最終節を前に名古屋が16位をキープ。
今日0-3で負けたため同じ勝ち点で15位の新潟との得失点差も3に広がり、
「勝っても他力」といよいよシャレにならない状況に陥ったか。


磐田は引き分け以上の自力で、
たとえ負けても下の3クラブのどこか一つがコケれば残留決定だし、たぶん大丈夫だろう。
これで駄目だとそれはそれで問題だ(汗)。


甲府はまだヤバいかもだが、ダヴィもドゥドゥもいるし、一発が出れば安泰だ。
ただ、今日の甲府vs湘南は観てたんだけど、
自分で打てるところをわざわざマークが複数ついてるドゥドゥにパス出したり、
なんか他の選手が遠慮してるように見えて、そこが心配かな。
そのせいもあってか今日は得点どころかシュートもほとんど打ててなかったしなあ。


状況的に一番ヤバそうなのは新潟か。
今日負けた上に退場者が複数出て、最終節に中心的外国人選手がいないときたもんだ。
ただ最後はホームで戦えるのと、
(人のことは言えないが(汗))今年はイマ一つ調子のあがらなかった広島が相手でワンチャンあるかもしれない。
ラファエル・シルバもレオ・シルバもいないけど、
逆にそれで日本人選手がまとまって小気味いいサッカーができるって可能性もあるしね。

ただし今日のガンバ戦、
負けるにしても1-2で終われず最後に失点して1-3と、
せっかく名古屋との得失点差を2広げられるチャンスを1しか広げられなかったのがどうなるか、
ちょっと気になる。


それでも個人的には名古屋が一番ヤバいと感じてはいる。
順位的なこともだけど、なによりメンタルの部分で。
当該4クラブの中、降格争い初体験は名古屋だけで、
プレッシャーはハンパないだろう。
うちも何年か前に降格しちゃったけど、
観てるだけのこっちすら吐きそうな重圧だったからね(汗)。
東京は最終節で勝てば残留できるという自力ですらあったのに、
結局負けて神戸にまくられての降格だった。

上位争いとか降格争いとか、
ギリッギリの戦いの経験があればまだしもだったかもしれないが、
中位が定位置だったうちにあのプレッシャーはキツすぎた。
そしてうちと同様、中位力抜群の名古屋。
監督交代という劇薬も切れ、復帰した田中くん効果も薄れた今、
しかも勝利が絶対条件とくれば、
外から見た限りメンタル的には勝てる要素が見当たらないんだよなあ。
まあチーム内で即効性の何かもあるかもしれないが…


相手が湘南なのは有利という意見もあるかもしれないが、これもそう単純じゃない。
なにしろうちが降格したときの最終節、0-2で負かされたのは、
その年すでに降格が決まっていた京都だったからね(苦笑い)。
今日も湘南は甲府に勝ったけど、降格争いのプレッシャーから解放された分、
選手もノビノビ戦える利点がある。
多少の戦力差は無意味だろう。


名古屋も最終節はホームで戦えるし、サポーターもめいっぱい来ると思うけど、
これも吉凶どっちが出るかわからん。
なにしろサポーターも降格争い初体験で、
応援より悲愴感がスタジアムに満ちたりしたら、
選手へのプレッシャーはまともに走れないほどのものになるんじゃなかろうか。
そして湘南に先取点を許したりしたら、そうなる可能性は一気に跳ね上がる。


どうにも名古屋不利というか、
名古屋に落ちてほしいような書き方をしてしまっているかな(苦笑い)。
そんなこともないんだけど、
落ちてもすぐに上がってこられそうなのが名古屋と感じているのはあるかな。
一年で復帰できれば降格のダメージはさほどじゃなく、
来年の今ごろには
「J2も楽しかった」「これはこれでいい経験だった」とか言える可能性も高いしね(苦笑い)。
たぶんうちとかガンバのサポーターも同じことを言っていたはず(笑)。
ホント、一年で復帰できたからこそ言えるんだけどさ(笑)。


でもまあ、どうなるかは本当にわからん。
これで名古屋が生き残ったら
「みっともねえ予想しやがって! バーカ、バーカ!」と言われる覚悟はできています(笑)。
土下座の練習もしておこうか(笑)。