サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

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諸事情から延期されていた去年のルヴァンカップ決勝が今日おこなわれて、FC東京が柏レイソルに2-1で勝利し、11シーズンぶり、3度目の優勝を果たしました!


東京の試合を観に行かなくなって数年経つし、スポーツそのものへの情熱が薄れてもいるため、今はもうサポーターとは言えないかもしれないけど、それでも毎試合結果は確認しているし、どんな選手が入ってどんなプレイヤーなのかも確かめてはいるので、やはり勝つと嬉しいし負けると悔しいのは変わらない。
そんなわけで今日の勝利も喜んでおります!
おめでとう!


これでルヴァンカップは前身のナビスコカップと合わせて3度目の戴冠か。
天皇杯も一度取っているし、本当にあとはリーグ優勝だけだ。
これが一番難しいんだが、なんとか獲得してほしいもんだ。


J歴代最強チームはどこだ、か。
サッカーは日進月歩だし、実際に同じ条件で戦わないと本当の優劣は決められないけど、お遊びでこういうのを考えるのは楽しいよね(笑)。


自分にとっては2002年のジュビロかなあ。
まだ1st・2ndの2ステージ(前期・後期)に分かれていた当時のJリーグ。
いろいろ事情があって仕方がないにしても、2ステージ合わせて最高勝ち点を獲得しても、各ステージで2位以下なら、あるいはどちらかのステージで優勝してもチャンピオンシップで負ければ、日本一にはなれないイビツなリーグ。


2001年のジュビロもそれで日本一を逃していたけど、「ああわかった、じゃあどっちも優勝すりゃいいんだろ」とばかりに、J史上初の両ステージ完全優勝を果たしたのが2002年のジュビロ。
ぼくも2ndステージ最終節の福西のVゴールにはテレビで観ながら絶叫してしまいました(笑)。


ただそういうのとは別の基準でも「最強だったな」と感じる根拠もあります。
当時、ぼくはFC東京の年間チケットを買っていて、ホームゲームはほとんどすべて観に行ってたんですよね。
そうすると、完全に主観ではありますが、「FC東京ってこのくらいの実力がある」と感覚でわかるような気になるんです。


前述したようにシステムとかデータとかもまったく関係ない完全な思い込みではあるんですが、ホームでジュビロと対戦したとき、その感覚が導き出す「FC東京の最大値」をもってしても、まったく勝てる気がしなかった。
なんというか比喩ではなく(比喩だけど(笑))ダムみたいな「物理的な壁」に向かってボール蹴ってるような感じがしたんですよ。
守備力が高いだけというわけではなく、チーム全体の力とか分厚さとか、そういう総合的な感覚。
世界最強のチームだろうと、どんなシステムを持ってこようと、何十メートルの高さと数メートルの厚さがあるコンクリートに穴を開けてぶち抜くなんてできやしないでしょう?
日向小次郎ならできるかもしれないが(笑)。


他のチーム相手だと、いくら強くてもそこまでになる感覚をおぼえたことはなかったんですよ。
だのにあの試合は始まって5分くらいしたところで「あ、こりゃダメだ」と絶望感をおぼえたのを記憶しています。
サポーターとして応援している以上、そんなこと考えちゃダメだと振り払って声を出しはしたんですが、結果はやはり0-2で完敗でした。


あの感覚はこのとき以来、経験したことはないんだよなあ。


磐田のアダイウトンと鹿島のレアンドロが加入!
いいんじゃないですか?
すでに日本のサッカーにもなじみ、東京のスタイルにも合って、さらに最も欲しい「もう一点」が取れる選手が入ってきたんじゃないですか!?


