サクラと紅茶

日常のことを書いていきます。 物書き志望でもあります。 第2回富士見ラノベ文芸賞 一次選考通過

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今日はJ1参入プレーオフ一回戦、東京ヴェルディが大宮アルディージャを1-0で破って二回戦進出。
アルディージャは来季もJ2残留が決定。


またJ3リーグは第33節がおこなわれ、鹿児島ユナイテッドFCがアスルクラロ沼津に1-0で勝利。
リーグ2位を確保して来季J2昇格を決めました。


二つの試合は大宮と鹿児島と、距離は離れていてもまったく同じ時刻に開始され、終了時間もほぼ同じ。
来季戦うカテゴリーも同じJ2リーグ。
だのに一方は強烈な絶望感にさいなまれ、一方はこれ以上ないほどの歓喜に包まれている。
なんというかJ2は、日本のプロサッカーリーグで一番複雑で混沌としたカテゴリーなんだなあとあらためて実感した気分です。

文字通り世界規模で悲喜を増産しているワールドカップだけども、
日本国内のリーグ戦も盛り上がっている。
当事者たちにとってはあっちよりこっち。
しかも昨日はJ2で湘南vs磐田、今日はJ3で町田vs長野と、それぞれ1位・2位対決があった。

まだリーグ戦も半ばとはいえ、ここで取るか落とすかは気持ちや勢い、自信やその他に相当の影響が出てくる。
それこそ絶対に負けられない戦いだったけども、どちらも湘南、町田と上位チームが勝った。
とはいえどちらも2-1、1-0と1点差。
相当白熱した内容だっただろうな。

J2もJ3も今年の勢力図がかなりはっきりしてきたように見えるが、
J2は一昔前に比べると、相当違いが出てきたな。
ちょっと前までは下位にいて当たり前だったクラブが普通に上位にいて、
印象としてはシャッフルされてるような感じすらするよ。

その一昔前を覚えていると、岡山が今強いんだなあと普通に感じます。
松本も強いというか「堅い」というイメージだ。
栃木も飛び出す可能性は感じるし、
京都や山形も地力でじわじわと順位を上げてきてもおかしくない。
長崎も去年の勢いを着実に自分たちの力に変えているようだし
(そうじゃなかったらもっと下まで落ちているはず)、
水戸もまだまだ可能性は充分ある。
千葉や札幌、大分も本来の力で一気に突き抜けてきても不思議はない。
福岡もポカをやる癖がなくなればじわじわと順位を上げてくる組に入るだろうし、
まったくプレーオフまで考えたら、どこが昇格するかまったくわからんな。
湘南と磐田以外(苦笑い)。

磐田はまだわからんという勝ち点だけど、やっぱり地力が段違いだし、
そろそろJ2での戦い方もわかってきただろうから、
ここから3位以下を引き離しにかかるんじゃないかと思っています。
去年のガンバやちょっと前のウチとかと同じで。
今年は湘南が落ちてくる気配がないから1位抜けは難しいかもだけど、
2位は確実に確保してくるんじゃないかな。

そして意外なところに北九州がいたのを忘れていた(笑)。
まったく知識がないからこれはいったい何事かと思ってしまって申し訳ない(照)。

今挙げなかったクラブは、ちょっと昇格は難しいか。
横浜FCあたりはいきなり確変起こして
プレーオフ圏内まで駆け上がってくるパターンもありそううだけど、他はちょっとな…
岐阜は早ければ来年、遅くとも3年後はわからないけど。
讃岐はがんばれとしか言えない。

一番心配なのは富山だ。
去年までを見て、悪いサッカーはしてなかったどころか、
すごく可能性を感じるサッカーをしてたから、
今年はもしかしたら6位以内は充分ありえるんじゃないかと思ってたもので…
でもこれは、本当にどうしてか誰にもわからないところはあるだろうな。
いろいろ理由を並べることはできるだろうけど、
それだったら他のクラブにだってあることだ、というものも多い。
なぜ富山だけという理由や原因は、なかなか見いだせないよ。
一応ウチからレンタルで行ってるという扱いの選手もいることだし(苦笑い)、
そうじゃなくても期待をしていただけに、まずはがんばって一勝して、
負のスパイラルから抜け出すきっかけを作ってほしい。

でも安間監督、さすがに解任なのかな…
たぶんクラブ関係者も、選手も、サポーターも、
誰も嫌ってもおらず非難する声もほとんどないという監督だと思うんだが、
それでも仕方のない事態というのもあるからな。
ウチも城福さんとそういうお別れをしたからよくわかるよ…

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