サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 ただしFC東京のことが多めかもしれません(笑)。 試合当日や次の日は特に多いかもしれません(笑)。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

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2008年のガンバ大阪以来優勝がなく、
Jリーグ勢の低迷が続いてるとされるACLことAFCチャンピオンズリーグ。
ぼく個人の感覚としては、優勝はなくても毎年ベスト16には2クラブ以上入っているし(2013年をのぞく)、
全体的にそこまで低迷している感はなかったんですが、
今年は久々に3クラブがベスト16へ、しかもすべて1位抜けと、
近年では最もいい成績でグループリーグを突破できたんじゃないでしょうか。
ガンバも第5節にギリで追いつかれなければ最終節で充分突破の可能性は残っていたし。


これまでACLでJリーグ勢が今一つ結果を出せなかったのは複数の理由が連なってのことで、
韓国・中国をはじめ他国の事情も関わってくるだけに、一慨に「これだけが原因」とは言えない。
ただ、国内だけを対象に一サポーターの感覚・印象だけで言うと、
ここ数年でようやくJリーグ全体でACLを戦う体制が整ってきたのが大きいかなと感じています。
それも物心両面で。


ぼくの中で10年くらい前までのACLの立ち位置は「ついでの大会」というところでした(苦笑い)。
まだ体制もレギュレーションも確立されておらず、
Kリーグ以外の国と戦う場合は、内容も結果も大差がつく楽勝も多かった。
負ければそりゃあ悔しいが(苦笑い)、出たからといってさほどの喜びもなくて、
存在自体にたいして「重み」やステータスがなかったんですよね。


また当時の日本は「国内」の次は直接「世界(欧州)」を意識していて、
アジアをそれほど重視していなかった。
今もその傾向はあるけど、当時はそれ以上だったと感じます。
韓国や中東の強豪以外には「勝って当たり前」的なところもあったからね。


だけど浦和やガンバがACLで優勝して、
中東の視界にJリーグクラブが入ってきたあたりから雲行きが怪しくなってきた(苦笑い)。
Jリーグで活躍する外国人選手をバンバカ引き抜かれ、クラブのチーム力が低下する。


さらに中国の「爆買い」がほとんどブームになり(苦笑い)、
中国のクラブチームの実力がこれまでと比べものにならないくらい強大になってしまった。
もともとトーナメント向きの戦い方が得意な韓国も今まで通り強力。
加えて中韓の二国は、日本より外面を気にする性質だから、
ACLにはより力を入れてくる(苦笑い)。


もう一つ、まだ顕著とは言えないけど、アジア各国、
特に東南アジアの各国が徐々に力を付けてきて「ボーナスステージ」とは言えなくなってきた。


それやこれやでこれまでは、
言い方は悪いがJリーグの「片手間」で勝てていたACLが、そうもいかなくなってしまった。


だけどここ10年で、ようやく様々なものが変わってきたような印象があります。
「カネをかけて強い選手をたくさん集め、
JリーグとACL両方を戦えるようにした」なんて単純な話ではないですよ。
もちろんそういう要素もありますが、それだけでなく、
クラブがACLを戦う前提でチーム編成を考え、そのための予算を組んだり、
リーグも全体でACLに出場するクラブの負担を軽減する方法や支援する方法を考えたり、
また選手も「ACLに出たい」という意識が強まったり、
サポーターの中でもACLの存在を相応の重みを持って受け入れられるようになったり。


そういういろんな要素が絡み合い、またACL経験も蓄積され、
リーグ全体の「ACL仕様への肉体改造」が実を結び始めたような、そんな感覚があります。


また、他国の状況を見てみても、徐々に状況は変わってきている。
中国の爆買いは、ビッグネームから断られることも増えてきたようで、
ようやく終息に向かいつつある。
韓国は経済の低迷もあり、企業チームの多いKリーグはその影響をもろに受け、
強化もままならないようです。
今年に限って言えば、K最強の全北現代が八百長問題でACLに出場できなかったりと、
サッカー界そのものにも問題があるらしい。
この辺、最近はJリーグも妙に問題が増えてきたから気をつけないといけないが(汗)。


