こないだのカープの優勝も、
サンフレッチェが優勝したときとは比べものにならないくらいの盛り上がりだったしねー(苦笑い)。
べつに広島の人がサンフレッチェを嫌いというわけではなく
(むしろ他地域に比べると驚くほど平等に応援してるらしい)、
完全に歴史・浸透度・貢献度の差で、
サンフがようやく三世代とすると、カープは四世代、五世代に渡ってるからな。
すでに墓の下にいるうちの祖父さんも熱烈なカープファンだった(笑)。


ついでに言うと今の野球界は、特に嫌いでもなくなってます。
明らかに巨人の勢力が衰えて、パ・リーグが昔からは信じられないほど人気リーグになり、
全体的には健全になってるからね(笑)。


そんなわけでいまだ圧倒的優位なのは野球だと、ぼくは思ってます。
この優位をどう活かすか、あるいは殺すかが問題なんだろうな。

ザスパクサツ群馬の常盤聡が引退を表明したか。
常盤はFC東京U-18出身で、じつはその頃のプレーを観たことがあるんですよ。


当時は左サイドハーフで、そこから切り込んでシュートを決めていた。
たしかJユースカップだったと思うけど、得点王を争うほどだったんですよね。
で、夢の島競技場だったか、
試合終了後の常盤がロッカーへ下がっていくとき「得点王取れよ」と声をかけて、
突然だったせいかびっくりしながらも「がんばります」と答えてくれたのを覚えている。


いくらユースとはいえ、プロになれるのは一握り。
その中の一人になり、7年間もがんばってきた。
それだけで脱帽ものだ。
これからはサッカーと関わりのない世界に行くのか、それともまた戻ってくるのかわからないけど、
あのときの夢の島のように活躍を期待しているよ。
お疲れさまでした。

ミスター(大分)トリニータ、高松が引退か。
そのミスタートリニータが唯一所属した別クラブがFC東京なんですよね。
一年だけ、2011年に期限付き移籍をしてきたわけなんですが、
この年は東京が11年ぶりにJ2を戦った年でした。


11年も経てばJ2は初挑戦と言っていい。
選手もJ2を知ってる人はほとんどおらず、ぼくらも不安が強かった。
そんな中、高松がやってくると聞いて、
ぼくとしてはJ2をよく知る選手が入ってきてくれることに強い安心感をおぼえたもんです。
クラブがどんな意図で獲得したかわからないし、
高松本人からすると不本意な安堵感の得られ方でしょうが(苦笑い)、
でも気持ち的に助かったのは本当なんですよ。

所属していた間、残念ながらほとんど出番がなく、
次の年に大分へ帰っていきましたが、
ぼくはこの一点だけでも心から感謝しています。


大分にとって重要な場面、ここぞというところで頭で決める印象が強い高松。
きっとまだサッカー界、特に大分トリニータに関わってゆくことになるでしょうが、とりあえず一区切り。
お疲れさまでした。どうもありがとうございました。

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