サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

タグ:ワールドカップ

昨日はワールドカップアジア3次予選(最終予選)最終節。


グループAは、ウズベキスタン0-0韓国、イラン2-2シリア、カタール1-2中国で、
結果、1位イラン、2位韓国、3位シリア、4位ウズベキスタン、5位中国、6位カタール。


グループBは、サウジアラビア1-0日本、オーストラリア2-1タイ、イラク1-0UAEで、
1位日本、2位サウジアラビア、3位オーストラリア、4位UAE、5位イラク、6位タイ。


本大会出場は、イラン、日本、韓国、サウジアラビア。
プレーオフはシリアvsオーストラリアとなりました。


日本が1位抜けは前節決まっていたし、
大まかに見て心から歓迎すべき結末なんですが、
昨日の試合についてはそうではなかったな(苦笑い)。
結構楽しみにしてたんだけどねー。


楽しみにしていたのは日本vsサウジアラビアだけじゃなく、
その前のウズベキスタンvs韓国もそうで、
今日は休みだったので、
深夜にやる二試合とも観ようと前日から決めてたんですよ。
で、昨日の日記で書いたように
「日本が勝って有終の美を飾り」
「ウズベキスタンが勝って韓国vsサウジアラビアのプレーオフ」
がベストの結果だったんですよね、ぼく的には。
どっちもハズレ(苦笑い)。


でもまあ、試合観てて思ったのは「さもありなん」かなあ、と。
特にウズベキスタン。
いいサッカーをするとは知ってたんですが、
最近あまり機会がなくて試合を観られておらず、
ウズベキスタンのサッカーを久しぶりに観たんですが、
やはりまだまだだなと。
上から目線で申し訳ないが。


大まかなところは、スピードもあるし、テクニックもある。
体の強さもあって、全体的な力量はある。
だけど細部、精度の部分がまだ全然足りない。


特にクロスの質が悪すぎる。
サイドアタックが主武器みたいなのに、
そこまでどんなにいい組立をしても、
最後のクロスがあさっての方向へ飛んでいったらすべてがぶち壊しになる。
昨日も何本クロスに失敗したか…
あれがきれいに上げられるようになれば、
それだけで最終予選突破ができるんじゃなかろうか。


韓国は、最初は押し込まれていたけど、
後半の途中からはワンサイドゲームになっていた。
だけど点は入らなかった(苦笑い)。
確かに運がなかったとも言えるんだけど、
あれだけ決定機がありながらシュートが枠へ飛ばないのが多いのはいかがなものかと(苦笑い)。
前節も枠内シュートが一本もなく、
それはイランの守備にはばまれてという話だったけど、それだけじゃなさそうだ。


イランは最初、いきなりシリアに点取られてビビったわ(笑)。
なにしろ最終予選10試合目にして初失点だ。
仲が険悪な韓国への嫌がらせのため、
わざと負ける懸念があるとかすかに疑ってたけど、
ネットの速報見ながら疑惑が少し濃くなった(笑)。


もっともそのあと逆転してたから、それはなかったな。
最後の最後、シリアに追いつかれたのはイランも完全に想定外だったろうけど(笑)。


この結果、ウズベキスタンはプレーオフまで逃し、
早々と本大会出場の可能性もなくしてしまった。
またしても。またしてもだ。
ただ昨日の試合を観てた限りは、
さっきも書いたように単に勝負弱いというだけでなく、
純粋に力量が足りなかったとも言える。
四年後のため、その辺は鍛え直さないと。


なんにせよ、やっぱり「終わってみれば結局韓国」だったな、今回も。


日本の試合も観ましたよ。久しぶりに。リアルタイムで(笑)。
ぼくは気持ちを作らないと真剣勝負は怖くて観られないヘタレなので、
たいていの代表戦はスルーなのです(苦笑い)。
今回はそこまで気持ち作らなくていい状況だったから観てたけど、
でもやっぱおれが観ると負けるなー(苦笑い)。
これからはあらためて気をつけよう(苦笑い)。


