「Gのレコンギスタ」、観ています。最高です。
何度か日記に書いてますが、久々にアニメ観てる気分です。
これも何度か書いてますが、べつに今のアニメがどうこうじゃなく、
ぼくらの年代は富野監督の作品で感性を作られたところがあるので、すごく「なじむ」んです。
最高にハイってやつです(笑)。
で、観てて思うんですが、
やはり富野ガンダムは富野さんにしか作れないんだなーとあらためて確認してたりします。
富野ガンダムというか、宇宙世紀を題材にしたガンダムというべきかな
(Gレコは宇宙世紀じゃないよというツッコミはナシで(苦笑い))。
「ユニコーン」もおもしろく、「0083」も大好きです。
作品の流れも登場人物たちも「宇宙世紀のガンダム」の考え方を持ち、セリフ回しもバッチリです。
だけど「Gレコ」を観てるとこれらの作品は、誤解を恐れずに言えば、
「ものすごくレベルの高い二次創作」という観があるなというのも感じるんですよ。
いや、悪いとかダメとかではなく、たとえば歌舞伎の女形が、
男性であるがゆえに外から見て研究し研鑽し、
本物の女性以上に女性らしい動きを体現するような、
観てるこちらは明らかに女性と思いこんでしまうような、そんな素晴らしさです。
ただ「Gレコ」の登場人物たちの会話、言い回し、言葉の選択、その他もろもろは、
やはり富野監督のオリジナルの力が圧倒的なんですよね。
これを真似ることは出来ても生み出すことは出来ない。
毎回「Gレコ」観るたびに、やはりすごいな御大は、とつくづく感嘆しております。
富野御大の年齢や体力からいって、
おそらくガンダムのテレビシリーズはこれが最後になるだろうと言われていて、
それが正しいとすれば、仕方ないとはいえものすごく残念で寂しいという気持ちは拭えません。
そしてそれだけに、しっかりきっちり最後まで観ようと思います。
……放送延長してくれてもいいのよ?(笑)