それとACLの出場規定が今年から大幅に変わることも、
タイミングよくJリーグ勢の発憤材料になった面もあるか。
これまでは過去三年の、クラブ+代表の成績で各国リーグのACL出場枠を決めていたのが、
2020年からは過去三年の「クラブ成績のみ」に変更されたらしく、
つまり「今年から三年の成績」で2020年の出場枠が決まっちゃうんですよね、たしか。
日本は代表の成績はアジアトップクラスだけど、
そのアドバンテージが使えなくなるのは痛いからね。


今年もまだグループリーグが終わったばかりで予断は許されないけど、
今は追い風が吹いてきてるのは確かだと思います。
これで結果=優勝ができれば、さらに勢いに乗れるからね。
東京以外のクラブというのが気にくわないが(苦笑い)、
とにかくがんばってほしいもんだ。

存在の是非は置いておいて、Jリーグにビッグクラブがないと言われて久しいですが、
ACL本大会への出場回数を見てみると、意外とそうでもないかも。


今年出場している4クラブの出場回数は、
ガンバが9回目、アントラーズ7回目、フロンターレ5回目、レッズ6回目。
これに4回のサンフレッチェも加えていいかな。
天皇杯という「ボーナスステージ」があるにしても、
だいたいは1位~3位の上位に入る回数が多いクラブじゃないと何回も出るのは難しい。
ましてここ数年は、リーグ3位以内に入っているクラブが天皇杯で優勝して、
4位がプレーオフで勝って本大会へ出場する例もちょいちょいあり、
ボーナスステージではなく1位~4位という正味でのリーグ上位が出場していたりもする。
かくいうFC東京も昨年そうでしたが(苦笑い)。
ちなみに東京はACL本大会に2回出場しています。


ビッグクラブの定義は順位だけではないだろうけど、
資金・規模・選手層・観客数などその他の要素も「順位」がともなわなければ、
絶対にビッグクラブと称されないことだけは確かです。
その意味で現状Jリーグは5つのビッグクラブがあると言っていい状態かもしれないな、
なんて思ったりもしています。


じゃあなんでACLで勝てないんだっていうのはまた別の話だからここではナシね(苦笑い)。
もっとも今年は雰囲気が違うように感じているけど。

昨日はガンバ大阪がマレーシアのジョホールとACL本戦出場権を懸けてのプレーオフをおこなったけど、
3-0で順当に勝ちをおさめられてよかった。
地力の差がある上、ガンバホームでの一発勝負。
しかもこの時季でも25℃以下にはほとんどならないマレーシアから冬の日本にやってきての試合だけに「順当」というのは正しい評価だと思う。
だけどそろそろ余裕はなくなってきた気もします。


この試合、G+でやってたからぼくも観ましたが、
ジョホールもきっちりしたコンパクトでいいサッカーをやってきていた。
それにちょっと前だと東南アジアあたりのチームは、
点差が開いてきたら気持ちが切れてダラダラする印象だったけど、
昨日は最後までそんな雰囲気はほとんど観られなかったな。
ガンバが決定的に崩されるというシーンもなかったけど、
シュートをまったく打たれないことはなかったし、ゴール前で直接FKもあった。
その中のどれかがスーパーなもので決まっていたとしたら、
しかもそれが向こうの先取点だとしたら、ちょっとヤバいことになる可能性は充分ある。


なにより別ブロックのプレーオフでは、
韓国の蔚山現代が香港プレミアリーグの健志と90分で決着がつかず(1-1)、
それどころか延長でも勝てず、PK戦でようやく勝って本大会出場を決めている。
蔚山現代は全北現代の出場停止で急遽プレーオフ進出が決まったってこともあったろうけど、
ホームで戦える等もろもろの有利さではガンバと大して変わらない。
それがこの超ギリギリでの勝利だからね。
来年は我が身は充分考えられる。
どこのクラブがプレーオフを戦うにしても、肝に銘じないと。