ここ数年の東京は「もう一点」が取れればもっと上位にいける、優勝争いができると思っていました。
それが昨シーズンからできるようになってきたけど、昨年は後半に、そして今年は最後の最後に失速(泣)。
この失速を抑えるために、もう一つギアを入れ、アクセルを踏み込み、「もう一点」を取る力が二人にはあるんじゃないかと思ってます。


健太さんのサッカー、ファストブレイクは、どれほど前へ前への推進力があっても基本は守備をメインにしており、攻撃それ自体はどうしても選手個人の能力に頼らざるを得ない。
ただ永井にしろディエゴにしろ、そのためにピッタリの人材を獲得している。
二人のプレイスタイルも、個性の違いはあれど彼らと同じ系統だと思っています。


個人的にも、東やタマには悪いですが、「あともう少し、サイドの選手が点を取ってくれたら…」というのは感じていました。
二人がどこで使われるかわからないけど、サイドにも配置されるだろうし、その辺はとても期待できる。
もちろんこれで東やタマ、それだけじゃなく田川たちも発奮してくれればなお良いものね(笑)。


東京サポーターを開店休業状態にしてずいぶん経ちますが、昨日不意に「あれ、もしかしてゴール裏じゃなくてバックスタンドに移ればいいだけか?」と思い至りまして(照)。


実は休業前、味スタに通うのが苦痛になってたんですよね。
どこか義務でゴール裏に行ってるような閉塞感があり、何より勝ってもそれほどうれしくなくなったのに負けの悔しさはそのままという収支のバランスの悪さが苦しくて(苦笑い)。


それで少し間を空けて心身をリフレッシュしようと考えてたんですが、ふと自分がバックスタンドに座ってるところをイメージしてみたところ、その閉塞感がスッと消える感覚が湧いたんですよ(笑)。
どうも味スタや東京の応援そのものにではなく、ゴール裏にいることに苦痛を覚えていたらしい。


これはゴール裏がダメっていうんじゃなくぼく個人の問題で、SOCIOになって16年通いつめ、いささか自分の中で新鮮味がなくなっていたのかもしれません。
ちょっと場所を変え、目先を変えてみると、また新鮮さが得られるかもしれない。


そんなわけで来年は久々にSOCIOになって年間チケットも買ってみようかなと思っています。
で、ホーム開幕戦はバックスタンドへ行ってみようと思っています(笑)。
それでも閉塞感があったらまた考えるけど、なんにせよ試してみることにします。



職場に中国の人がいるんですが(日本語ベラベラ)、偶然サッカーの話になりまして。
彼は特別サッカーファンというわけではないけど普通には好きという感じで、Jリーグについてもこの前柏レイソルが昇格を決めたとか知っていました。
自国の中国サッカー・スーパーリーグについても基本的なことは知っていて、サイトで結果も見ているようです。


で、Jリーグではどこのファンかと聞かれたので、当然FC東京と答えたところ、「そういえば東京にはもう一つクラブがなかったか」という話にもなり、J2に東京ヴェルディがいると教えたところ「仲いいの?」と(笑)。


どうも中国の方では「ダービーマッチ」という関係性はあまりないみたいです。
でも説明したところすぐに納得してくれたのでダービーという存在は知っているようでした。


で、さらに確認するように「それじゃヴェルディの方が強くなったらそっちの乗り換えるということはない?」と聞かれ、「ない」と即答しておきました(笑)。


中国の方はそういうスタンスで応援してるんだなあ、と、なかなか新鮮な感覚でした。
彼も日本が長そうだし、あるいは中国本土では違うのかもしれないけど。
だからなかなか文化として根付かなかったり中国代表も強くならないんだ、という意見もあるかもしれませんが「強くなければ見捨てる」というのは、プロスポーツの応援のとして一つの正しいスタンスかもしれない。


あと次の最終節、東京と横浜の状況を伝えたところ、中国では勝ち点が同じだった場合、得失点差でどれだけ負けていても、シーズン中の直接対決の勝率が上の方が勝ちと教えてくれました。
つまりホームでマリノスに勝っているので、最終節引き分け以上なら東京の勝ち、優勝ということ。
いやー、マジで今からそのルールに変えてくれないかなあ、と思ってしまいましたよ(苦笑い)。



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