ただ試合内容は、反省点はありつつも、
そこまで悪いものじゃなかったとも思っています。
試合開始直後はオーストラリア戦で見せた前線からのチェックでサウジを押し込み、
チャンスも作っていた。
今の時期の西アジアは、死ぬほど暑くて死ぬほどジメジメしているそうだから、
今日はその戦い方はしないかもと見る人も多かった。


ただその後、ペースダウンしてきちんとスタミナ配分も考えていたようだ。
もしかしたら最初にガツンとかまし、あわよくば先制して、
そこから主導権を握って試合を進めようというプランだったのかもしれない。


仮にそのプランだったとしても、決して虫がいいものではなかったな。
実際、得点しててもおかしくないシーンが、少なくとも三回はあった。
しかもゴールライン上ではじき返されたシュートが二回もあって、
あれで決定力がないとか言うのは気の毒だ。
昨日は純粋に、
サウジアラビアの執念が日本の得点力を上回ったと考えるのが公正じゃないかな。


反省点は、失点シーンとか、一対一で負けるシーンがあったとか、
あとはリードされてから有効な反撃手段がほとんど見られなかったところとかだろうか。
特に反撃手段については観てて歯がゆかった。
やたらと暑くて動けなくなっていたというのもあるんだろうけど、
ベンチとピッチの意思が統一されてなかったのもあったみたいだ。


まあ万々歳はアジア突破の段階で味わうものじゃなく、
本大会で勝つことだからな。
具体的に「どこまでが目標」というのは設定しにくいけど、
それはもう少し先、本大会での対戦相手が決まってから考えよう。


あとオージーすまん(苦笑い)。
別にわざと負けたわけじゃないんだ。それは本当。
結構惜しいシュートがあったのも見てくれただろう?
自動出場とプレーオフや天国と地獄ほど違うけど、
せめて応援はするから勘弁な(苦笑い)。

明日は真剣勝負を気楽に観られるという、
年に一度あるかないかという貴重な試合(笑)。


ワールドカップアジア3次予選(最終予選)最終節。
日本は前節1位抜けで本大会出場を決めているから、とても気楽(笑)。
とはいえサウジアラビアに内容や結果で大敗すれば、
それはそれで問題になってしまうから言うほど気楽でもないかもしれないが、
でもまあ選手もスタッフも「本大会への第一歩」と考えているようだし、
特に選手はそれこそ本大会へのサバイバルが始まる。
手を抜くことはありえないし、であれば、
そこまでひどい試合をすることもないでしょうから。


サウジアラビアは皇太子がチケット買い占めて、
それを国民に配り、スタジアムを満員にするみたいだ。
そのあたり、中東の王族がらみだとそんなに珍しくないけども(笑)、
でも宗教上の理由から、スタンドの全員が白装束を着た男っていうのは、
なかなかにプレッシャーだ。


ただプレッシャーというと、選手の方が大変だろう。主にホーム側の。
サウジアラビア=「サウード家によるアラビアの王国」という事実上王族の独裁国家だから、
勝てなかったら大変らしい。
本当かどうか知らないけど、笞刑、鞭打ち刑をくらうって話を聞いたこともある。
笞刑が単なる噂だったとしても、王族のご機嫌を損ねるのは避けたいだろうしなあ。


サウジと同勝ち点のオーストラリアはタイとホームで戦うわけだが、
時差の関係でこちらの試合が終わってからサウジvs日本の試合がおこなわれる。
つまりこっちの結果を知ってからサウジは戦えるわけで、そのあたりはかなり有利だ。
ただしオーストラリアが大量得点で勝ったりしたら、
逆にサウジにプレッシャーになるから、
どっちに有利になるか現段階ではそれこそ神のみぞ知るだな。


