サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

タグ:大宮アルディージャ

今日はJ2開幕日。
全国各地で試合がありましたが、テレ玉(テレビ埼玉)とBS1で
大宮アルディージャvsツェーゲン金沢の試合を放送してくれていたので観てみました。
J1の試合はFC東京はもちろん、
他のクラブの試合でも他人事ではないため落ち着いて観られないところがありますが、
カテゴリーが違うと安心して観られるので好きなのです(照)。


ツェーゲン金沢は昨年のJ3を、
町田や長野という本命を押しのけて優勝し、J2へ初昇格。
大宮は11年ぶりのJ2ということで実質的には2部初挑戦。
ある意味一年生同士の戦いになったけど、
大宮は下部リーグの洗礼を思い切り受けていたね(苦笑い)。

別にJ2を馬鹿にしているわけでもなければ油断をしているわけでもない。
だけど頭でわかっていても実際に体験する「初J2」は想像以上に難しい。
とてもよくわかる。
うちもJ2に降格したとき、まったく同じだったからね(苦笑い)。
一昨年のガンバも似たような感じだったろうな。

加えて相手が正味で「J2新入生」である金沢だと、より難しかったろう。
どんなに引き締めても、
どうしても下部のさらに下のリーグのクラブという感覚が抜けきらなかっただろうから。

その金沢が初っぱなから押しまくる展開。
もちろん勝つ気もあったろうけど、
まずはJ2、実質J1の大宮に自分たちの力がどれだけ通用するかを試しにいったんだと思う。
極端なところ、負けても開幕戦。
いい試合をしてこれから41試合を自信を持って戦える方が遙かに有益だからな。

逆に大宮は、強引に受け身に回らされてしまい、
再三のピンチを向かえるだけでなく、前半はシュート1本に押さえ込まれてしまった。
ここで金沢が得点出来ていれば、いきなりのジャイアントキリングもありえたんだけどな。


後半も金沢は攻勢を繰り返すけど、やはり地力では大宮。
徐々に押し返し、チャンスも作り出す。
そして後半も終わり間近に、ミスターアルディージャ金澤の絶妙の落としに反応した、
超J2級どころかJ1でも上位に入るであろう家長のゴールでようやく得点。
この1点を守って1-0でなんとか勝ち点3でした。


終わってみれば順当ではあるんだけど、
金沢にとっては手応えと危うさとが同時に感じられたな。
善戦なら、たいていのチームでも出来るんだ。
だけど得点という厳然たる結果が出せなければ、勝てない。
どのカテゴリーでも、内容はそこまで一方的でないに関わらず、
得点出来ずに勝ち点を伸ばせないでいるチームが最終的には降格していくからな。
実際、今日は、内容でいえば金沢の方が上だったけど、
圧倒していた前半ですら、決定的といえるシーンはほとんどなかった。
厳しい一年が待っているのは確かだろうな。
覚悟の上だろうが。


大宮の方は、経験や環境まで含めた戦力から言えば、焦る必要はないと思う。
これからまだまだJ2の厳しさに直面するだろうけど、慣れてくれば無双状態もありえる。
ただしそのためには、これから二ヶ月とか三ヶ月くらいの序盤、
悪いなりにも勝ち点3を奪取していく戦いを繰り返さないと。
それが一番大事。

それに大宮だけじゃなく、
セレッソのように無双化しそうなクラブもあることだし、今年はジュビロもわからん。
加えて去年の湘南みたいに爆発的な強さを発揮するクラブが出ないとも限らないし、
あそこまでじゃなくとも堂々と上位争いをかましてくるJ1未経験クラブ、
J1復帰に時間がかかってるクラブもあるかもしれない。
というか、これはきっとあるだろうな。
どこが来るかはわからないが。


