ネタバレ入ります。
もう開始早々死亡フラグ全開の展開だったが、
タカキとアストンのどっちに立つかはわからなかった。
下手すると賭けが成立するくらいじゃないかと思ったが
(どっちも死ぬ、どっちも生き残るも加えて四択)、アストンの方だったか…
ヒューマンデブリ組はCGS組以上に悲惨な状況で生きてきたから、
死なれるとよけいキツいね。
先週、前線に出てきたマッキーを見て、
何か狙いがあっての出撃かと思ったけど、意外となにもなかったな(笑)。
石動が裏で何か工作するための時間稼ぎや陽動で動いたのかとも思ってたんだけど。
でも「私も命懸けだよ」と言ってたように、
ポーカーフェイスを装いながら、
結構毎回ヒヤヒヤでギリギリで一か八かでやってるのかもな、マッキーも。
そのわりに友達の謀殺については周到だったが(苦笑い)。
まあでもあれは、長年かけて練ってきた謀(はかりごと)だったんだろうが…
ラディーチェさんも、
一朝事あらば、とっとと逃げ出す用意や準備はしているのかと思ったら、
やっぱり意外と無策だった(笑)。
もっとも鉄華団火星本部の動きがラディーチェさんの予想を大きく上回って、
逃げる余裕もなかったせいかもしれないが。
ただあの詭弁以外に理由や弁解を用意してなかったことからも、
ラディーチェさんが鉄華団の少年たちを心底舐めていたことは、あらためて証明されたか。
「地球支部を守るため」にしては人が死にすぎた。
三日月がいつ「守れてないじゃん」ってツッコむかと、観ながらずっと思ってたよ(苦笑い)。
タカキも話をする気は最初からなかったんだろう。
たぶん、単に自分の手でラディーチェを殺さないと気が済まなかったということで。
おそらくミカはそれを見抜いたんだな。
鉄華団の中で一番人を殺してるであろうミカには、わかっちゃったんじゃないかなと。
しかしまたマッキーと因縁が生まれた人ができちゃったなあ。
タカキも「真犯人」が誰かはわかっていて、
すでに仇も討ったとわかってはいても、
アストンを直接殺したのがマッキーという事実は変わらないし。
ついでに言うと、タカキ自身も殺されかかったわけだしね(苦笑い)。
じつはガランとラディーチェ、どっちかは生き残るんじゃないかと思ってたんです。
だから二人一緒に死んじゃったのはちょっと驚いた。
二期の特徴として、
主要人物になるのかなと思ったキャラが次々と退場してゆくというのもあるな。
死ぬにしてももうちょっと先…と思ってたら、
次の週あたりにあっさり死んじゃったり捕まっちゃたりね。
おそらく三日月を見てのことだろうけど、明弘はいい意味で自分の才能を見限って、
特徴と特長を最大限に活かす戦い方を確立していってるのがいいね。
モビルスーツもそっち方向にカスタマイズして、
とにかく「パワー」と「頑丈さ」を徹底して前面に出してきている。
一対複数だとちょっと不利かもだけど、今回みたいなタイマンならちょっとあなどれん。
ラフタさんたちとの師弟関係もいいね(笑)。
師弟関係といえば、三日月とハッシュは意外といい上司と部下かもしれない(笑)。
あれだけ指導も指示もしない上司じゃあ、
ハッシュくらい自主性とやる気があって、
ヘコんでも自力で復活するくらいじゃないとやってけない(笑)。
あの調子で三日月の戦い方をすぐ近くで見続けて、
盗めるところは盗み、盗めないところは捨てて、
それらを元に自分の戦い方を確立していければ、
相当速いスピードで成長するんじゃないかな。
今までバルバトスについていけるパイロットは鉄華団にいなかったけど、
ハッシュくんがそっち方面に特化して、常にバルバトスを援護できるようになったら、
ミカも「邪魔」どころか「ハッシュがいないと困る」くらいになるかもしれない。
あいつはそういうとこ、サラっと言えちゃうタイプだからな(笑)。
きっと男も落とす(笑)。やっぱすげえよミカは(笑)。
今回のサブタイトル「友よ」は、当然タカキとアストンのことがメインだったけど、
最後にラスタルとガランの間にも友情があったと表していた。
隠れテーマというかダブルミーニング的なものはあるだろうと思ってはいたけど、
てっきりマッキーとヴィダールのことかと考えてたから、これは個人的にちょっと予想外でした。
しかし世界を支配するセブンスターズの当主の一人と、
傭兵でしかないガランが対等の友人というのも違和感がある。
きっと裏設定はかなり細かく決められてるんだろうな。
たとえば実は、ガランももともと上流階級かそれに関わる人間で、
ラスタルとはその頃に対等の友人関係を結び、
だけどそのあとガランが没落したり、
あるいはラスタルの陰の汚れ仕事をこなすため、自ら名を捨てたのかもしれない。
だとすると、あれだけ対等な関係でいられるのもわかる。
ジュリエッタちゃん皆勤賞継続中(たぶん)(笑)。
ラスタルとガランとジュリエッタちゃんの関係って、
「ガンスリンガーガール」のクリスティアーノ、ジョン・ドゥ、ピノッキオの間柄を思い出すよ。
もしかしたらスタッフもファンで、意識してそうしたのかもしれないな(笑)。
マッキーと鉄華団はいずれ決裂するだろうけど、
その中で今は微妙な友好関係を築き続けている。
マッキーと三日月の間も、なんとなく微妙な雰囲気はあったな。
けっして交わることもないし、重なる部分もほとんどない二人だけど、
いずれ「殺しあう」ことを感覚的に察していて、
その「奇妙な深い仲」を感じ取っているのかもしれない。
この二人もある意味「友」だという演出と見て取るのは、
さすがにうがちすぎかな(苦笑い)。
ザックの「出世してえ~!」は、一つのお約束ギャグになりつつあるね(笑)。