UAEに関しては、それこそ現段階では考えてもあまり意味はない。
終わってみたらどうなってるかってだけだ。


それよりグループAの方がどうなるか。
ウズベキスタンvs韓国の直接対決はもちろん、
イランvsシリア、中国vsカタールと、すべての試合の結果が関わってきて、
予想はほぼ不可能だ。
NHKーBSがウズベキスタンvs韓国の放送をしてくれるからとてもありがたいけど、
他の2試合の途中経過もドキドキだからネットも手放せないね(笑)。


まあウズベキスタンの勝負弱さと、土壇場の韓国の粘り腰を考えれば、
順当に韓国が2位抜けで、シリアかウズベクが3位かなって思ってます。


そしてやや気は早いがプレーオフ。
グループBの3位がどこになるかにもよるけども、
当事者には申し訳ないと思いつつ、
シリアvsサウジのプレーオフとかあんましおもしろくないな(苦笑い)。


そして韓国には悪いけど、
韓国vsサウジアラビアのプレーオフは超おもしろそう(笑)。
嫌韓とかそういうのは関係なく、
どちらも東アジア、西アジアの雄で、アジアサッカーでの歴史も実績も図抜けてる。
そういう国同士の、文字通り「生か死か」という戦いは、
観てるこっちも痺れるだろうからね。
日本にとって両国とも敵としてなじみが深く、
良しにつけ悪しきにつけ特別な思い入れもあるから、
その点も含めて楽しめそうでもあるしね。

昨日、サッカー日本代表はオーストラリアに2-0で勝って、
6大会連続ワールドカップ本大会出場を決めました。
お見事!


最終予選第一戦に負けると本大会出場を逃すとかジンクス的なことも言われたり、
その他いくらでも障害は出てきたけど、なんだかんだで一位抜けだ。
いろいろといくらでも語れるけど、たぶんいくら書いてもキリがないし、
そういうのはサッカーファン同士で酒でも飲みながらやるものだろうから、
ここではやめておこう(笑)。


しかしなんだ。あの「岡野のVゴール」で初出場を決めてから6大会連続。
ちょうど20年か。
昔話も鬱陶しいからやめておくとして(苦笑い)、開催国出場もあったとはいえ、
やはり6回連続での出場はたいしたもんだと思う。
アジアはレベルが低いから等言うのは簡単だけど、
その低いレベルですら20年間トップ4を維持するのは大変だ。
当時の最終予選にいた国で今はほとんど見かけないのもいれば、
しばらく見かけなくて久しぶりに戦ってる国もある。
ずっと勝ちつづけるってのは、よっぽど国全体が力を入れて、
人材を育て続けないと不可能な話で、
それをやり続けられてるのは素直に誇っていい。


ただ、すんごいきつい想いをしてようやく最終予選を突破しても、
本大会すら日常になってる今はなかなか難しい時期かもしれない。
出られただけでお祭り騒ぎだった20年前から、
「アジアで勝つのは当たり前。世界で勝てないのも当たり前」という、
実に中途半端な状態が今だ。
サッカーファンはともかく、そこまでスポーツ、
サッカーが好きではない人たちには応援するモチベーションが保ちにくい。
やはり人は「上へ、上へ」という存在や、「非日常」に惹かれるものだからね。


では世界に勝たなければならないが…
という話はまた長くなるからやめておこう(苦笑い)。
ちょっと書くつもりが、
いつの間にか長い文章になってしまうのがサッカーだから、困ったものだ。


しかしまあ、
こんな文章をつらつら気ままに書けるのも本大会出場が決まったからこそで、
よその国を見てるとそんな余裕はないものな(苦笑い)。
同グループなので人ごとのように言うのはアレかもだけど、
オーストラリアが大変だ(苦笑い)。
最終節はホームでタイとの試合。
アウェイではなんと2-2でまさかの引き分け。というのはタイに失礼かな。
日本もホームで戦ったとき、調子が悪かったのもあったけど、
内容的には完全に負けていた。
オーストラリアはホームでは無類の強さを発揮しているし、
まず負けることはないと思うけど、
それでもホームチームがプレッシャーから力を発揮できず、
逆にタイが伸び伸びとやってきたら、ちとわからんぞ。