大宮戦はテレ玉がちょくちょく放送してくれるみたいで、
今年のJ2はNACK5スタジアムをメインで観ることになるかな。

シオ(塩田)の大宮完全移籍が正式に発表されたか…
前々から話は出ていて、ほぼ確定とわかってはいたけど、
やはり正式発表されるときつい。

シオは2004年に流通経済大学から入団。
当時は土肥ちゃんが不動の正キーパーで出番はなかったけど、
それでもカップ戦で観るプレーはこちらに安定感と安心感を与えてくれていた。
2004年のナビスコカップ制覇はFC東京初の国内メジャータイトル獲得で、
前半に退場者を出し防戦一方だった浦和レッズとの決勝は延長含めて0点に抑え、
PK戦も制した土肥ちゃんにMVPが送られた。
だけどナビスコは予選リーグから決勝トーナメントまで
代表戦がある時におこなわれることが多く、
準決勝まではルーキーながらほとんどシオがゴールマウスを守っていた。
土肥ちゃんももちろん優勝に貢献したけど、
あの大会でのシオの貢献度は、やはり土肥ちゃんに勝るとも劣らないというやつだ。

その後も土肥ちゃんの控えとして過ごすことが多かったシオだけど、
土肥ちゃんが戦力外になり移籍していった2008年、ついに正ゴールキーパーの座に就く。
その年のヴェルディとの「アウェイ」でのリーグ戦、
2-1で逆転勝利し、土肥ちゃんとの直接対決に勝利したときのシオの姿といったらもう…
今思い出しても涙が出そうだ。

このままシオが正キーパーとして君臨することを誰も疑っていなかった。
だけど思いもよらぬ病魔がシオを襲い戦線離脱。
その間にゴンちゃん(権田)が正キーパーの地位を確保し、確立してしまった。
そのことに何の不満もなければ憂いもない。
だけど同時に、やはり「なぜこのタイミングで…」というやりきれなさもある。
仮にゴンちゃんが並のキーパーだったら
シオも簡単にポジションを奪い返せたかもしれないが、
ゴンちゃんは若手では群を抜いてるキーパーで、
土肥ちゃんと微妙に立場は違うが、
同じように第三キーパーとして代表に呼ばれ続けるほどだったから、それは難しかった。

正キーパーとしての実力を充分に備えながら、
11年をほとんど控えキーパーとして過ごしてきたシオ。
だったらそれが敗者の経歴かといえば、断じて違う。
何度でも、何回でも、声を大にして言う。
断じて違う!


個人的に、控えキーパーは時として、
正キーパーより重要なポジションだと思っています。
「控えにあいつがいてくれるから」という思いがどれだけこちらを安心させてくれるか!
仮に控えが明らかに力が落ちるキーパーだとしたら、
正キーパーに何かあったときにどれほどの恐怖を覚えるか。
実際には何もないにしても、「なにかあったら…」と考えるだけで不安が心を吹き抜ける。
極端なことを言えば、実力ある控えキーパーなく試合をするのは、
「特攻」に似た恐怖感と絶望感があるんですよ。


ぼくの中で、土肥ちゃん、シオ、大志(遠藤)がいた頃の東京キーパー陣は鉄壁でした。
第一から第三まで序列はあったけど、
それは絶対的な差ではなく、土肥ちゃん、シオはもちろん、
大志のプレーも第一キーパーで不安はなかった。
まるで三重の強固な城壁に囲まれたような安心感。
もちろんキーパーだけに頼るようなディフェンスでは
どれだけ守護神が優秀でも戦いようはないけど、
最後の砦が強固でありすぎるに越したことはないですから。

実際、シオが抜け、廣永もいなくなった今、
ぼくも含めて圍のプレーをほとんど観たことがない人間には、
感情的な寂寥感だけでなく、実質的な不安感も襲ってきているはずです。

それだからこそ、シオが「1」の背番号を背負うことに反対する人は誰もいなかった。
正キーパーがつけることが半ば常識化されている「1」だけど
「後方のさらに後方」から東京を守り、支え続けてくれたシオの価値を誰もが知っている。
ただの年功序列ではなく、
もう一つの「守護神」の意味を教え続けてくれたからこそ、
シオが「1」にふさわしいと、東京に関わる人全員が感じていたと思っています。