Kリーグの全北現代が国内リーグの審判買収行為を理由に今年のACL出場権を剥奪されたか。
規約上、控訴は認められてて、全北もそのつもりらしいけど、
しかし控訴するにしても根拠が薄弱だよなあ。


せいぜい「すでに国内リーグで制裁処分を受けている」とか
「買収は2013年の話で今年とは関係ない」というところだろうけど、
たとえ過去の話でも発覚して有罪判決を受けたのが去年である以上、
ペナルティは今年受けないわけにはいかない。
それに国内リーグとACLの制裁は、また違う話だしな。


だからまあこれは、「一応抵抗しましたよ」という、
国内に対するアピールやポーズが目的なんだろう、きっと。
なにもせずに受け入れたら、全面的に自分たちが悪いと認めることになって、
それはこれからのことも考えれば具合が悪いということかもしれん。
「全北は買収行為については自分たちが全面的に悪いと認めたぞ。交渉ごとや口撃するときはそこを攻めてけ。無抵抗の相手を一方的に攻撃できるぞ」みたいな?
たとえ一方的で身勝手な言い分であっても、
少しでも「自分たちも被害者だ」というポーズを示しておけば、
多少は防御する根拠みたいなものも作れるだろうし。

もっとも有罪判決を受けている以上、
細部はともかく基本的には「自分たちがやりました」と認めてるわけだから、
いさぎよくないとイメージが悪くなってしまうところも多々あるだろうが(苦笑い)。


しかしこれで繰り上げで出場するクラブが出てくるにしても、なかなか大変そうだな。
ACLに出るには選手層とかそれなりに準備が必要だと思うけど、
今からだと新しい選手を獲得するのも難しいだろう。
やはり不正は割にあわないね、いろいろと(苦笑い)。

今年はゆえあってサッカーを観に行けてない状態で、いささか欲求不満ですが(苦笑い)、
FC東京は昨日ACLで中国・江蘇蘇寧戦があり、0-0のスコアレスドローだったそうです。
江蘇蘇寧は中国リーグでも「爆買」をおこなってるクラブの一つで、
東京が負けた韓国の全北現代に勝っていることもあり、
最警戒クラブだったように思うんですが、どうやら内容的に、
昨日は東京がずっと押してたようで。
90分で向こうのシュートは合計3本、決定機はゼロとも聞いており、
なんだか肩すかしを食ったような(苦笑い)。


それで無得点はイカンだろうというのはありますが、
どうも向こうは、状況によっては11人全員がペナルティエリア内に入るほど守備的だったようで、
これはなかなかに点を取るのは厳しい。
攻撃について反省や再検討はするにしても、そこまで責めるのも酷だろうと思ってます。


なんにしてもACLって難しいと改めて感じます。
強い強いと聞いているチームでも肩すかしを食うほど手応えがなかったり、
そうかと思えば信じられないほどラフに激しく来ることもある。
「その日になってみないと相手がどう来るかわからない」というのは、
サッカーに限らずどんなスポーツでも大なり小なりあるけれど、
アジアに関してはそれが極端な気がするものなあ。
だから「こんなものか」と油断してアウェイに乗り込んだらボッコボコにされる可能性も充分あり、
やはり気は抜けない。
最悪の状況を想定しつつ、最上の状況にも対応できる準備が必要なんだろうな。


とはいえ、東京はこれから河大成(ハ・デソン)がケガから帰ってくるだろうというのが大きい。
一平さんも言っていたけど、
たぶんデソンが帰ってきたら、東京は「デソンのチーム」になるだろうからね。
そうなれば攻撃力は今より相当上がるはずだ。
そして今は去年まで培ってきた守備を最初からきっちりやり直してて、
しかもしっかり結果を出してきてる。
その守備をベースに攻撃力も上がってくるとすれば、なかなかに期待してもいいだろうな。
できればデソンもACLに間に合ってほしいところだが、
無理してさらに長期離脱ということになれば目も当てられないし、
ここはなんとか今の戦力でグループリーグを突破して、
決勝トーナメントで相手の度肝を抜くことにしよう。

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