サウジアラビアも大変で、どっちもラスト2試合で日本が絡んじゃってるなあ。
UAEもうっすらチャンスが残っていて、さてどうなるか。
そういえばUAEvsサウジの試合、動画でダイジェストを見たけど、
UAE7番のゴールがすごかった!
ゴールというかその前のトラップ!
オマルを見てても思うけど、
UAEのうまさは日本人のうまさとは、また別種のものだ。
タイもそうだけど、あなどりがたし。


だけどやっぱりこっち(グループB)より
あっち(グループA)の方が大変だわなあ(笑)。
高見の上に横見の見物でもあるから完全に他人事で、
より無責任に楽しんでしまっているけど(笑)。


イランが早々に一位抜けを決め、本大会出場枠はあと一つ。
その一枠を韓国とウズベキスタンが争っている図式だったんだけど、
昨日の試合で韓国が足踏みし、ウズベキスタンがこけたせいで、
シリアまでが割って入ってきた。

★最終節前の状況
2位韓国(勝ち点14・得失点差1)
3位シリア(勝ち点12・得失点差1)
4位ウズベキスタン(勝ち点12・得失点差-1)

★最終節の対戦組み合わせ(左H・右A)
ウズベキスタンvs韓国
イランvsシリア

しかもここに昨日ウズベキスタンに勝った中国まで、うっすらと絡んできた。

5位中国(勝ち点9・得失点差-3)
最終節:カタールvs中国


4位のウズベキスタンより上の国は「勝てばOK」なのに比べ、中国は
「勝った上にシリアとウズベキスタンが負け、さらに得失点差がどうなるか」
というかなり厳しい条件で、
しかもそれで到達できるのは3位、プレーオフまで。
本大会出場には相当細くて長いロープを渡りきらないといけないが、
それでもチャンスが戻ってきただけでたいしたもんだ。

しかも対戦カード的には、すでに予選敗退が決まっているカタールが相手と、
4カ国の中で最も有利と言っていい。
こらホントにワンチャンあるかもしれんぞ。


しかしなんだ、ウズベキスタンは本当に勝負弱い(苦笑い)。
日本もそうかもしれないけど、
最近は勝負どころの試合はきっちり取れるようになってきて、
だからこそ1位抜けできたわけで、
やはりウズベクの方が「大事な試合でコケる」というイメージは強い。
今回だけじゃなく、本当にいつもそうだからなあ(苦笑い)。
実力的には完全にアジアトップクラスで、
ここんとこ必ず最終予選にまで残ってきてるし、
サッカーそのものも爽快と言えるような気持ちよさがある。
それなのにねえ…


そう考えると次の最終節は、
結構あっさり韓国が勝っちゃうんじゃないかなという気はしてる(笑)。
本当、いつもなんだかんだで「終わってみればやっぱり韓国か」って感じだからな。
だけどもしこれで韓国がウズベクに負けて、
プレーオフや、下手すると4位転落で敗退なんてことになったら、
こら本格的にアジアサッカーの勢力図が塗り替えられるってことだろうな。


でまあ割って入ってきたシリアだけど、最終節の相手が最強イラン。
しかも相手のホーム。
普通に考えれば勝ち目はなかなかないところだけど、
なんちゅうかなあ、イランが韓国への嫌がらせのため、
わざと負けたりしないだろうね(苦笑い)。

なにしろここで韓国が負けて、シリアが勝てば、韓国は4位転落で予選敗退。
1986年から続いていた本大会連続出場が絶たれる歴史的敗北になってしまう。
今現在、韓国はサッカーに関しては、日本や中国より、
イランと一番仲が悪く見えるもんで(苦笑い)。
前回の最終予選では最終節で対戦して、
本当にやばいところまで追い込まれた上、乱闘騒ぎまであったくらいだ。