そしてだからこそ、ここまで東京に尽くしてくれたシオが、
試合を出るために環境を変えたいという想いを無視することは出来ない。
感情だけでいえば、すがりついても、土下座してでも引き留めたい。
でもそれは、シオにプレイヤーとして死ねと言ってるのと同義だとわかってもいるからなあ(泣)。

ゴンちゃんとシオに、そこまでの差があるとは思っていません。
でも正キーパーがポジションを失うというのは、
怪我か、
よほどにプレーの安定感を欠き味方の敗北を招きかねないほどひどい状態になるか、
キーパーに問題がなくてもチームそのものの状態がひどく悪く、
それをどうにかするための「劇薬」としての変更以外には、まず考えられない。
怪我は予想がつかないし、
チーム状態がそこまで悪くなるのはこれまた予想がつかないし、
そもそもそうならないための努力を第一に考えなければならない。
そしてゴンちゃんのプレーの安定感は、彼のストイックさも考えれば、まず崩れない。
シオの移籍を「敗走」というやつもいるかもしれないが、
ぼくらは全力で否定するし、
またいま挙げた理由をもってしてもそう言い募る輩はただの屑だから、
言うことを聞く価値もない。


「FC東京幻の正ゴールキーパー」とも言うべき塩田仁史。
大宮に行ったからといって必ずポジションが得られるとは限らない。
だけど心から応援するし、心からポジションを奪取してほしいと思う。
大宮なら近いから見に行けるし、味スタに来たときだって行ける。
そして再来年、大宮のゴールを守るシオと戦いたい。
ものすごく複雑な気持ちになるだろうけど、それでもね。


そしておそらく来年は、ゴンちゃんが背番号1を背負うことになると思う。
土肥ちゃんとシオが、それぞれ違う形でありながら同等以上の意味を与え、
価値を付加し、重さを増しながら背負ってきた番号だ。
その前にはJFL、J2を戦い、東京をJ1へ昇格させ、
今の土台を築いてくれた「プロクラブ・FC東京」初の正キーパー
堀池さんの背負ってきた番号でもある。
その意味と重さは誰よりもゴンちゃんが感じていると思うけど、頼むぜ。
おれたちがスタンドからその背中を見ただけでオーラを感じ、
圧倒的な信頼感を覚えられるような、絶対的な守護神になってくれ。
実は今、おれの中ではそのイメージがすでに湧いているのだ。
こういうの自分の中では珍しいから、本当に実現化すると思っている。


そしてシオ、11年間本当にありがとう。
誰よりもFC東京のゴールキーパーだったシオのこと、絶対に忘れない。
月並みだけど心から。
これからもずっと応援するからがんばって!!

未確定情報ではあるけど、
大宮からシオ(塩田)にオファーがあったという話で、ついに来る物が来たなと…
今までなかったのがおかしいというのが、
おそらく東京サポーターの本音だろうけどね。
あってほしくないというのも本音ではあっても。


実際、シオは普通に正ゴールキーパーの器と能力があるからなあ。
それを考えると、言葉は悪いが、
試合に出させない今の飼い殺しの状況は、
シオの人生に対してあまりに無礼、あまりに失礼とも心を痛めながら本気で思う。
でも出て行ってほしくないというのも本気で思うし(泣)。

情だけでなく実質的な意味でもね。
シオがベンチにいてくれるとホントどれだけ安心か。
もし試合中にゴンちゃん(権田)になにかあったとしても、
決して戦力ダウンはしないと心から思える。
昔、フジ(藤山)が怪我をした時は、
モニ(茂庭)が怪我をする以上に恐怖を感じたものだったけど、
それと同じような感覚があるよ。