とはいえ、さすがにそこまでは…とぼくも思うけど、
なにしろ今回イランはすでに予選突破してて余裕ありまくりだし、
西アジアの人は結構エキセントリックなところもあるから、
ちょっと心配でね(苦笑い)。
ましてやシリアは同じ西アジア圏。
両国の細かい関係は知らないので実際はどうかわからないが、仲が良ければねえ…


もっとも、最終予選前に日本と親善試合で戦ったシリアは普通に強かった。
あれがさらに強靱さを増しているとすれば、
実力でイランに勝ってもおかしくはないか。


それにしてもイランの強さはちょっと異常だな。
攻撃力より守備力が卓越してるけど、
最終予選でいまだ無失点というのは本当に異常だ。
代表を鍛えただけでできることでもないだろうし、
国全体でどういう強化をしてきたのか詳しく知りたいところだな。


そして現時点でグループAで唯一、予選敗退が決定しているカタール。
これで第一回を別にして、
ワールドカップ史上初めて
「開催国初出場」という不名誉も決まってしまった(苦笑い)。
20年前の日本がギリギリで回避した不名誉だったが、ついに出ちゃったねえ。
カタールに「俺たちのフィールド」の鹿野監督的な人がいたら、
涙を流して悔しがっていることだろう(苦笑い)。

でもまあ、南アフリカはワールドカップ史上初めて
「開催国1次リーグ敗退」をやらかしてるし、
良きにつけ悪しきにつけいろいろ更新されていくのも長い歴史のある大会の醍醐味ってことでいいか(苦笑い)。


それにつけてもグループAの最終節、観たいな~(笑)。
サウジvs日本もいいが、こっちもどっかが放送してくれないかな~(笑)。
公式の動画サイトに登録すればいいのかもしれないが、
そこまでは…という中途半端で身勝手な気分もあるからね~(苦笑い)。

ワールドカップの出場枠が増えることが決定して、賛否両論飛び交っているみたいです。
「大会のレベルが落ちる」「オイルマネー、チャイナマネーが欲しいだけ」など、
基本的には否の方が多いのかな。
ぼく個人もそういう側面もあるだろうなと思っていますが
(側面じゃなくて正面でもいいですが(笑))、
レベル云々については長い目で見れば、むしろ上がっていくだろうなと思っています。


理由はいろいろありますが、その前提として、
まずは何をもってしてレベルの高低を決めるのかを考えてみたりしました。
「レベルが下がる」とする理由の最たる物は、
「世界的強豪国と新興国の差」だと思います。
試合内容は一方的で、
点差も下手すると10-0とか15-0とか、そんな試合が続出するんじゃないかと。
ただこれは、「国同士のレベルの差」で「大会のレベル」とは必ずしも一致しない。


「レベルの低下」で心配されるとすれば、そういう大差がつく試合をすることで、
強豪国のレベルが下に引っ張られて落ちるということだと思いますが、
これはまずありえない。
だって今だってヨーロッパ予選でも、
圧倒的実力差がある国同士の試合なんて毎回おこなわれているのに、
上の国がレベルダウンするなんて起こってないんだから。


それに初出場の新興国が必ず惨敗すると決めつけるのも早計でしょう。
初出場じゃないけど、
この前久しぶりに本大会にやってきたニュージーランドは、
グループリーグ三分けと見事な成績だったし、
日本だって初出場のフランス大会、三戦全敗だったけど、
それぞれ0-1、0-1、1-2と、決して惨敗ではなかった。


結果ではなく試合内容とか戦い方でレベルを云々言われたら、
そりゃどうしようもないかもしれないが、
それを言い出したらヨーロッパでも中堅国は日本と大して変わらないし、
むしろ内容としては日本より劣ってるものだってある。
そういう国の「レベル」は「ヨーロッパの国だからOK」とするのなら、
それはちょっとおかしいでしょう。