廣永が帰ってくるかわからないし、
圍はプレーをちゃんと観たことがないから、
申し訳ないがシオほどの安心感はどうしても得られない。
申し訳ないが。
控えキーパーの重要度は、試合に出てるキーパーに決して劣らない。


でも、それでも、シオも試合出たいだろうしなあ…(泣)
それに試合に出て活躍すれば、
もっともっといろんな人にシオのすごさがわかってもらえるし、
それがシオの人生にどれだけ有益かもわかるから、
全力で引き留めたいという気持ちと、
引き留めてはいけないという気持ちとが、
すごい勢いで綱引きして身動き取れない気分ですよ(泣)。


新聞記事になったとはいえまだ噂の段階だし、
このままうやむやに消えてしまう話かもしれないけど、心は作っておこう。
シーズンオフはシーズン中に劣らないほど、精神に来ることが多いよ、ほんと。

ここから先は、部外者が勝手なことを並べ立ててる文章でも構わない、
という方だけお願いします(汗)。


最終節、うちはもう勝とうが負けようが世間的にはどーでもいい位置にあり、
そのことが常にも増して悔しくて情けない気分です。
またしても中位にいるのは、FC東京にとって最も恥ずべきことかもしれない。
とはいえ今年はフィッカデンティ体制初年度だ。
来年も同じようだとさすがにマズいが、今年はぐっと我慢しよう。
通年でダメだったらダメだけど、いい時は本当によかったしね。


とか言いつつ降格争いに巻き込まれてたら、
中位で恥ずかしいなんて余裕もなかったろうな(苦笑い)。
そうなる可能性は今のJリーグではどのクラブにもあるし、
そのあたりを肝に銘じるのは忘れないようにしておこうか。


で、最終節を前に降格一騎討ちは清水と大宮か。
勝ち点3差で清水がリード。
ゆえに清水は勝つか引き分けで自力残留確定。
負けても大宮が引き分け以下なら残留確定。
大宮は勝つのみで、しかも清水が負けた場合だけ、得失点差で上回り残留。
一見清水が相当有利だけど、この「勝てばいい」「分ければいい」が
意外とクセモノなんだよな(苦笑い)。
ぶっちゃけ、勝とうと思って勝てるなら、もっと前から勝ててるっていうね(苦笑い)。
このあたりは一度降格経験があるからよくわかるよ。
うちも最終節、勝てば自力残留だったのが、きっちり負けての降格だったからねえ…
特に大宮の残留力は尋常じゃないものがあるから、清水も不気味でしょうがないだろうな。


といって大宮がラクかっていうとそんなことがあるはずもない。
おそらく清水以上にきっつい気分だろう。
ぼくらみたいな傍観者は
「どうせまた驚異の残留力発揮しちゃうんでしょ?」と気楽に考えがちだけど、
当事者からしてみれば
「今度こそダメかもしれない」って肝が冷える思いを毎年繰り返してるに決まってるからなー。
しかも今回はなんとなく、いつもと違う気もする。
なにしろ去年の大快進撃をふいにしての今年だったからな。
「サッカーの神様にもう許されない感」があるとすれば、今年が一番怖い気がするよ。


なんにしても、どちらが落ちるにしても、初降格になるわけか。
あれはキツかった…
サッカーでドーハ以上にキツかったことは、あれだけだったな。
苦しみから逃れたいという理由だけで、
本気でサッカーファンやってたこと後悔したくらいだった。
だけどそれほど衝撃を受けるのは、
離れられないほど好きだってことを逆に証明しているわけだけど(苦笑い)。
ありがたかったのは結局一年で復帰してくれたことで、
その点は俺たちはラッキーで、クラブや選手に感謝しかなかったよ。


あの気持ちをどちらかのクラブのサポーターも味わうのか…
と思うと我がことのように気持ちが滅入る。
だけどこればっかりは避けて通れない状況になってしまった。
どうなることか…どうなることか。
部外者ながらがっちり見させてもらおう。

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