また「結果にしろ内容にしろ大差がつく可能性が高い試合があること自体が世界最高峰の大会としてありえない」というのもあるでしょうし、
そこも言われると確かに厳しいかもしれない。
だけどその辺は強豪国同士の試合にお任せして
(そういう試合はこれまで通りハイレベルなはず)、
もっとサッカー界全体のため、長期的に見るべきところもあると思っています。


当たり前ですが、強いところと公式戦で、
しかも世界大会で戦うって、それだけですごい経験です。
学ぶこと、学べることもケタ違いでしょう。
そういうものを持ち帰って、精進し、さらに強くなるというのは充分ありえる。
そんな国が増えていけば、地球全体でレベルの「底上げ」ができてゆくことになり、
それはサッカーそのものにとって有益以外の何物でもないです。


そして数年、十数年、数十年単位で、
それら国が前や上の国を追い越していくことだってありえるわけです。
それは今現在「上」にいる国が、
停滞し、腐敗し、衰退していくことで入れ違うという形もありえるでしょう。
そのときもし「下」が育って、
彼らに変わってサッカーを担っていかなければ、
サッカー界そのものが衰退していくだけになってしまいます。
そういう事態のためにも必要な措置でしょう。


ついでに、目には見えない形だけど、
すでに「下」も「上」のレベルアップに貢献してると思いますよ。
この前の最終予選のタイ戦で、
日本の結構な数の人が
「このままだと抜かれるな、やべえな」と実感したんじゃないでしょうか。
こういう「下からの突き上げ」が上のレベルアップをうながす効果は確かにあります。
そしておそらく、ヨーロッパや南米の強豪国にとって、
日本を含めた新興国は、こういう役を担っているところもあるんじゃないでしょうか。


で、本大会出場のハードルが下がることで最もわかりやすい効果は、
単純に「本気」になる国が増えるということです。
「もうちょっとがんばれば本大会に出られる」と思えば、
協会も選手もサポーター(国民)も、メチャメチャ本気になりますよ。
そして本気になればなるほど、レベルは急上昇する。

もう20代くらいの人たちだと話でしか知らないだろうけど、
本大会初出場を懸けた1997年の最終予選。
あれほど日本中が「本気」になったことはなかったんじゃないかなあ。
あれだって前大会の「ドーハの悲劇」で「あとちょっとがんばれば行ける」と、
国中が実感できたからってのも大きいはずですからね。


あとねえ、お金が目的だろうというのも、
ただ非難するだけだとちょっとなあ、とも思ってます。
まあFIFAの役員や職員が不正に着服して私腹を肥やしているというのなら、
それは問題ではあるけれど、
お金を儲けること自体は悪いことでもなんでもないんですよね。
お金がたくさんあれば、できることもたくさんできるわけで。
それに非難している人たちも、
法に反しない、まっとうな形で自分が大金をもらえるとなったら、
なんのためらいもなく喜んでもらうでしょう(苦笑い)。
今書いたように、不正で大金をせしめてるなら、それは非難すべきだけど、
そうじゃない(その証拠もない)というのなら、
一方的に「悪!」と決めつけるのは、ちょっと不公正かもしれない。


だから個人的には、今回の出場枠増は、悪いことばかりではないと思っています。
(この考えに)アブドゥルの魂も賭けよう(笑)。


それより懸念の大きなものは、
試合数の増加による選手の疲労や故障による選手生命や、生命そのものの危機。
それから大会運営に対する開催国の負担の増大。
ほんとに死者が出たりするからね、サッカーの試合で(汗)。
その辺についてはこんな解決案も考えたりしてますが、どうかなあ(苦笑い)。

「冬・グループリーグ」「夏・決勝トーナメント」で分けるのもいいかもな
http://suntu500.blog.jp/archives/1063645977.html

2026年からワールドカップ本大会の出場枠が48チームになるのかあ。
今が32だから16も増えるわけか。
おそらく中東あたりの国々が、お金を使って説得した部分もあるだろうけど(苦笑い)、
でも順当な話でもあるのかな。


ざっと見回してみても、
かなりの国がサッカーに本気で取り組むようになっている。
近場でも、東南アジア各国の本気度は、20年前の日本に近いものがあるし、
そもそも日本だって20年前にようやく本気になった「新興国」だ。
W杯アジア予選でも、
そろそろウズベキスタンが4つの椅子のうち一つを取りそうだし、
タイもまったくあなどれない。
中東だってUAEを見てみれば、カウンター一辺倒の国ばかりじゃなくなってきている。
視界を広げれば、アルゼンチンが南米予選で苦戦してたり、
アメリカがいきなり2連敗してたりと、
アジアだけでなくよその地域でもかなりの地殻変動が起こってる印象だ。


だけどそういう国々でも、なかなか結果が出なかったら、
せっかくの国内の盛り上がりが沈静化してしまうことも充分考えられる。
サッカーファンはつい自分の中だけの価値観で考えがちだけど、
「サッカーなんていらない。なくてもべつに困らない」っていう人だってたくさんいる。
そういう人たちはサッカーがつまらないと感じたら、
さっさと他のスポーツに(限らないけど)目をやるだけだ。


「サッカーは世界で最も人気のあるスポーツだ」なんてドヤ顔してふんぞり返っているのも多いけど、
それは逆から見れば、開拓地が少なく、今が絶頂の爛熟期で、
これから衰退していくだけのスポーツとも言える。
少なくとも「これまで一番だったんだからこれからもそうだ」なんて油断してれば、
確実にそうなっていく。


その意味では、せっかく新田を開墾してくれてる国がたくさんあるのだから、
彼らを援助するのはとても大切で、
「本大会出場枠拡大」は、その援助としても大きな要素になるでしょう。


ただ、そのせいで本大会の水準が落ちたり、
試合数が増えて選手の負担が増したりするのはよろしくない。
その辺はレギュレーションをいろいろいじってうまいことやらないと。


たとえば、増やした16チーム分グループリーグを増やし、
これまでグループ上位2チームが決勝トーナメントへ進んでいたのを1位のチームだけにして、
あとは各グループ2位の中で成績上位のチームだけが勝ち抜ける、
ヨーロッパの予選方式に近いものにするとか。
こうなるとたとえ本大会出場がラクになっても、
「入るのは簡単だが出るのは難しい」アメリカの大学みたいになるが(笑)、
でもまあ新興国にとってはそれでも充分恩恵はあるはずだ。
「死のグループ」が今よりもっと厳しいものになる心配はあるけども(苦笑い)。


あとは地域チャンピオンズリーグみたいに、
グループリーグと決勝トーナメントを分けて開催するのもいいかもしれないな。
前年までに予選はすべて終えて、
本大会の年、まずはウィンターブレイクの時期に「グループリーグ」をやって、
そしてシーズン終了後の夏にグループリーグを突破した面々で「決勝トーナメント」をやる。
これだと日程にも余裕ができるし、試合数も減らさないですむ。


それに開催地についても同じ国でやる必要がなくなるから自由度が増す。
開催地になりたい国は今でもたくさんいるだろうし、
その意味でも数が増えるのは悪い話ではないでしょう。


あとカタール大会は「夏にやるなんて死ぬ」という懸念があるけど、
これも冬のグループリーグはこっちで開催して、
夏の決勝トーナメントは別の国でやればいい。
グループリーグと決勝トーナメントでは価値が違うからというのなら、
「夏・グループリーグ」「冬・決勝トーナメント」にしてもいい。
四年ごとの話なんだから、そこは柔軟にね。


それにグループリーグだって充分に盛り上がるだろうし、
決勝トーナメントに進出できなかった人気のある強豪国が必ずいくつかはあるはずで、
その心配がないのはありがたい話だと思う。


短期間でグループリーグから決勝まで一気に消化するからこそ盛り上がるという意見や気分もあるだろうけど、
選手権や甲子園の過密日程すら問題視される昨今、
ぼくらも選手のことはもうちょっと真剣に考えないといけないとも思っています。

このページのトップヘ